最前線宇宙講演会のお知らせ
超新星爆発の花にあつまる宇宙の昆虫たちのお話
～中性子星研究最前線～
講師：柴田晋平
山形大学理学部物理学科教授
最近の観測の進歩により、まるで、昆虫の種類が生物界で異常に多いのと同じように、
星の種類も多様であることが分かってきました。今回の話題の中心は、超新星爆発のあと
にできるといわれる中性子星です。なぜ、中性子星がこんなに多種類なのか。一方、なぜ
中性子星ができるのか理論的には分かっていません。こんな状況を、昆虫になぞらえて分
かりやすく説明します。これは天文学の重要な問題を解く鍵にもなります。超新星爆発は
なぜ起こるのか、強磁場の中で何が起こるのか、といった真剣な問題につながっているの
です。
今年の最前線宇宙講演会は、柴田先生ご自身が中性子星を昆虫になぞらえて講演してく
ださいます。全く関係がないように思える星と昆虫との意外な関係とは何なのか！？是非、
会場に足をお運びください！！
講演会では、質問コーナーや、耳の不自由な方でもお楽しみいただけるようにパソコン
要約筆記もあります。会場はバリアフリーとなっておりますので車いすの方も是非ご来場
ください。皆様のご来場、お待ちしております！！
日時：2016 年 6 月 19 日（日） 14:00～16:00（13:30 開場）
場所：山形大学小白川キャンパス 理学部大講義室
対象：宇宙に興味のある方ならどなたでもお楽しみいただけます
※会場はバリアフリー、パソコン要約筆記あり
画像：超新星残骸 Cas A の X 線画像
中心に中性子星が見えます。

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