宮崎県企業誘致コーディネート業務委託仕様書 1 目的 本県の特性に応じ、戦略的に企業立地を推進するため、各業界に関する知識や人脈等が豊富で、 分野を超えて幅広く企業にアプローチできる法人等に企業誘致コーディネート業務を委託し、関係 機関や取引開拓アドバイザー等と連携を取りながら、企業誘致活動の強化を図る。 2 業務名 宮崎県企業誘致コーディネート業務 3 委託期間 契約締結の日から平成29年3月31日まで 4 業務概要 (1) 内容 ① 宮崎県企業立地推進局及び宮崎県大阪事務所等の関係機関や取引開拓アドバイザー等と連携 をとりながら、製造業、試験・研究機関、情報サービス産業及び流通関連業の企業への訪問等 を行い、新規設備投資等の企業立地に関する情報収集や本県の立地環境のPRなどの誘致活動 を行う。 ② 各種展示会に参加し、各業界の最新の情報を収集するとともに新たな訪問先企業を開拓する。 (2) 訪問件数 月16件以上(同一企業への再訪又は展示会への参加を含む。) 5 実施方法 (1) 宮崎県企業誘致コーディネーター(本委託業務に従事する者のことをいう。以下「コーディネ ーター」という。)の選任 ① 受託事業者は、コーディネーターを選任したときはコーディネーター選任届出書(様式第1 号)及びコーディネーターの履歴書(様式任意)を県に提出し、承認を受けなければならない。 ② 受託事業者は、コーディネーターのうち県との連絡調整を行う責任者として宮崎県企業誘致 コーディネート業務責任者(以下「業務責任者」という。)1名を選任しなければならない。 ③ 受託事業者は、業務責任者を選任したときは、業務責任者届出書(様式第2号)を県に提出 し、承認を受けなければならない。 ④ 業務責任者又はコーディネーターを変更する場合は、業務責任者(コーディネーター)変更 届出書(様式第3号)を県に提出し、承認を受けなければならない。 (2) 活動地域 関西・中部エリア 主に宮崎県大阪事務所の管轄地域とする。 (3) 提供資料の活用 効果的な誘致活動を行うため、県が提供する各種パンフレット等を活用すること。ただし、部 数に限りがあるため、訪問先企業の役員・社員等へ直接手渡すことを原則とする。 (4) 活動報告書(企業別)の作成及びメール送信 ① 訪問した企業又は参加した展示会別に活動報告書(様式第4号)を作成し、活動した日から 概ね1週間以内に活動報告書の電子データを宮崎県大阪事務所(以下「担当県外事務所」とい う。)及び県企業立地推進局企業立地課の担当者にメールで送信すること。 ② 活動報告書に記載する内容は、地方進出の計画や新規設備投資の有無だけでなく、企業が抱 1 える地方進出に関する課題や行政に対する要望など別紙記載例を参考に幅広く記載すること。 ③ 各種展示会に参加した場合は、会の趣旨、主な参加者、名刺を交換した人物などを記載する こと。 ④ 活動報告書電子データのファイル名は「訪問日(西暦○○○○)_活動報告書(訪問した企業 名等)_(受託事業者名。略称でも可)」とする。 (9月1日に訪問した場合の例) 20160901_活動報告書(○○㈱)_(○○) (5) 活動実績書(毎月分) 1か月分の活動について、活動実績書(契約書様式第2号)を作成し、代表者印を押印の上、 翌月の10日までに県に提出すること。 (6) 実績報告書(委託期間全体) 上記3の委託期間満了後、平成29年4月20日までに実績報告書(契約書様式第4号)を作 成し、代表者印を押印の上、県に提出すること。 (7) 立地情報の報告 訪問した企業に地方進出の計画があり、本県が候補地となる可能性がある場合には、速やかに 担当県外事務所の担当者に電話又はメールにより報告すること(後日、活動報告書も提出するこ と。)。 (8) 定例会への出席 担当県外事務所が開催する定例会(概ね3か月∼6か月に1回程度)に参加し、業務の実施状 況を報告するとともに情報の共有を図ること。 6 委託料 (1) 月額定額分に係る委託料 ① 月額 173,340円(消費税及び地方消費税額12,840円を含む。) ② 定額分委託料に含まれる経費 ア コーディネーターの人件費 イ 旅費(ただし、県が実施する研修への参加及び地方進出を検討している企業が本県視察を する場合において県の求めに応じて当該視察に同行した場合は、別途支給する。) ウ 活動報告書、活動実績書及び実績報告書の作成等に係る経費 エ 企業情報の収集、アポイントメントの取付など企業誘致コーディネート業務に係る一切の 経費 ③ 定額分委託料の減額 下表左欄の期間別に訪問した件数(同一企業への再訪又は展示会への参加を含む。)を集計し、 下表中欄の基準件数に満たない場合は、その不足する件数に10,833円(消費税及び地方 消費税額802円を含む。)を乗じて得た額を下表右欄の減額の対象となる月の委託料から減 額して支払うものとする。 期 間 平成28年 8月∼ 基準件数 減額の対象となる月の委託料 9月 32件 平成28年 平成28年10月∼12月 48件 平成28年12月分 平成29年 48件 平成29年 1月∼ 3月 9月分 3月分 (2) 成果見合分に係る委託料 受託事業者が委託業務により訪問し、上記5(7)の立地情報を担当県外事務所に報告した企業が 上記3の委託期間内に本県への立地を決定したと県が認めた場合(ただし、受託事業者が当該企 業を訪問するより前に、担当県外事務所又は県企業立地推進局の職員が当該企業が本県への立地 2 を検討又は決定していることを把握していた場合を除く。)は、立地1件につき162,000円 (消費税及び地方消費税額12,000円を含む。)を成果見合分に係る委託料として支給する。 なお、立地を決定した場合とは、次のとおりとする。 ① 企業から宮崎県企業立地促進要綱(平成19年7月1日商工観光労働部企業立地推進局定め) 第3条第1項第 1 号に規定する立地企業認定申請書(以下「認定申請書」という。)が県に提出 され、受理された場合 ② 企業から県に認定申請書の案が提出されるなど認定申請書を提出する意思があると確実に認 められ、かつ、当該企業が本県において従業員の募集などの採用活動を開始し又は不動産物件 の売買若しくは賃貸の仮契約を行うなど本県への立地に向けた具体的な動きがあると県が認め た場合 7 留意事項 (1) 訪問件数については、上記4(2)のとおり月16件以上で同一企業への再訪を含むこととしてい るが、特定の企業を頻回に訪問しないこと。 (2) 企業訪問においては、地方進出の計画や新規設備投資の有無だけでなく、企業が抱える地方進 出に関する課題や行政に対する要望など幅広く企業立地に関する情報の収集に努めること。 (3) 契約書及び本仕様書に定めのない事項や細部の業務内容等については、県と協議して決定する ものとする。 3 様式第1号 コーディネーター選任届出書 平成 宮崎県知事 年 月 日 殿 所在地 名 称 代表者 印 宮崎県企業誘致コーディネーターを下記のとおり選任しましたので、届け出ます。 記 ふりがな 氏 名 生年月日 年 月 日 役 職 名 電話番号 E-mail 選任年月日 平成 年 月 日 ※複数選任する場合は、別紙に記載可。 ※履歴書(様式は任意)を添付すること。 生 様式第2号 業務責任者選任届出書 平成 宮崎県知事 年 月 日 殿 所在地 名 称 代表者 印 宮崎県企業誘致コーディネート業務責任者を下記のとおり選任しましたので、届け出ま す。 記 ふりがな 氏 名 生年月日 年 月 日 役 職 名 電話番号 E-mail 選任年月日 平成 年 月 日 生 様式第3号 業務責任者(コーディネーター)変更届出書 平成 宮崎県知事 年 月 日 殿 所在地 名 称 代表者 印 宮崎県企業誘致コーディネート業務責任者(コーディネーター)を下記のとおり変更し ましたので、届け出ます。 記 1 変更前 ふりがな 氏 2 名 変更後 ふりがな 氏 名 生年月日 年 月 日 生 役 職 名 電話番号 E-mail 変更年月日 平成 年 月 日 ※コーディネーターを変更した場合は、履歴書(様式は任意)を添付すること。 様式第4号 活 動 報 告 書 受託事業者名: 記録者: 訪問日時 平成 企業名等 所 在地 応 対者 県同行者 訪問目的 会社概要 ○ 訪問結果 ○所見 年 月 日( ) : ∼ : <記載例> 様式第4号 活 動 報 告 書 受託事業者名:㈱○○ 記録者:○○ ○○ 訪問日時 平成28年○○月○○日(○)○○:○○∼○○:○○ 企業名等 ○○○○株式会社 所 在 地 東京都○○区○○ 応 対 者 代表取締役社長 ○○ ○○、経営戦略部 部長 ○○ ○○ 県同行者 なし 訪問目的 誘致活動(情報収集・立地環境PR・展示会参加など) 会社等 設立:昭和○○年設立、資本金:○○○○万円、社員数:○○人、事業内容:ソフトウ ェア開発(WEB制作、カスタマーセンター、自動車部品製造など) 概要 ○ 訪問結果 <企業訪問の場合> ・ ○○県○○市に事務センターがあり、社員も順次増えて○○人となり手狭となったため、来期 に向けて地方進出を検討しているが、次の拠点はある程度の都市圏が候補にあがっている。 ・ 地方ではプログラマーの採用は厳しいと感じている。Uターン採用に関する助成や支援制度が あれば地方に進出するメリットもある。 ・ 物流施設の設立・運営には数百人の人手が必要で、設立には人材確保が条件となるが、○○地 方は人口が少ない。 ・ 当社は生産拠点が海外に偏りすぎており、国内での新規工場建設について議論されることがあ る。しかし、人件費や初期費用などを考慮すれば、やはり国内より海外の方にメリットがある。 ・ 複数候補がある中で宮崎県の助成制度は充実しており、一度視察に伺いたい。 <展示会の場合> ・ 医療機器の開発、製造に係る展示会に参加。新たに医療分野に参入した中小企業も多数出展。 名刺を交換した方は次のとおり。 ○○○○㈱ 代表取締役社長○○ ○○、㈲○○○○ 総務部長 ○○ ○○ ○所見 ・現在、外部委託している事業について内製化を検討しており、地方進出の可能性もある。 ・既に、○○県○○市への新規工場建設が決定しており、当面、新規案件の計画はない。 ・宮崎県への視察を希望しており、近日中に宮崎県東京事務所の職員と再訪する。 様式第5号 活 動 実 績 一 覧 名 称: 【平成28年度】 No. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 日付 曜日 訪問先等 所在地 訪問目的 備考 契約書様式第2号 平成 年 月 日 活 動 実 績 書 所在地: 名 称: 代表者: 印 【平成 年 月分) No. 日付 曜日 訪問先等 所在地 (㈱○○、○○展など) (市区町村まで) 訪問目的 備考 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 ※1 所在地は、市区町村まで記載すること。 ※2 各種展示会に参加した場合は、「訪問先等」欄に名称、「所在地」欄に会場名を記載すること。 契約書様式第4号 実績報告書 平成 宮崎県知事 年 月 日 殿 所在地 名 称 代表者 平成28年 月 日付けで締結した委託契約書第11条第1項の規定により、実績 を下記のとおり報告します。 記 1 訪問件数 件 (内 訳 ) 企 業 展示会 2 成果 3 課題・問題点等 4 その他 印 件 件 添付書類:活動実績一覧(仕様書様式第5号)
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