1.聖書が語る伝道の使命

伝道とは?
1.聖書の語る伝道の使命
2.証を通しての伝道って?
今の自分自身を知ろう!
セルフ・アセスメントシートより

イエス様のことを知らない人たちに自分の信仰を伝
えるのは個人的な責任だと思う。

イエス様のことを知らない人と知り合いになれる機会
を積極的に探す。

キリストをまだ知らない人達のために定期的に祈る。

信仰を分かち合うことについて自信がある。

イエス様のことを知らない人との会話の中でも神との
関係についてのトピックが多い。

まだ福音を聴いたことのない人に福音を伝えたいと
いう思いで心が一杯。

自分の信仰を分かち合うために神様が呼んでくださ
る所どこへでもいく決心がある。
1.聖書が語る伝道の使命
① 神様が私たちを造られた目的の中に
「キリストのようになる」
「キリストの似姿になる」
ということが含まれている。
「なぜなら、神は、あらかじめ知っておられる人々を、御子
のかたちと同じ姿にあらかじめ定められたからです。」
ローマ8:29
「私たちはみな、顔のおおいを取りのけられて、鏡のよう
に主の栄光を反映させながら、栄光から栄光へと、主と
同じかたちに姿を変えられて行きます。これはまさに、御
霊なる主の働きによるのです。」2コリ3:18
「愛する者たち。私たちは、今すでに神の子どもです。後
の状態はまだ明らかにされていません。しかし、キリスト
が現われたなら、私たちはキリストに似た者となることが
わかっています。なぜならそのとき、私たちはキリストの
ありのままの姿を見るからです。」1ヨハネ3:2
1.聖書が語る伝道の使命
② キリストに似る者として、まず、イエス様の使命が
何であったかを理解しよう。
A. 神様と人との関係の回復・和解
「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を
愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びるこ
となく、永遠のいのちを持つためである。」
ヨハネ3:16
「神は、キリストにあって、この世をご自分と和解させ…」
2コリ5:19
1.聖書が語る伝道の使命
② キリストに似る者として、まず、イエス様の使命が
何であったかを理解しよう。
B. 証をし、失われた人を救うため
「人の子は、失われた人を捜して救うために来たのです。」
ルカ19:10
「わたしは、真理のあかしをするために生まれ、このことの
ために世に来たのです。」
ヨハネ18:37
「ほかの町々にも、どうしても神の国の福音を宣べ伝えな
ければなりません。わたしは、そのために遣わされたので
すから。」
ルカ4:43
1.聖書が語る伝道の使命
③ キリストの使命を引き継ぐ使命
イエスの5大命令
イエスの5大命令
1. 「それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさ
い。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、また、わ
たしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを
教えなさい。見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたと
ともにいます。」マタイ28:19‐20
2. 「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさ
い。」マルコ16:15
3. 「その名によって、罪の赦しを得させる悔い改めが、エルサレムから
始まってあらゆる国の人々に宣べ伝えられる。」ルカ24:47
4. 「父がわたしを遣わしたように、わたしもあなたがたを遣わします。」
ヨハネ20:21
5. 「聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けま
す。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果て
にまで、わたしの証人となります。」使徒1:8
1.聖書が語る伝道の使命
④ 福音を伝えることは私たちの責任である。
1.聖書が語る伝道の使命
④ 福音を伝えることは私たちの責任である。
A. 福音を伝える使命は私たちの任意ではない。
「私が福音を宣べ伝えても、それは私の誇りにはなりませ
ん。そのことは、私がどうしても、しなければならないことだ
からです。もし福音を宣べ伝えなかったら、私はわざわいに
会います。」
1コリ9:16
1.聖書が語る伝道の使命
④ 福音を伝えることは私たちの責任である。
B. キリストの務めを引き継ぐ責任
「これらのことはすべて、神から出ているのです。神は、キ
リストによって、私たちをご自分と和解させ、また和解の務
めを私たちに与えてくださいました。」
2コリ5:18
1.聖書が語る伝道の使命
④ 福音を伝えることは私たちの責任である。
C. 神様の歴史におけるご計画は、私たちの使命が
達成されるかどうかにかかっている。
「この御国の福音は全世界に宣べ伝えられて、すべての国民にあ
かしされ、それから、終わりの日が来ます。」
マタイ24:14
「彼らは、いっしょに集まったとき、イエスにこう尋ねた。『主よ。今こ
そ、イスラエルのために国を再興してくださるのですか。』イエスは
言われた。『いつとか、どんなときとかいうことは、あなたがたは知ら
なくてもよいのです。それは、父がご自分の権威をもってお定めに
なっています。しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あな
たがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全
土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。』」
使徒1:6‐8
皆さんはなんと答えますか?
「私が自分の走るべき行程を走り尽くし、主イエスから受けた、
神の恵みの福音をあかしする任務を果たし終えることができ
るなら、私のいのちは少しも惜しいとは思いません。」
使徒20:24
2.証を通しての伝道って?
なぜ証をすることが大切なのだろうか?
2.証を通しての伝道って?
① 個人的な証は、最も説得力のあるコミュニ
ケーション方法
聖書も個人的な証で満ちている
ダビデ・井戸端の女・盲人・ペテロとヨハネ・パウロ・イエス
自分の証を伝えるように聖書は語る
「主に感謝して、御名を呼び求めよ。そのみわざを国々の
民の中に知らせよ。」詩篇105:1
2.証を通しての伝道って?
② 証の大切さ
個人的な経験を話すものだから、聞く人に理解しても
らいやすい。
2. 個人の証は、その人に著作権がある。だから、他の
人が口を挟む余地はない。
3. 人は個人的な話しを聞くことが好きだから、人から聞
いた個人的な話は忘れにくい。
4. 聞く人は、聞いた話に自分を結び付けて考えることが
多いから、話し手ともつながりができる。
5. 証はよりよい証明書。
1.
それぞれ個人の証が重要!
「あなたがたのうちにある希望について説明を求める人には、
だれにでもいつでも弁明できる用意をしていなさい。」
1ペテロ3:15
証をするときの注意点
正しい言葉を与えていただけるよう、
神に祈る。
それを紙に書く。
神は準備したことを評価してくださる。
要点を短くまとめる。
目標とする側面を見失わないこと。
簡潔にする。過剰になったり、
不要な詳細にとらわれない。
証しは3分以内に抑えるようにする。
多くの人に共通する経験に触れる。
人が共感を覚えるような、あなたの人生
のひとこまを共有する。
葛藤がなくなりはしないことを正直に話
す。あなたの人生は完全なものではな
いのだから。
回心したことで全ての問題が解決したよ
うなことを仄めかさない。
ほとんどの時間をパート4にかける
:キリストによって行われた変化。
あなたの証の4つのパート
1.キリストに会う前の私の人生はどのようなも
のだったか。
2.自分がキリストを必要としていることにどの
ようにして気付いたか。
3.どのようにして、自分の人生をキリストに委
ねたか。
4.自分の人生がどう変化したか。
自分の人生がどう変化したか
どんないいことを経験したり感じたりしたか?
どんな問題が解決したか?
あなたがよりよくなるためにイエスはどんな手
助けをしてくれたか?
それは、あなたと神の関係にどう役立ったか?
例えば、現在どんな経験をしているか?
ほとんどの時間をパート4にかける
:キリストによって行われた変化。
あなたがなぜキリストを受け入れたかを
強調する(そうすることの利点)
死んだあとの運命が明確化したことの
利点を述べる。
回心前の罪について誇張したり自慢し
たりしない。
他の宗教やその信者について否定的な
ことを言わない。
宗派について言及しない。
多くの聖句を引用しない。
(引用してもひとつに留める)
質問されていないことに答えない。
人生における具体的な変化の例をあげる。
具体的であればあるほど、あなたの証はよ
りダイナミックになる。
日付、名前、年齢は言わない。聞く人にとっ
て何の意味ももたないから。
準備を怠らない。自然に感じ、聞こえる
ようになるまで練習する。
声に出して読み、会話的になるよう編集
する。
友人に読んでもらい、意見を聞く。
冷静で、気取らず、普段のままの感じで
話す。
話を脚色したり、粉飾したりしない。
神秘的な経験を伝えない。自分のレベ
ルでなく、聞く側のレベルにあわせて伝
える。
相手を言い負かしたりしない。「説教じ
み」ない。
「あなたの」ではなく「私が、私に、私の」
という話し方をする。相手のことではなく
自分について話すのだから。
ユーモアを交える。聞く側の緊張を緩和
しリラックスさせる。笑顔を忘れない。
中心となるテーマを選択する。
中心となるテーマを選択する。
イエスを信じることで、解決されたこと
心配事、深い悲しみ、怒り・・・。
イエスを信じることで、得られたこと
心の平安、希望、人生の目的と意味・・・。
クリスチャン用語は使わない!
宗教色が強すぎる言葉と言えば・・・
未信者に証しする時に避けるべき表現方法
主をたたえます
神の祝福を頂いています
ハレルヤ!
アーメン
栄誉あることです
私は語られた
重荷を与えられた
証を聞く人のステージを見極める
人はどのようにキリストを信じるようになり、
成長するのか
-6
-5
-4
-3
-2
-1
自己満足、懐疑的、抵抗感、霊的無関心(抵抗段階)
人生において満たされない要求や虚無感を感じ始める(受容段階)
疑問に対する答や問題の解決策を捜し始める(探求段階)
自分とクリスチャンとの違いを考える(検討段階)
なぜ、どのようにクリスチャンになるのかを学ぶ(理解段階)
キリストを信じ、受け入れる準備が整う(準備段階) 機は熟した!
ゼロ地点:キリストにある新しい人生!
+1
+2
+3
+4
+5
受洗し教会メンバーと関係をもつ(メンバーシップ)
霊的成長に必要な習慣を身につける(成長)
神から頂いた才能を使って人に仕える(奉仕)
未信者に福音を伝える(伝道の使命)
人生の目的の為に生き抜いて神に栄光を帰す(礼拝)
人が次のように言うのは、
どの段階にいるときかクイズ!
「宗教は弱い人のための
杖みたいなものだと思うよ」
抵抗段階
「どうしたらクリスチャンになれるのか
教えてくれる?」
準備段階
「本当にもうこのストレスにはうんざりだ」
受容段階
「みんな天国に行くと思うよ」
抵抗段階 か 理解段階
「信仰についての本を読んでいるところだ」
探求段階
「クリスチャンはどうして
そんなに幸せそうなの?」
検討段階
伝道をするときの秘訣・・・
のようなもの。
いつでも伝えられるように
 自分の証を用意しておく。
 聖書の箇所を用意しておく。(参考資料)
 暗証しておくのが良い。
 ・・・できなかったら、しおりをはさんでたら良い。
 聖霊様に期待する。
 説得するのではない。
 福音は必ずしも聞き心地が良いものではない、
 聖霊様の働き以外に救われる人はいない。
日本人特有のもの
 聖書的神観を紹介する必要。
 罪の説明。
 悪の行動だけではないということ。
 生きる方向性、土台であるということ。
まず・・・
 その人を理解する。
 そのために、その人を知る、
 どんな状況にあるのか、問題は何か?
 共通の痛み、問題があるなら、その証ができる。
 その人に許可をもらう。
 家族、友人
 教会で初めて会った人
こんな可能性もあります
 ばったり系




飛行機の中
図書館
学校のオフィス
カフェテリア
 会話の中から自分がクリスチャンであること
をナチュラルに紹介する。
信仰告白の導き方
 イエス様を救い主として信じ、人生の主として
迎えたいか聞く。
もし、返事がイエスだったら・・・
 イエス様を自分の心と人生の中に迎え入れ
る祈りをするように促す。
祈りのたとえ
 神さま、わたしは罪びとです。
 あなたが、わたしの罪の代わりに十字架で死
んでくださり、よみがえってくださったことを信
じます。
 あなたをわたしの人生の主、救い主として信
じます。
 わたしの罪をゆるしてくださり、永遠の命を与
えてくださってありがとうございます。
あなたの応答の祈り
 神さま、○○さんの罪を赦してくださってあり
がとうございます。
 ○○さんは、あなたを人生の主、救い主とし
て信じました。導いてください。
 ○○さんがあなたの子供と今日なったことを
感謝します。
信じた後どうしたらいいの?
 具体的なことを伝える。
 聖書を読むこと。
 新約聖書から。
 読むときに、
 イエス様について何を学んだか?
 従うべき命令は何か?それに従う。
 聖霊様に分かるように祈る。
 祈ること。
 主にある交わり・礼拝に集うこと。
me
日本やほかのとこにいる家族。
頻繁に会う人、クラスメート
とか同僚。
自分にとって大切な友だち。
最近連絡とってない人。
知り合いとか親戚。
参考文献
•
「感染力の強いクリスチャンになる」
Becoming a Contagious Christian
ビル・ハイベルズ、マーク・ミッテルバーグ著(島田穂波訳)
福音社
•
「あなたも必ず伝道に成功する」
高木慶太著
吹田聖書福音教会発行