情報提供用資料 1/3 2016年6月29日 グローバル・ナビゲーター(限定追加型) 英国国民投票の結果を受けて ※グローバル・ナビゲーター(限定追加型)は、現在購入申込の取り扱いは行っていません。 2016年6月23日に英国で行われた国民投票の結果、欧州連合(以下「EU」といいます)からの離脱が採択されたことを受けて、 投資先ファンドの運用会社であるリクソー・アセット・マネジメント・エス・エイ・エスのコメントをもとにレポートを作成しましたので ご覧下さい。 <運用会社からのコメント(2016年6月28日現在)> 市場の反応 6月23日、英国が国民投票でEUからの離脱を採択したことにより、市場心理は急速にリスク回避へと傾きました。 キャメロン英首相の辞意表明や、北アイルランド、スコットランド、英領ジブラルタルにおける独立機運の再燃などにより、 今後も政治的に不確実性の高い状況が続くと見られることから、市場のボラティリティ(価格変動性)はしばらくの間、高止ま りするものと思われます。 また、英国のEU離脱により、今後、景気後退に陥る可能性の高い英国は別にしても、金融市場の反応(特に欧州の銀行 株への反応)と各国の実体経済が相互にどのように影響し合っていくのか判断を下すには、まだ時間が必要であると考えま す。 投資先ファンドへの影響について 懸念されていた流動性に関するあらゆる問題を回避するため、投資先ファンドでは、国民投票に先立つ6月22日に資産配 分比率の見直し(リバランス)を実施し、とりわけハイイールド債券や新興国債券の配分を大幅に削減しました。 資産分配比率の見直し実施後の23日から27日にかけての当ファンドのパフォーマンスは、-0.5%となっています。 資産別に見ると、ソブリン債券の配分はパフォーマンスに対してプラスに寄与しました。 株式はマイナスに寄与しましたが、前月より配分の削減を進め、直近ではおよそ15%と保守的な配分としていたことから損 失は限定的でした。コモディティからも若干ですが損失が発生しました。その他債券は横ばいでした。 今後の見通し 今後数日間は、1)各国中央銀行が、流動性の供給と市場の安定のため、具体的にどのような協調行動をとるのか、2)EU 加盟各国の首脳が、加盟国の結束を維持してゆくため、今後どう政治的指導力を発揮していくか、という点に市場の注目が 集まるものと思われます。 また、ユーロ圏では、成長とインフレを押し上げるため、可能性はあまり高くないものの、一段の緩和策の実施が求められ ていくものと考えます。 投資先ファンドでは、現時点で積極的にリスクを取ることはせず、慎重な運用姿勢を維持しています。 ※巻末の「本資料に関してご留意いただきたい事項」を必ずご覧下さい。 2/3 情報提供用資料 2016年6月29日 グローバル・ナビゲーター(限定追加型) 英国国民投票の結果を受けて ※グローバル・ナビゲーター(限定追加型)は、現在購入申込の取り扱いは行っていません。 <各市場の動き> 【英国株価指数と欧州株価指数の推移】 【英国株価指数と欧州株価指数の推移】 (期間:2016年6月23日16時~翌24日0時50分および 24日16時~翌25日0時50分(日本時間)、10分足) (期間:2015年5月29日~2016年6月24日、日次) 出所:ブルームバーグのデータをもとに新生インベストメント・マネジメントにて作成 【英ポンド(対米ドル)、ユーロ(対米ドル)の推移】 (期間:2015年5月29日~2016年6月24日、日次) 【英ポンド(対米ドル)、ユーロ(対米ドル)の推移】 (期間:2016年6月23日午前9時~翌25日午前5時50分(日本時間)、10分足) (米ドル) 出所:ブルームバーグのデータをもとに新生インベストメント・マネジメントにて作成 【米英独の10年国債利回りの推移】 (期間:2015年5月29日~2016年6月24日、日次) (単位:%) 直近 1週間前 1ヵ月前 3ヵ月前 (16/6/24) (16/6/17) (16/5/24) (16/3/24) 当資料で使用した指数について ‣ 欧州株価指数:ストックス・ヨーロッパ600指数 ‣ 米国10年国債:ジェネリック米国10年国債 米10年国債利回り 1.560 1.608 1.863 1.900 英10年国債利回り 1.086 1.144 1.472 1.453 独10年国債利回り -0.047 0.019 0.177 0.180 ‣ 英国株価指数:FTSE100指数 ‣ 英国10年国債:ジェネリック英国10年国債 ※巻末の「本資料に関してご留意いただきたい事項」を必ずご覧下さい。 ‣ ドイツ10年国債:ジェネリックドイツ10年国債 情報提供用資料 3/3 2016年6月29日 【投資信託に関わるリスクについて】 投資信託は一般的に、国内外の株式や公社債など値動きのある有価証券へ投資します。有価証券は市場環境、 有価証券の発行会社の業績、金利の変動等により価格が変動するため、投資信託の基準価額も変動し、損失を被 ることがあります。また、外貨建ての資産に投資する場合には、為替の変動により損失を被ることがあります。その ため、投資信託は元本が保証されているものではありません。したがいまして、投資元本が保証されているもので はなく、これらの運用による損益はすべて投資者の皆様に帰属します。又、投資信託は、個別の投資信託毎に投資 対象資産の種類や投資制限、取引市場、投資対象国が異なることから、リスクの内容が異なりますので、ご投資に 当たっては各投資信託の投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。 【投資信託にかかる費用について】(消費税率が8%の場合) 購入時に直接ご負担頂く費用:購入時手数料 上限3.78%(税込) 換金時に直接ご負担頂く費用:信託財産留保額 上限2.7%(一部の投資信託においては1万口当たり300円の場 合があります) 投資信託の保有期間中に間接的にご負担頂く費用:運用管理費用(信託報酬)上限 2.538%(税込) その他費用:監査報酬、有価証券売買時の売買委託手数料、信託事務等に要する諸費用、などファンドの信託財 産を通じて間接的にご負担いただきます。間接的な費用のご負担額に関しましては、ファンドによって異なりますの で、その料率、上限額等を具体的に示すことができません。 当該手数料等の合計額につきましては、投資者がファンドを保有される期間等に応じて異なりますので、表示する ことができません。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)などでご確認ください。 <ご注意> 上記に記載していますリスクや費用につきましては、一般的な投資信託を想定しています。費用の料率につきまし ては、新生インベストメント・マネジメントが運用するすべての投資信託のうち、徴収するそれぞれの費用における最 高の料率を記載しています。 投資信託に係るリスクや費用は、それぞれの投資信託により異なりますので、投資される際には、事前に投資信託 説明書(交付目論見書)をご覧ください。 ※上記手数料・費用のうち、税込みの料率、あるいは消費税等相当額が付加された料率は、消費税率の引上げが 実施された場合、変更となります。 <本資料に関してご留意頂きたい事項> ・当資料は、新生インベストメント・マネジメントが情報提供を目的として作成したものであり、投資勧誘を目的とし たものではありません。 ・本資料中のグラフ、数値等は過去のデータであり、将来の市場環境に係る動向等を保証するものではありませ ん。 ・本資料の内容は作成日現在のものであり、将来予告なく変更されることがあります。 ・本資料は信頼できると判断した情報をもとに作成しておりますが、その正確性、完全性等を保証するものではあ りません。 ・投資信託は値動きのある資産(外貨建て資産には為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基 準価額は変動します。したがって、元金を割込むことがあります。また、投資信託は預貯金とは異なります。 新生インベストメント・マネジメント株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第340号 加入協会:一般社団法人投資信託協会/一般社団法人日本投資顧問業協会
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