委員からの主な意見と質問及び市の回答

「第2次大分市商工業振興計画計画」についての意見・質問
意見・質問
回答
現行計画策定の際にリーマンショックが起こり、色んな背景が変わ
るなかで、計画内に盛り込めなかったこともあった。
平成28年熊本地震の問題は産業の基盤に関わる問題であるが、
市の政策に変更はあるのか。
また、計画内に迅速に反映させることはできないのか。
商工業振興計画は商業振興という形でまとめているが、市の中に
は地域防災計画など多くの計画がある。
今回の地震で、これから見直しが図られると考えられるが、連携し
た上で第2次計画にも反映させたい。
東海地方では、家の中で棚が倒れないよう固定したり、備蓄を優 耐震化工事等の分野については、今後ニーズが高まるものとして
先的に行っている。中小企業もその分野に照準を合わせて家庭に 、第2次策定委員会へ提言していく。
進めていくなどすると、活性化の基本になりうる。
地震等が起こりうることを踏まえると、早く計画へ具体的に盛り込 迅速な対応を進めさせていただく。
めると良いが、遅れた場合は計画に盛り込めなくなる。
ある程度意思疎通が固まり次第で関係企業へ方向性を提示すれ
ば連携ができるのでは。
平成28年度大分市商工業振興計画推進外部委員会 意見・質問
項 目
意見・質問
回答
セミナーを実施している事業が多いが、セミナーのテーマはどこで決め アンケート等を取りながら決めている。
られているのか。
事業番号3
「創業支援セミナーや講演
(上記回答を受け)世界的な潮流や多くの情報は国、県、市が把握して そのようにしていく。
会の実施」ほか
いるので、アンケート結果等と併せて、整合的にテーマを決めていって
ほしい。
事業番号8
内容を見ても「ニーズがない」などが続き、判定も「その他 D」となって
いる。この事業については、引き続き第2次計画にも盛り込むのか。
引き続き意向調査を行っていくが、第2次計画内の項目としては掲げな
い予定である。
平成27年度の評価はなぜ「その他 D」のなか。
新たな事業を制定した点では一定の評価はできるといえるが、その中
にも実績が0件のものがあるので、そういった面を踏まえ「その他 D」と
している。
「新工業団地に
ついての調査・研究」
事業番号15
「特色ある企業の紹介・PR」
鶴崎商店街の青年部の方がソーシャルネットワークを良く利用されてい 今後の方針として、若手商業者との意見交換の場を充実させていくが、
る。他の商店街の方にもフィードバックしたり、連携を取っていけば、若 こちらから年次計画を立てて意見交換するとともに、今後どのように充
い方のさらなる魅力が出ると思う。
実させていくか検討する。
事業番号23
「各商業団体主催事業の支 「リーダーの育成」については、もう少し具体的な事業を入れたほうが良 意見交換会を開くなかで、取りまとめ等を行う人材が輩出されることを
援とリーダーの育成」
い。
期待するとともに、若手経営者の意見を聞き、新たな施策を検討する。
2019年にラグビーワールドカップが開かれ、海外客が増えた場合、商店 ハード整備の面ではWi-Fi環境、免税一括カウンター、免税店マップの
街が窓口となりうるが、海外客へ向けた接客の環境づくりについて、市 作成など形が整ってきているが、指摘のあった外国語対応、接客支援
事業番号25
等は今のところ事業としてはなく、商店街、有志の方がそのような取組
「快適な買物環境の整備」 から指導等があるとありがたい。
及び
事業番号29
「地域ブランドの育成」
また、ラグビーワールドカップに向けたお土産・産品作りは急にはできな をするというのであれば、商店街活性化事業等の補助金等で支援する
いことであり、今から考えていく必要がある。
ことは可能である。
今後どのようにすれば効率よく支援できるかについて、ご意見を頂きな
がら検討する。