【別紙】 ソフトウェア要件

医療機能可視化システム導入事業
【別紙】 ソフトウェア要件
仕 様 項 目
調達物品に備えるべき技術的要件
BIツール
病床機能報告制度(全国47都道府県344医療圏7,270病院の335項目にわたるデータ)や、
DPCデータ(DPC病院の診療情報)等、①大量のデータを取り込み、②柔軟な集計を行い、
③非専門職でもプレゼンデーションできるようなわかりやすいレポーティングを行い、④担当
者間のリアルタイムな情報共有等ができる機能を持ったツール(ソフトウェア)であること。
1.
基本機能
1.1.
Webブラウザでの分析が可能であること。
1.2.
Excel,CSV,XMLなどのデータソースを取り込めること。
1.3.
データベースを別途用意しなくてよいこと
2
データ取り込み機能(大量のデータ取り込みと柔軟な集計)
2.1.
データを圧縮し,インメモリ技術で動作すること。
2.2.
1000万件以上の統計データを高速に処理する能力を有すること。
3
柔軟な分析システム
3.1.
基本技術として「連想技術」を有すること。
3.2.
3.3.
SQL,VBScriptなど広く利用されている言語の文法規則に準拠したスクリプト言語を有するこ
と。
複数のデータソースを1つのドキュメントで横断的に繋げることが可能であること。
3.4.
各種の条件を設定してシミューレーション的な検討ができること。
3.5.
統計結果を棒グラフ、円グラフなどダッシュボード画面で視覚的に表現する手段を有するこ
と。
地図表現機能
3.6.
3.6.1
地図,フロアマップなどを背景に,円グラフやヒートマップのような表現力を有する分析が
可能であること。
3.6.2
地図についてはベクターデータとしてGIS業界の標準フォーマットであるシェー
プファイル(Shape File)を利用できること。
4
データ蓄積
4.1.
定期的なデータの取り込み、蓄積ができること。
4.2
データの蓄積状況を監視し、データエラーについてはエラーメッセージが出ること
利用面
5
5.1.
EXCEL,CSVへのエクスポートが可能であること。
5.2.
ドリルダウン,スライスアンドダイスが可能であること。
5.3.
軸の切り替えが容易であること
5.4.
固定的なメニュー意外の自由分析ができること
5.5.
分析画面の項目をクリック後の応答時間が3秒以内であること。
6
管理面
6.1.
分析データ,画面の利用について,アクセス制御が可能であること。
6.2.
利用ユーザーの操作を監査ログとして取得できること。
6.3.
Webブラウザでの設定管理が可能であること。
6.4.
DirectoryServiceと連携したユーザーアカウント設定が可能なこと
6.5.
ユーザー数の増加・データ量の増加に対して、柔軟に対応できること
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【別紙】 ソフトウェア要件
仕 様 項 目
調達物品に備えるべき技術的要件
BIツール
7
検索ツール
7.1.
ログインID,パスワードを入力し,ログイン認証ができること。
7.2.
検索ツールの利用権限を職種別,ユーザ別に付与できること。
7.3.
情報検索
7.3.1.
検索条件指定機能
7.3.1.1
検索条件の値は等しい,等しくない,未満,より大きい,以下,以上,含む,含まない,前
方一致,後方一致,範囲,値あり,値なしから指定できること。
7.3.1.2
検索条件の値は範囲指定できること。
7.3.1.3
検索条件の値として,ISNULL(空白),ISNOTNULL(空白でない)指定ができること。
7.3.1.4
検索条件は複数指定できること。
7.4.
テンプレート設定機能
7.4.1
SQL文を直接入力してテンプレートを作成できること
7.4.2
テンプレート同士を結合させた,新たな検索テンプレートの作成ができること
7.4.3
検索条件を保存して後利用できること
7.4.4
検索結果の表示形式として,一覧形式若しくは,クロス集計形式の指定ができること
7.4.5
クロス集計指示時は,集計対象となる値の指定(合計,最大,最小,平均,件数)を行うこ
とができること
7.4.6
検索結果を一覧形式で表示する際は,結果表示項目単位に集計(合計,最大,最小,平均,
件数)結果を表示できること
7.4.7
クロス集計及び,リスト形式による集計結果を表示した際は,集計値の要素データを別画面
で参照することができること
8
セキュリティ機能
8.1.
8.2.
アクセスログ登録機能
検索ツールでログイン,検索指示,検索結果をダウンロードしたとき,アクセスログとして
サーバ登録日付,アクセス日時,操作者ID,アクセス端末名,IPアドレス,使用ツール名,
アクセス対象が記録できること
アクセスログ照会機能
8.2.1.
アクセス期間でアクセスログの絞込みができること
8.3.
端末制御
8.3.1
端末ごとにデータ検索可否制御ができること
8.3.2
端末ごとに検索結果のダウンロード可否制御ができること
8.1.1
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