ジェトロ・アジア経済研究所 夏期公開講座 in 大阪の

ジェトロ・アジア経済研究所
夏期公開講座 in 大阪のご案内(全 3 コース)
本講座では、アジア経済研究所研究員とジェトロ調査担当職員が、関西で関心の高いテーマを
選出し、わかりやすくお話いたします。ビジネスパーソン、一般の方のみならず、学生の方々のご参
加も歓迎いたします。是非この機会にご参加ください。
■日 程
■会 場
■主 催
2016 年 7 月 8 日(金)
、21 日(木)、28 日(木) 全 3 コース
各 13:30~16:20(受付開始 13:00)
第二吉本ビルディング
A+B会議室
http://www.yb2-kaigi.com/access.html
(大阪市北区梅田 2 丁目 2 番 2 号 ヒルトンプラザ ウェスト・オフィスタワー 8 階)
日本貿易振興機構(ジェトロ)大阪本部、アジア経済研究所
コース
日程
テーマ
申込締切
1
7 月 8 日(金)
成長鈍化の状況下における中国経済の実情及び巨
大市場と日本の関係の行方
7 月 4 日(月)
2
7 月 21 日(木)
経済制裁緩和後のイランの産業構造と新たなアプ
ローチの可能性
7 月 14 日(木)
3
7 月 28 日(木)
ポスト軍政ミャンマーの経済政策と日本企業の進
むべき方向性
7 月 21 日(木)
※講演テーマ・内容は変更する可能性がございます ※1コース単位で申込可能です
各コースの概要
【コース 1】 7 月 8 日(金)13:30~16:20
成長鈍化の状況下における中国経済の実情及び巨大市場と日本の関係の行方
中国では 2015 年の成長率が 25 年ぶりの低さとなったことに加え、折からの人件費の高まり等もあってか、日本企業
は対中投資に依然慎重です。もっとも、中国の成長鈍化は緩慢であり、拡大を続ける巨大市場や産業集積の厚みは中国
の大きな魅力といえます。
本講座では、中国経済の実像とビジネス環境の現状に加え、中国の製造業の 2 つの展開方向を示唆する「インター
ネットプラス」および「工匠精神」を企業の事例に即して解説し、日本企業にもたらすチャンスや課題を取り上げます。
時間帯
講師
テーマ・講義概要
中国のマクロ経済・政治状況とビジネス環境
箱崎 大
1
13:30-14:40
ジェトロ海外調査部
中国北アジア課長
丁
2
14:50-16:00
3
16:00-16:20
可
アジア経済研究所
新領域研究センター
企業・産業研究
グループ
質疑応答
中国では 2015 年の成長率が 25 年ぶりの低さとなったことに加え、
折からの人件費の高まり等もあってか、日本企業は対中投資に依然慎
重です。もっとも、中国の成長鈍化は緩慢であり、未だ 7%近い成長
が続いています。
今の中国には、過剰な生産能力、不動産在庫の積みあがりといった
問題への対処や経済構造の転換が必要と言われますが、拡大を続ける
巨大市場や産業集積の厚みは中国の大きな魅力といえます。
本講義では、成長鈍化に直面している中国経済の実像と政治状況、
現在のビジネス環境についてご紹介します。
「インターネットプラス」VS「工匠精神」:岐路に立つ中国の製造業
2015 年と 2016 年の政府「工作」報告の製造業に関する部分では、
「インターネットプラス」および「工匠精神」がそれぞれキーワード
になっています。この 2 つのキーワードは、中国の製造業の 2 つの展
開方向を示唆しています。
本講義では「越境 EC」や「メイド・イン・チャイナ 2025 計画」等
のホットイシューや他国との協業によるマーケット・インの事例も取
り上げながら、岐路に立つ中国製造業の強みと弱みを解説します。ま
た、このことが日本企業にもたらすチャンスや課題を取り上げます。
各コースの概要
【コース 2】 7 月 21 日(木)13:30~16:20
経済制裁緩和後のイランの産業構造と新たなアプローチの可能性
イランをめぐる国際的環境は昨年 7 月 14 日の核合意をきっかけに大きく変化し、現在に至っています。この傾向は
今後とも続くのか、それとも停滞から揺り戻しに向かうのか、最新の情報により展望を試みます。
本講座ではまた、エネルギー大国としての一面以外の、あまり知られていないイランの産業構造と日本企業の新しい
ビジネスの可能性についても解説します。
時間帯
講師
鈴木 均
1
13:30-14:40
アジア経済研究所
在ロンドン海外研究員
(2016 年 6 月現在)
山本 洋一
2
14:50-16:00
3
16:00-16:20
ジェトロ海外調査部
中東アフリカ課
アドバイザー
テーマ・講義概要
イランをめぐる最近の変化と今後の展望
イランをめぐる国際的環境は昨年 7 月 14 日の核合意をきっかけに
大きく変化し、現在に至っています。この傾向は今後とも続くのか、
それとも停滞から揺り戻しに向かうのでしょうか。
本講義では、サウジアラビアとの緊張関係、他の GCC 諸国との経済
関係、イラク・シリアとの政治経済関係、アフガニスタンをめぐる南
アジア(パキスタン・インド)との関係など近隣国との関係にも言及
しつつ、最新の情報により展望を試みます。
イランビジネスの新しい可能性
~産業構造とビジネス環境~
制裁解除により脚光を浴びるイランですが、エネルギー大国として
の一面しかあまり知られていません。そうしたイランの産業構造と日
本企業の新しいビジネスの可能性について解説します。
質疑応答
【コース 3】 7 月 28 日(木)13:30~16:20
ポスト軍政ミャンマーの経済政策と日本企業の進むべき方向性
ミャンマーでは 2016 年 3 月に、国民民主連盟(NLD)が率いる民主政権が誕生しました。党首のアウンサンスーチー
氏は現行憲法の規定により大統領に就任できませんでしたが、実質的にスーチー氏が率いる新政権で、ミャンマーに真
の意味での民主政権が発足したのは、じつに半世紀ぶりです。政権は何をめざし、どのような改革を行うのでしょうか。
本講座では、スーチー政権の改革の方向性を探るとともに、日系企業が直面する課題と取り組みを解説します。
時間帯
講師
テーマ・講義概要
ミャンマー「ポスト軍政」の政治と経済のゆくえ
工藤 年博
1
13:30-14:40
政策研究大学院大学
教授(アジア経済研究
所より出向)
スーチー新政権の経済運営に対する国内外の期待は高く、米国が対
ミャンマー制裁を緩和するなど、国際経済環境も改善しています。し
かし同時に、新政権が具体的な経済政策を語らないこともあり、とく
に外資はミャンマーの中長期的な成長とビジネス環境に自信を持て
ないでいるのも事実です。本講義では、新政権の顔ぶれとこれまでに
実施されたいくつかの政策を観察し、総選挙で示された国民の民意を
も読み解くことで、この疑問に答えていきます。
ミャンマーのビジネス環境と日系企業の動向
水谷 俊博
2
14:50-16:00
3
16:00-16:20
ジェトロ海外調査部
アジア大洋州課長代理
2011 年の民政移管後、様々な参入障壁を緩和し、外資に門戸を開
放してきたミャンマー。スーチー氏率いる NLD は国民の大いなる期待
を背に、さらなる民主改革を急いでいます。こうした国内改革により、
日系企業にとっても新たなビジネスチャンスが広がると期待されて
います。ミャンマーの最新のビジネス概況について解説します。
質疑応答
一般:2,000 円、アジ研賛助会個人利用会員、学生:1,000 円
■ 参加費
アジ研賛助会正会員、ジェトロメンバーズ(農水会員含む):2 人まで無料、3 人目以降は 2,000 円
※参加費はいずれも 1 コース当たりの料金です。
※当日、現金にてお支払いいただき、引き換えに領収書を発行します。
※学生の方は、当日受付に学生証をご提示ください。
(ご提示のない場合は一般料金となります)
■ 定 員
各コース 100 名(定員になり次第しめきります。
)
申込
■
方法
各コース申込締切日までに、以下のウェブサイトよりオンラインでお申込みください。
URL:https://www.jetro.go.jp/customer/act?actId=B0038842B
※1 コース単位で申込可能です。
※セミナー開催日の 3 日前に受講票をメールで送付します。
■
問 い
合せ先
日本貿易振興機構(ジェトロ)大阪本部 ビジネス情報提供課(担当:一之瀬、田原)
TEL: 06-4705-8604 FAX: 06-4705-8650 E-mail:[email protected]
※講演テーマ・内容は変更する可能性がございます