決算まとめ

決算
まとめ
主要経営指標と分析
当社グループは、比較可能性・利便性の向上、当社グループ内における
会計処理の統一を図るために国際会計基準(IFRS)を適用しています。
ここでは 2016 年 3 月期の連結業績と2017 年 3 月期の連結業績見通しについて
ポイントを絞りご報告します。
売上高(日本基準 *)
2.4%
減
2015 年 3 月期
2017 年 3 月期見通し
41,053 億円 → 40,066 億円
(億円)
50,000
40,000
2016 年 3 月期
43,300 億円
売上高(日本基準)は航空機関連取引の増加などによる増収があり
40,466
41,053
40,066
ましたが、合 金 鉄、石 炭 取引の減 少などにより、前 期 比 987 億 円
43,300
(2.4%)減収の 40,066 億円となりました。
2017 年3月期 の 売 上 高(日本 基 準 )は 8.1 %の 増 収を見 込 み、
30,000
20,000
43,300 億円の見通しといたしました。
10,000
* 当社は IFRS 適用会社ですが、日本の会計慣行による売上高を開示しています。
0
14/3
15/3
16/3
17/3
(予)
当期純利益(当社株主帰属)
/ ROE
10.4%
増
当期純利益(当社株主帰属)
2015 年 3 月期
2016 年 3 月期
331 億円 → 365 億円
(億円)
500
(%)
10
400
300
6.5
331
273
6.5
365
6.8
400
当期純利益(当社株主帰属)
(左軸)
17/3
(予)
ROE(右軸)
2016 年 3 月期
6.5% → 6.8%
当期純利益(当社株主帰属)は資源・船舶市況の低迷に伴う一定額
の減損の計上はあったものの、非資源事業の安定的な収益貢献があ
2017 年 3 月期の当期純利益(当社株主帰属)は非資源事業の安定
2
16/3
2015 年 3 月期
6
7.5
100
15/3
増
ROE
り、前期比 34 億円(10.4%)増加の 365 億円となりました。
4
14/3
400 億円
0.3%
8
200
0
2017 年
3 月期見通し
0
的収益寄与を背景に 400 億円の見通しといたしました。
ROE は 6.8%となり「中期経営計画 2017」にて掲げる目標8%以上
に対し、順調に進捗しています。
ROE
株主資本利益率とも言われ、収益性を測ります。株主が投資した
金額で企業がどのくらい利益を上げているのかを示す指標です。
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詳しくは、ウェブサイトへ
双日 決算
Web
https://www.sojitz.com/jp/ir/financial/
総資産/ ROA
10.5%
減
総資産
2015 年 3 月期末
2016 年 3 月期末
22,974 億円 → 20,567 億円
(億円)
28,000
1.9
22,202
21,000
22,974
1.7
20,567
22,000
1.2
2015 年 3 月期
2016 年 3 月期
1.5% → 1.7%
2016 年 3 月期の総資産は商品市況下落の影響などにより営業債権
及びその他の債権(流動)が減少したことや石油ガス権益、石炭権益、
により前期比 2,407 億円減少の 20,567 億円となりました。
1.0
7,000
増
ROA
鉄鉱石事業の減損に伴い有形固定資産や無形資産が減少したことなど
1.5
1.5
14,000
(%)
2.0
0.2%
ROA は前期の1.5%から1.7%に良化。
「中期経営計画2017」の目標
である 2%に対し、順調に進捗しています。引き続き収益力の改善を進
0.5
めてまいります。
0
14/3
総資産(左軸)
15/3
16/3
17/3
0
ROA
(予)
総資産利益率とも言われ、事業の効率性と収益性を測ります。
資産がどのくらい利益を上げているのかを示す指標です。
ROA(右軸)
ネット有利子負債/ネット DER
9.2%
減
ネット有利子負債
2016 年 3 月期末
6,296 億円 → 5,716 億円
(億円)
8,000
(倍)
2.0
6,402
6,296
6,000
5,716
1.4
4,000
1.1
1.1
6,300
1.5
1.2
1.0
0.5
2,000
0
ネット DER
2015 年 3 月期末
14/3
15/3
ネット有利子負債(左軸)
16/3
17/3
(予)
ネット DER(右軸)
0
横ばい
2015 年 3月期末
2016 年 3月期末
1.1 倍 → 1.1 倍
2016 年 3 月期 のネット有 利 子 負 債は、前 期 比 580 億 円 減 少 の
5,716 億円となりました。その結果ネット DER は前期比横ばいの 1.1
倍となり、引き続き安定した財務基盤を維持しています。
2017 年 3 月期に向けても成長に向けた投融資の拡大を実行します
が、
「中期経営計画2017」の目標であるネットDER1.5倍以下を保って
まいります。
ネット DER
企業財務の健全性、安全性を測ります。ネット有利子負債が株主
資本の何倍に当たるかを示す指標です。
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投融資の実績とこれから
「中期経営計画2017」
の中核となる成長戦略では、
「収益の塊となる事業領域の拡大・創出」
をテーマとし、それを支
える柱のひとつとして投融資を掲げています。
安定的な収益が期待できる再生可能エネルギー・インフラ関連や、当社の知見・強みを発揮しながら、機能の拡大や
マーケットの拡張・獲得が可能となる事業を注力分野とし、
これらを中心に経営資源を振り向けていきます。
2016年3月期
2017年3月期
710億円
1,250億円
* 内、
注力分野
* 内、
注力分野
億円
億円
投融資 実績
310
投融資 予定
900
2016年3月期の主な投資案件
▶
米国
自動車ディーラー事業
▶
カナダ 鉄道車両
総合メンテナンス事業
▶
ブラジル
自動車ディーラー事業
▶
スリランカ IPP事業
▶
ベトナム
コンビニエンスストア事業
▶
米国 物流事業
▶
資源事業CAPEX
▶
航空機
パーツアウト事業
▶
国内 太陽光発電事業
注力分野投融資の
2018年3月期
収益貢献予想額
約
50億円
* 注力分野
自動車関連事業
航空関連事業
再生可能エネルギー事業
インフラ関連事業
化学関連事業
アセアンリテール事業
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