帆走指示書 - 日本セーリング連盟

第 70 回兵庫県民体育大会・第 65 回奈良県民体育大会
2016 年テクノ 293 クラス兵庫選手権
帆走指示書
場
所
兵庫県西宮市:甲子園海浜公園及び甲子園海浜公園沖
期
日
2016 年 7 月 9 日(土)
共同主催
奈良県、奈良県教育委員会、
(公財)奈良県体育協会、奈良県セーリング連盟、
兵庫県、兵庫県教育委員会、(公財)兵庫県体育協会、兵庫県セーリング連盟
協
力
sea you
1.適用規則
1.1 本大会は「セーリング競規則」に定義された「規則」を適用する。
1.2 付則Bを適用する。ただし、規則B4-43、B5、B7 及びB8 は適用しない。
1.3 規則 40『個人用浮揚具』を次のとおり変更する。
「水上にいる間、衣類又は個人用装備を一時的に変えたり整えたりする場合を除き、競技者は個人用浮揚
用具を着用しなければならない。ウェット・スーツとドライ・スーツは、個人用浮揚用具ではない。」 この
項は規則第4章前文を変更している
2.競技者への通告
競技者への通告は、大会本部に設置された公式掲示板に掲示される。
3.帆走指示書の変更
3.1 帆走指示書の変更(レース日程の変更を含む)は、それが発効する当日のスタート予定時刻の 60 分前まで
に掲示される。
3.2 海上において変更する場合は、予告信号前にL旗を掲揚したレース委員会艇から口頭で指示する。
4.陸上で発せられる信号
4.1 陸上で発せられる信号は、大会本部のポールに掲揚される。
4.2 音響1声とともに掲揚される「D旗」は、「予告信号はD旗掲揚後 30 分以降に発する。艇は、この信号が
発せられるまで、ハーバーを離れてはならない」ことを意味する。
4.3 予告信号予定時刻の 30 分前までに「D旗」が掲揚されない場合、そのレースのスタートは時間の定めなく
延期されている。
5.レースの日程
5.1 レース日程とレース回数
日
程
7 月 9 日(土)
成年男子国体ウインドサーフィン級
成年女子国体ウインドサーフィン級
3 レース
5.2 最初のスタートの予告信号の予定時刻
7 月 9 日(土) 11:25 最初の予告信号の予定時刻
5.3
1 つのレースまたは一連のレースが間もなく始まることを艇に注意喚起するために、予告信号を発する
最低 5 分以前に、音響信号とともに、オレンジ色のスタート・ライン旗を掲揚する。
6.クラス旗
クラス旗は、下記を用いる。
クラス
国体ウインドサーフィン級
旗
国体ウインドサーフィン級旗
7.レース・エリア
添付Aにレース・エリアの位置を示す。
8.コース
8.1 添付Bの見取り図はレグ間のおおよその角度、通過するマークの順序及びそれぞれのマークを通過する側
を含むコースを示す。
8.2 予告信号以前にレース委員会の信号艇にマーク 2 からマーク1へのおおよそのコンパス方位を掲示する。
9.マーク
9.1 マーク1、および4はオレンジ色の円筒形のブイである。
9.2 スタート・マークは、スターボードの端に位置するレース委員会信号艇とオレンジ色の球形のブイである。
9.3 フィニッシュ・マークは、スターボードの端に位置する青色旗を掲げたレース委員会艇とポートの端にある
オレンジ色の球形のブイとする。
10.スタート
10.1 スタート・ラインは、スタート・マーク上にオレンジ旗を掲揚しているポールのコース側の間とする。
10.2 予告信号が発せられていない艇は、他のレースのスタート手順の間スタート・エリアを回避しなければな
らない。
10.3 スタート信号の4分より後にスタートする艇は「スタートしなかった」と記録される。この項は規則 A4 を
変更している。
11.コースの次のレグの変更
スタート後次のレグを変更は行わない。
12.フィニッシュ
フィニッシュ・ラインは、フィニッシュ・マーク上に青色旗を掲揚しているポールと、ポートの端にある
フィニッシュ・マークのコース側の間とする。
13.ペナルティー方式
13.1 指示 17.2 に違反した艇には、審問なしに、PTPと記載し、規則 44.3 (c) に規定された計算による20%の得点のペ
ナルティーを違反が行われた直近のレースに課す。これは規則 63.1 及び規則A5 を変更している。
13.2 プロテスト委員会は指示 10.2、17、18、19、20、21、24、レース公示、クラス規則、規則 77 及び付則 G の
規則違反に対するペナルティーを失格より軽減することができる。
14.タイム・リミット
14.1 タイム・リミットと目標時間は、次のとおりとする。
クラス
タイム・リミット
1 マークの
目標時間
タイム・リミット
国体ウインドサーフィン級
40 分
15 分
25 分
マーク 1 のタイム・リミット内に 1 艇もマーク 1 を通過しなかった場合には、レースを中止する。目標時
間通りとならなくても、救済の根拠とはならない。これは、規則 62.1(a)を変更している。
14.2 先頭艇がコースを帆走して、フィニッシュ後 10 分以内にフィニッシュしなかった艇は、「フィニッシュし
なかった」と記録される。この項は規則 35、A4、A5 を変更している。
15.抗議と救済要求
15.1 抗議書はレース・オフィスで入手できる。抗議は抗議締切時間内にレース・オフィスに提出しなければな
らない。
15.2 抗議締切時間は、その日の最終レースに最終艇がフィニッシュした後、またはレース委員会が、本日これ
以上レースを行わないという信号を発した後、どちらか遅い方から 60 分以内とする。同じ抗議締切時間をレ
ース委員会とプロテスト委員会によるすべての抗議と救済要求に適用する。これは、規則 61.3、62.2 を変更
している。
15.3 競技者による救済要求の提出期限は、抗議締切時間内、または当該のケースから 60 分のいずれか遅い方と
する。これは規則 62.2 を変更している。
15.4 指示 10.2、17、18、19、20、21 及び 24 の違反は、艇による抗議の根拠とはならない。この項は、規則 60.1(a)
を変更している。これらの違反に対するペナルティーは、プロテスト委員会が決めた場合は、失格より軽減
することができる。
15.5 審問の当事者であるか、または証人として名前があげられている審問にかかわっている競技者に審問のこ
とを知らせる通告するために、抗議締切時刻後 30 分以内に通告を掲示する。
15.6 審問の再開の要求は、判決の通告を受けてから 20 分以内とする。これは、規則 66 を変更している。
16.得点
16.1 大会が成立するためには、1レースを完了することを必要とする。
16.2 指示 10.2、17、18、19、20、21 及び 24 の違反は、艇による抗議の根拠とはならない。この項は、規則
60.1(a)を変更している。
16.3 艇の得点は、実施された全てのレースにおけるその艇の得点とし、同事に開催される全ての大会の参加艇も含め
た得点とする。この項は、規則A2 を変更している。
17.安全規定
17.1 競技者は衣類または個人装備を一時的に替えたり整えたりする間を除き、出艇してから帰着するまでの間、
個人用浮揚用具(ライフジャケット)を着用していければならない。これは、規則第 4 章前文及び規則 40 を
変更している。
17.2 チェックインとチェックアウト
(1)当日のレースに出走しようとする艇は、受付を行うこととする。受付を行うことにより出艇申告を行ったものとす
る。
(2)荒天の場合を除き、帰着申告は行わない。荒天時においては、口頭により確認を行う。
(3) リタイアした艇はできるだけ早くレース委員会(レース・コミッティー・ボート)に伝えた後、速やかにコースエリア
から離れなければならない。
17.3 レース艇が救助を要請する場合は、レース委員会艇が近づいた際、手のひらを開き、これを振って合図する
こと。救助を拒否する場合は、握った手を振ってその意思を知らせなければならない。
17.4 レース委員会はレース艇が帆走不能もしくは危険な状態にあると判断した場合は、リタイアを命じ、救助
を行うこともある。その際は、レース委員会の指示に従わなければならない。
18.乗員の交代と装備の交換
18.1 乗員の交代は、認めない。
18.2 損傷または紛失による装備の交換は、レース委員会の承認なしでは許可されない。交換の要請は最初の適
当な機会にレース委員会に行わなければならない。
19. 支援艇
支援艇は認めない。
20.ごみの処分
艇は、ごみを海中に捨ててはならない。ごみは、レース委員会艇に渡してもよい。
21.賞
21.1 県民体育大会参加艇の成年男子、成年女子の各県第1位の艇を第 71 回国民体育大会代表選手として推薦す
る。
21.2 テクノ 293 クラスの上位 3 艇に賞状を授与する。
22.責任の否認
このレガッタの競技者は、自分自身の責任で参加する。規則 4「レースをすることの決定」参照。主催団体
は、レガッタの前後、期間中に生じた物理的損害または身体障害もしくは死亡によるいかなる責任も負わな
い。
別添A
別添B
①
【コース】
スタート - 1 - 4 - 1 - 4 - フィニッシュ
④
○
110~120°