平成27年第2回 ジェネリック医薬品促進通知 対象者アンケート結果(PDF

2016年6月27日
JVCケンウッド健康保険組合
平成27年第2回 ジェネリック医薬品促進通知 対象者アンケート結果
日頃は健保事業の運営にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。
JVCケンウッド健康保険組合では、医療費を適正化する目的で平成24年11月以降、年に2回の割合でジェネリック
医薬品促進通知書 (以下、促進通知)を配布させていただき、皆さんが医療機関や調剤薬局で投薬されたお薬の中で、
ジェネリック医薬品に切替出来る医薬品を抽出し、ジェネリック医薬品に切り替えた場合、どのくらい金額が安くなる
のか個別にお知らせしています。
送付した促進通知書により、ジェネリック医薬品に切り換えられた該当者の医療費金額の効果として、毎年度、約
1,000万円のお薬代の削減効果が出ています。
今回のアンケート結果は、昨年、12月に促進通知書を配布した際にお願いしましたアンケートの結果の中から、皆様
からいただいたご意見や、ご要望をQ&A方式で報告します。(74名の回答)
お忙しい中、アンケートのご協力ありがとうございました。
皆様からお寄せいただいた貴重なご意見等は、今後の事業の参考にさせていただきます。
質問⑤については、お寄せいただいたご意見を抜粋し、2~3ページに記載させていただきましたので、ご覧ください。
以 上
平成27年第2回目ジェネリック医薬品促進通知書
アンケート内容と結果報告
1. ジェネリック医薬品でお薬代が節約出来る事を知っていますか?
知っている(73名) 知らない(1名)
2. ジェネリック医薬品に切り換え、医療費を節約していきたいですか?
変えたい(58名)
変えたくない(16名)
3.ジェネリック医薬品への切替えに不安はありますか?
ある(39名)
ない(35名)
4.ジェネリック医薬品促進通知書によって、差額金が分かるのは助かりますか? 助かる(58名)
5.ジェネリックに関するご要望やご意見などありましたらお書きください。
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→2~3ページ参照
変わらない(16名)
アンケートに寄せられた皆さんの声
質問 5 「ジェネリックに関するご要望やご意見がありましたらお書きください。」の質問にお寄せい
ただいた皆さんからのご要望に対する回答です。
ジェネリックに関するご意見
Q1.評判の良いジェネリックの製薬会社を教えてほしい。
A1.当健保には医薬品を取り扱っている製薬会社の情報はございませんので、特定の製薬会社を
推奨、または情報の提供は出来兼ねます事をご了承ください。但し、健保ホームページ内の
ジェネリック医薬品のコンテンツ項目内に「役に立つかんじゃさんの薬箱」の掲載がありま
す。ジェネリック医薬品を積極的に取り入れている医療機関の紹介や、お住いの近くのジェ
ネリック利用の医療機関を探す事が出来ますので、以下を是非、ご活用下さい!
http://www.generic.gr.jp/
Q2. 重い病気にジェネリックを使用する事に不安を感じます。ジェネリックを推奨
するのではなく、
「このようなデータがあるからジェネリックは安全です」とい
う証拠を示してから推進してほしい。
A2 .ジェネリック医薬品の安全性を求める声が多く寄せられていますので、厚生労働省が掲げて
おりますジェネリック医薬品について説明させていただきます。
医薬品には先発医薬品(新薬)と後発医薬品(ジェネリック医薬品)の2種類があります。先
発医薬品は、医薬品メーカーによって最初に開発され、国の承認を得て発売された薬で、いわ
ゆる新薬と呼ばれています。独占的に製造・販売が出来る特許期間があり、特許が切れた後、
厚生労働大臣の承認を得れば、他のメーカーでも製造・販売が出来るようになります。一方の
後発医薬品は「ジェネリック医薬品」と呼ばれ、新薬と同じ有効成分で造られ、分量、用法、
用量、効能、効果が同じ医薬品として申請されます。効き目や安全性が新薬と同等であること
を条件に、国の定めた厳格な医薬品としての品質基準を満たした上で、審査機関である独立行
政機器総合機構(PMDA)において、提出された試験結果をもとに、先発医薬品とジェネリ
ック医薬品が同レベルの品質、有効性、安全性を有するかどうか厳格な審査を行われます。薬
事法で定めた「申請資料の信頼性の基準」に基づき、適合性調査として、データのチェックが
なされ、データの信頼性が厳格に確認されており、厚生労働省から製造が認可され、有効性や
安全性については十分に検証され、販売されています。
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Q3.ジェネリック医薬品促進通知は参考になるが、経費が発生すると思う。
A3.ジェネリック医薬品促進事業は年2回行っており、費用も発生しますが、皆様の切替えのご協
力により年間、約 1,000 万円の医療費削減に繋がり、促進事業の費用を上回る効果が出てお
ります。厚生労働省の推奨もあり、ジェネリック医薬品に変えた場合、どのくらい自己負担額
が軽減出来るか、通知該当者の皆様に情報を提供し、医療費負担の軽減と医療費の適正化に力
を入れて参ります。
Q4.いつもジェネリックを希望して、処方してもらっているのに通知書をもらってる
事に疑問を感じている。
A4.ジェネリック医薬品の通知対象者は、促進事業を実施する度に、半年毎に受診対象月を設定
し、処方された薬剤がジェネリック医薬品に切り替えが可能で、変更した場合に 1,000 円
以上削減出来る方を対象としています。既にジェネリック医薬品に切り換えていらっしゃる
場合でも、受診対象月内(半年間)の中で処方されたお薬の中に、ジェネリック医薬品に切り
換えられる先発医薬品の処方実績がある場合は、促進通知対象者として抽出され、通知が送
付されますことをご了承ください。
★ジェネリック医薬品を希望される場合、医師や薬剤師へ相談しましょう!
どんな薬でも、人によって、合う、合わないといった効果の違いがみられます。
これは、新薬やジェネリック医薬品、市販薬でも同じことがいえます。
そのため、自分の体に合った薬を選択されることが大切です。切替えを希望される場合はか
かりつけの医師や薬剤師へ相談されたうえで、納得されてから利用されることをお勧めしま
す!
その他のご意見として、人間ドックや、健診、健康増進に関するご意見がありましたので、次の
機会に掲載させていただきます。
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