山の学校 - グランパース

山
登山の医学
「山の学校」って?
の学校
山歩きに100%の安全を求めるのは無理です。
しかし、ちょっとした知識や技術を身につけることで
安全性を高めることは可能です。そして、それは登
山者として必要なことではないかと思います。
安全で楽しい山歩きを続けるためのお手伝い
が、ほんの少しできればと思います。ときには、専
門の方をお招きして、山歩きに必要な技術や知識
を学べる場にしていきたいと思います。
「熱中症と高山病とファーストエイド」
熱中症と高山病とファーストエイド
今回の【登山の医学】のテーマは、「熱中症と高山病とファーストエイド」です。
今回は、講師に国際認定山岳医の香川茂雄氏をお招きして実技を交えた講義になります。
国際認定山岳医とは、「高所医学、山岳医学、旅行医学等に関する高度な医療知識のみならず、山岳環
境でのサバイバルやレスキューに関する十分な技術があり、山岳救助関係者と共に活動ができ、万一の場
合には、単独で下山できるレベルの登山技術が求められる」お医者さんのことです。
認定山岳医には国内と国際があり国際山岳医ともなるとエベレストの登山隊からも同行を求められるほど
の資格で、芸能人のイモトさんや三浦雄一郎さんの遠征に同行されていた大城和恵女医が有名です。
現在、国際認定山岳医は日本国内に29名(2016年1月時点)しかいません。そのうちのお一人である香
川先生は香川県在住、非常にラッキーなことです。
今回は、夏山でよく話題になる“熱中症の予防法と対処法”を中心に、国内でも十分ありうる高山病につ
いてのお話、さらに簡単なファーストエイドの講義をしていただく予定です。
夏になると話題になる熱中症。
水分補給はまめにとか、帽子はかぶりましょうとか、一般的に言われているようなことは何となくわかってはい
るものの、あくまでも何となく・・・ですよね。
漠然と何となく知っているつもりの知識をちゃんとした知識にするいい機会です。
また、日本の山では高山病は関係ないと思われている方も多いでしょう。
しかし、標高2400mを越えると程度の違いはあれ誰でも高所の影響を受けます。気がつかないうちに、動
きが緩慢になったり、判断力が低下したりしているものです。
そして、水分補給とも大きな関係がありますので、高山病の基礎知識を知ることによって、高所における自
分の状態を客観的に把握でき、より安全で慎重な行動につながります。
今回の講義には、過酷な状況の中で最悪の事態を回避するための様々なヒントがあるはずです。
楽しい山歩きの基本前提は安全と安心です。
本格的な夏山シーズンをむかえる前にほんの少しお勉強しませんか?
たくさんの方のご参加をお待ち致しております。
参加要綱 (都合により、予定は変更する場合があります)
【講師】
香川 茂雄 氏
国際認定山岳医
【場所】
グランパース
【日時】
7/24(日) 13:00~15:00
【受講料】 ¥1,500 (税込)
【定員】
15名程度
【備考】
準備の都合上、受講希望の方は2日前までに事前にお申し込み下さい。
※ 連絡先:グランパース 0877-49-1035(営業時間 10:00~19:00 火曜日定休)
※ 詳細はお気軽にお問い合わせ下さい。