研究紹介 自然言語処理の基盤技術と応用 宮尾祐介 国立情報学研究所 自己紹介 • 2001-2010 東京大学 • 2010- 国立情報学研究所(通称 NII) • 専門:自然言語処理 – 構文解析、意味解析、情報抽出、機械翻訳など • 人と「普通に」コミュニケーションできるコンピュータを 作りたい 研究紹介 • 国立情報学研究所 准教授 – JST さきがけ、CREST – 人工頭脳プロジェクト – 研究センター – 構文解析・意味解析とその応用 • 総合研究大学院大学 准教授 – 機械翻訳、情報抽出、言語リソース開発など • 産業技術総合研究所 招聘研究員 – 言語、画像を中心とした多メディア理解 研究紹介:構文解析 • 英語、日本語の構文解析 – 係り受けだけでなく、文の 深層構造を計算 – 表層構造のコーパスを 利用して、深層構造の 文法を獲得 – 機械翻訳、情報抽出など に応用 研究紹介:意味解析 • 含意関係認識、事実性検証 – 含意関係:2つの文の間の意味の包含関係 – 事実性検証=正しい(とされる)文と、検証したい文の 間の含意関係認識 Catastrophic floods in Europe endanger lives and cause human tragedy as well as heavy economic losses. ⇒ Flooding in Europe causes major economic losses. • 高階論理に基づく意味表現を計算、高精度な 含意関係認識 気になる研究 You et al. (2016) Image Captioning with Semantic Attention. https://visualgenome.org Chang et al. (2015) Text to 3D Scene Generation with Rich Lexical Grounding.
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