不正・経済犯罪セミナー

不正・経済犯罪セミナー
「アジア進出企業が直面する危機」
~インド・タイそれぞれの現状を踏まえて~
この度、PwCアドバイザリー合同会社では、不正・経済犯罪セミナー「アジア進出企業が直面する
危機 ~インド・タイそれぞれの現状を踏まえて~」を開催することになりましたので、ご案内申し上
げます。
近年、アジアの投資先において、コンプライアンス・内部統制上の問題が顕在化する日系企業が増
えています。製造、金融などを含む幅広い産業に属する企業において、不正行為により年に平均
して数億円もの損害を被っていると言われています。さらに損害は金銭面だけに留まらず、風評被
害や顧客の喪失など多方面に影響を与えています。また、アジアでは、依然として、贈収賄行為と
いった問題も後を絶ちません。
本セミナーでは、インドとタイの事例を踏まえて、不正リスク管理の手法・情報とともに、調査の現場
で得られた最新の動向をご提供します。今回は、PwC Thailand、PwC India そして、西村あさひ法
律事務所から講師を招き、実例を用いながら貴社の実務に役立つ情報をご紹介いたします。
積極的に海外進出し、成長を続ける日本のグローバル企業にとって、不正リスク対策や危機管理
対策は、もはや会社の義務であり、必要不可欠なものとなります。
皆様におかれましてはご多忙中とは存じますが、万障お繰り合わせの上ご参加頂きますようお願い
申し上げます。
開催概要
日 時:
2016年7月27日(水)13:30-17:00 (13:00 受付開始)
場 所:
PwCアドバイザリー合同会社 セミナールーム
東京都中央区銀座8-21-1 住友不動産汐留浜離宮ビル22F
参加対象:
海外に進出されている/進出を検討されている企業の法務部門、
コンプライアンス部門、リスク管理部門に所属されている方
*上記対象者を優先とさせて頂き、同業者の方からのお申し込みはお断りいたします。
定員:
100名 ※お申し込み多数の場合は、抽選とさせて頂きます。
言語:
日本語・英語(同時通訳付き)
参加費:
無料(事前登録制)
お申し込み:
下記のウェブサイトよりお申し込みをお願いいたします。
http://www.pwc.com/jp/seminar6
お問い合わせ:PwCアドバイザリー合同会社 セミナー事務局 担当:沓澤
E-mail :[email protected]
■個人情報の取り扱いについて
お申し込みの際にご記入いただきました個人情報は、PwCアドバイザリー合同会社のプライバシー・ポリシーに従って適切に管理いたします。詳細
の取り扱いについては、PwCアドバイザリー合同会社のウェブサイトの個人情報保護方針(http://www.pwc.com/jp/ja/advisory/privacy.jhtml)をご
覧ください。
プログラム
※プログラム内容、講演者については変更となる場合がございます。予めご了承ください。
時間
講演内容
講演者
13:00
開場・受付開始
13:30-13:40
開会のご挨拶
本日のスピーカーのご紹介
PwCアドバイザリー合同会社
佐々木 健仁
13:40-14:25
【Part 1】
アジア進出企業が直面する危機
PwCアドバイザリー合同会社
ホンマ シン・池田雄一
14:25-14:35
休憩
14:35-15:20
【Part 2】
タイにおける不正事例
タイに進出する企業が直面する不正事例
PwC Thailand
Vorapong Sutanont
15:20-16:05
【Part 3】
インドにおける不正事例
インドに進出する企業が直面する不正事例
PwC India
Arpita Pal Agrawal
16:05-16:15
休憩
16:15-17:00
【Part 4】
インドのコンプライアンス・紛争解決の実務
17:00-
ネットワーキング
西村あさひ法律事務所
弁護士 久保光太郎
講演者の紹介
佐々木 健仁(Takehito Sasaki) PwCアドバイザリー合同会社 パートナー
PwC Japanのフォレンジックサービス担当パートナーを務めており、不正会計や贈収賄の調査、コンプライアンス、訴訟支援および
財務諸表分析等に関し、優れた経験と知識を有している。これまで数多くの案件でフォレンジックチームを統括し、企業のトップマ
ネジメントや弁護士に有益な助言を提供。またPwC Japanの事業再生チームの担当パートナーも兼任しており、不良債権分析、事
業再生についても長年の実績を有している。
ホンマ シン (Honma Shin) PwCアドバイザリー合同会社 ディレクター
PwC米国においてフォレンジックの専門家として13年の経験を有し、2013年5月より現職 。主にFCPA(海外腐敗行為防止法)関連
の案件を専門とする。企業の法務やコンプライアンス部門に対し、多くの複雑な不正調査または贈賄事件に関する助言を提供。テ
クノロジー、エネルギー、テレコム、ヘルスケアなどのさまざま業種にクライアントを持ち、クロスボーダーの案件を多く手掛けている。
池田 雄一 (Yuichi Ikeda) PwCアドバイザリー合同会社 シニアマネージャー
海外訴訟および海外規制当局の調査によって生じるeディスカバリー、および不正調査などにもしばしば用いられるデジタル・フォ
レンジックスを専門としている。製造業、金融機関、医療機器・製薬、商社などさまざまな業界において日本企業が直面する内部不
正の調査対応から、海外訴訟、海外規制当局によるカルテルや海外腐敗行為の調査など世界各国との連携が必要となる複雑なク
ロスボーダー案件まで、幅広い分野での経験を有する。
Vorapong Sutanont (ヴォラポン スタノン) PwC Thailand パートナー
タイ有数の不正調査、防止の専門家として14年以上の不正調査、不正防止および検知プロジェクトで数々のタイ進出日系企業を
支援。担当プロジェクトの中には数億円にも上る会計不正、資産の不正流用、賄賂、キックバック、および保険金詐欺の調査も。調
査結果は法廷でも使用され、自身も法廷で証言。2009年にタイに移住以前は、PwC US シカゴオフィスにてディレクターとしてフォ
レンジックサービスに7年間従事。自動車、電子、金融、保険、エネルギー、テクノロジー、消費財分野においてFortune 500企業や
中堅企業に対し、不正検知や企業の係争問題に関する多分野のコンサルティングサービスを提供。
Arpita Pal Agrawal (アルピタ パル アグラワル) PwC India パートナー
PwCインドのフォレンジックチームのリーダーの一人として、業界を問わず多くの不正調査、不正リスクマネジメントおよび紛争アドバ
イザリープロジェクトを指揮。その業務範囲は、サイバー犯罪、証憑の偽造、賄賂・汚職、資産の横領、キックバック、不正表示、不
正な業者選定、売上操作、コンプライアンス違反など、多岐に亘る。特に、潜在的不正リスクの特定と会計データなどに潜む異常を
検知するデータ分析に強みを持っており、企業の業務統制上の弱点や不正の兆候の検知など、不正防止プロジェクトの経験も豊
富に有している。
久保光太郎 (Kotaro Kubo) 西村あさひ法律事務所 弁護士 パートナー
2001年、弁護士登録。2008年、コロンビア大学ロースクールLL.M.修了。2009年~2010年、インド・ニューデリーのアマルチャンド・
マンガルダス法律事務所(名称は当時)出向。2010年から6年間、シンガポールに駐在し、2012年以降は西村あさひ法律事務所シ
ンガポールオフィス共同代表を務める。2016年4月、9年ぶりに日本に帰任した後も、インド、シンガポールを中心としたアジア新興
国のM&A、危機管理、コンプライアンス案件に注力する。「東南アジア諸国およびインドの汚職リスク対策」、「海外子会社と海外取
引のコンプライアンス違反・不正調査法務ハンドブック」など執筆多数。
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