茨城県保険医協会 医療問題研究会(講演会)のご案内 ジェネリックの品質はどこまで向上したか ~使える、使えないを見極めるポイント~ 【講師の松山氏からメッセージ】 薬は医薬品の主薬と賦型薬や安定化薬などの部分から成り立ち、主薬の特許は切れてもそれ以外の製剤 の特許は有効です。タケプロンの場合、主薬の特許が切れていますが、安定化薬の特許は切れておらず、 後発メーカーは他の安定化薬を使わざるを得ません。従って、分解しやすい医薬品は先発薬を勧めて、後 発品の場合には、2週間で飲みきるように指導することが重要でます。 また、アダラートCRでは反射性頻脈を来たさないように2層錠などで製剤工夫をしています。この製 剤工夫は特許で守られているため、後発メーカーは他の剤形にしますが、その品質については2層錠が安 全です。 一方、アムロジピンはL-型カルシウムチャネルをジワジワと遮断しますので製剤に関わらずみな一定で すから、安価な後発品が使用できます。 後発医薬品を見極めるポイントは、薬剤師が薬を科学的観点からとらえ的確な判断する能力と医師の使 用経験にあるといえるでしょう。今回は、その辺のお話をさせていただきます。 近畿大学 薬学部教授 松山 賢治氏 ■講 師: ■日 時: 2016 年 ■場 所: 茨城県県南生涯学習センター 中講座室1 9 月 9 日 (金) PM7:00~8:45 (土浦市大和町 9-1 ウララビル 5 階 TEL 029-826-1101) ※土浦駅西口から徒歩 1 分 ■定員: 80 名(先着申込順) ■参加費: 無料 【講師プロフィール】 昭和 49 年、熊本大学薬学 部製薬学科卒業。その後、九 州大学大学院薬学研究科博 士課程を経て、米国フロリダ 大学へ留学。 武庫川女子大学、共立薬 科大学、慶応義塾大学で教 授(臨床薬学講座主任)を務 め、現在は近畿大学薬学部 教授(医薬品評価解析学分 野)。ジェネリック薬の機器分 析的評価研究などを行う。 ■駐車場 :有料(※土浦市役所本庁舎駐車場、土浦駅東駐車場、土浦駅西駐車場が最寄りの駐車場となります) ■主 催: 茨城県保険医協会 参加申込書 ご記入の上、そのままFAXで送信ください。電話、E-mail でも結構です (茨城県保険医協会FAX029-822-1341 TEL029-823-7930 E-mail: [email protected]) 医療問題研究会(講演会)「ジェネリックの品質はどこまで向上したか」に参加します。 施設名 会場地図 FAX 送信希望( 要 ・ 不要 ) 氏名 「要」の場合の FAX 送信先 (他 名)
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