最新版「学校だより6月号」(PDF版)

今月の表彰
五中だより
■発行
稲城市立稲城第五中学校
稲城市向陽台 3-1-1
■代表電話
【今月の内容】
男子
女子
○校長巻頭言
○今月の表彰
第3号(6月号)
平成28年6月27日
バトミントン部
バトミントン部
○ふれあい月間について
○7月の主な行事
○体育祭特集(各学年)
042-378-6121
■ホームページアドレス
テニス部
http://academic3.plala.or.jp/inagi5-j/
勝負にこだわった結果からの成長
村
木
ひさ
お
尚
生
学校の3年間で、生徒は大きく成長する。この魅力にひかれて教員になることを決意した
私ですが、本校の「第29回体育祭」で改めてその素晴らしさを実感しました。
早朝から多くの保護者や地域の方々にご来校いただき、全家庭数の9割を超える保護者か
ら沢山の声援をいただきました。この紙面をおかりしてお礼申し上げます。
私は常々、公教育の果たすべき大きな役割は、
「様々な個性や能力、さらには可能性をもっ
た子供たちが、豊かな教育活動を通して成長する。特に、集団活動を通して、一人では成し
得ることができないことや思いを大切にした機会を創出することにある。」と思っています。
そのことの一つとして、二大学校行事の一つである体育祭が、創立以来、今なお大切に受け
継がれています。
さて、今年の体育祭はいかがだったでしょうか。生徒は競技・応援・係活動のすべてにお
いて、よくがんばってくれました。特に、3年生の気迫と走力は圧巻で、わずか3年間の成
長の違いに驚いています。1年生の「いかだ流し」、2年生の「ハリケーン」、3年生の「大
ムカデ」では、クラスごとの作戦とチームワークが存分に発揮され、全員種目の「学年別全
員リレー」や「みんなでジャンプ」では、運動が苦手な生徒や調子の上がらない生徒の分を
どのように補うのか、クラスごとの苦心が垣間見られました。さらには、生徒会種目の「部
活対抗リレー」では趣向をこらし、見る者の心を和ませ、体育祭を盛り上げてくれました。
どのクラスも優勝にこだわり、悩みながらも精一杯取り組んでいましたが、このことの意
義は、きっと優勝には勝るとも劣らない大切なものを残してくれたはずです。生徒には、そ
の意味が理解でき、これからもいい汗を流せる人になってくれる気がしています。一人では
決してできないことを、互いの力を結集することで実現できる素晴らしさを、中学時代に体
感してほしいのです。
※個人情報及び肖像権の取り扱いについては、ご注意ください。
※この学校だよりは、
「学校ホームページ」にカラー版で掲載しています。ぜひ、ご覧ください。
ダブルス優勝
津曲幹太・金子友哉
ダブルス優勝
久米佑奈・武内ひかり
ダブルス準優勝 佐伯真緒・若林穂
ダブルス 3 位
久米杏奈
第7・9合同ブロック 男子 シングルス 春季大会 第三位
稲城市スポーツ大会 男子シングルス優勝 小泉瑛慈
準優勝 長谷川刀麻
女子シングルス優勝 笠原明日美
準優勝 稲田早希
小泉瑛慈
第三位 前田成美
女子ダブルス準優勝 水谷知世 安達瞳
女子ダブルス第三位 可児つくし 谷村美桜
稲城市スポーツ大会 男子 準優勝 倉島春太
第七ブロック日南地区夏季選手権野球大会 準優勝
― 第29回体育祭を終えて ―
校長
稲城市民大会
稲城市民大会
剣道部
野球部
ふれあい月間
いじめや不登校、暴力行為等の児童・生徒の問題行動について、兆候を見逃さず学校全体で対応し、
その解決のために継続して取り組んでいきます。その1つの取り組みとして、「ふれあい(いじめ防
止強化)月間」(平成28年度第1回)を実施します。いじめだけでなく、生活や学習についても触
れたアンケートとともに、必要に応じて個人面談も実施します。
また、普段から心を耕していく活動も実施したいと思います。
たとえば地域の方や小学校と連携した「あいさつ運動」や、小学
校に出かけて子どもたちに「絵本の読み聞かせ」です。できるだ
け多くの生徒が自主的に関われる取り組みに育てていきたいと考
えています。
<向陽台小での読み聞かせ>→
7月の主な行事予定
日
曜
主な行事
1
金
I組宿泊体験学習(6/30~7/1I)
7
木
都学力調査
(2年生)
9
土
学校公開日
全体保護者会 10:50~
15
金
セーフティ教室
19
木
全校美化活動
20
火
終業式
21
水
夏季休業日開始
7/21~29まで生徒理解週間
(三者面談をおこないます)
体育祭特集!!
5 月 28 日土曜日、曇り。前日の雨でしっとりと濡れた
グランドにひかれた白線が、眩しく光っていました。昨年
度から一クラス増え、I 組を含めた 15 クラスによる熱い戦いが繰り広げられた、
今年度の体育祭。どのクラスも練習の時から真剣に取り
組み、「絶対に優勝をねらう!」という気持ちが前に出
ていました。1 年生にとっては初めての、2 年生にとっ
ては、学校の中心としての、そして 3 年生にとっては
体育祭全体の取組み
グラ
債
中学生活最後の体育祭。時にはけんかもしながら、団結
することの大切さを実感しているようでした。また、今
年度は応援する時の姿勢も素晴らしく、同じクラスの仲
間はもちろん、他学年同色組にも声を枯らしながら声援
を送っていて、競技をしている子どもたちに大きな力を与えていました。校舎のベランダには、
例年同様、全生徒からの公募により決まったスローガン「汗かく俺らって、カッコよくね?」
のシンボルマークが飾られて、熱戦に花を添えています。
I組
I 組の6人は、100M 走、大縄跳び、3人
4脚、そして今年も2・3年生からの「助っ
人」たちの協力を得て、いかだ流しと1年生全員リレーに参加しまし
た。1年生は、練習が始まったばかりの頃の様子を思い起こすと、ず
いぶん体力がつき、たくましくなりました。また2年生はよく声を出
して雰囲気を作り、1年生を引っ張ることができたと思います。
「助っ人」たちとの練習は回数こそ多くはできませんでしたが、毎
回みんなが集まるととても前向きで温かい空気でいっぱいでした。
「I 組のアンカーにゴールテープを切らせよう!」と気合充分の3年
生。背中の真ん中をうまく踏まれずに痛い思いをしても、ずっと笑
顔でいてくれた2年生。一緒にできてとても清々しい気持ちにして
もらいました。学校全体の良い勢いに乗って、I 組の生徒も練習の
成果をしっかり発揮できたと思います。ありがとうございました。
総合優勝【赤組】
優勝に勝る何かが残った!
競技後の態度も立派
汗かく俺らってカッコよすぎ?
全員種目【みんなでジャンプ】
見事100回超え!
3年生
中学校最後の体育祭。みんなが朝早く
から練習を始め、悔いの残らないよう
に、完全燃焼を目指して取り組みまし
た。すべてのクラスが「優勝」の二文字
を目指して、団結力、知識と経験、体力
を備えた誇り高い先輩たちの姿を、後輩
たちの目に焼き付けたことと思います。
ケンカや衝突を乗り越え、築き上げられ
た友情と絆は、これからの人生において
大きな支えとなることと思います。
2年生は主にハリケーンや大縄跳び、全員リレーを学年全体で頑張って
いました。2週間前から始まった体育祭練習。生徒は炎天下、毎日朝練
から放課後練まで一生懸命頑張っていました。ハリケーンでは A 組が一番速く棒を掲げ、大縄
2年生
いまし
跳びでは B 組が 108 回という驚愕の記録を叩き出しました。全員リレーでは目立ったバトン
ミスもなく、日頃の練習の成果を存分に発揮して
いました。優勝したのは B 組でしたが、その後の
学校生活ではどのクラスも団結力が強まったのか、
クラスの仲間と楽しそうに一緒にいる風景がよく
見られるようになりました。体育祭をきっかけに
生徒たちの新しいクラスでの充実した日々が始ま
る予感がする、そんな行事になりました。
1年生
クラス対抗で全員リレーを走りました。この
2週間、クラスで何度もバトンパスの練習を
し、初めよりも数段上達し、本番に臨みま
した。最初のころは上手くいかなかったバト
ンもスムーズに受け渡しができるようになり
ました。待っている人は味方の応援をして、
走っている人は自分のクラスのために全力を
尽くしました。今回培った団結力はこれから
の学校生活で活かされていくことと思います。