被災地熊本、大分を訪問して

STS地球環境蘇生会員内部参考資料
発行元:株式会社エステーエスプロジェクト九州支局
〒819-0014 福岡県福岡市西区豊浜 1-2-1
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FAX 092-894-6037
ホームページアドレス http://www.stspro.com/
地球環境蘇生運動に向けて
Vol.34
2016年6月
九州・佐賀・大分支局 合併号
この度、熊本、大分を震源とする地震により被災された皆さまへ、
心よりお見舞い申し上げますとともに、一刻も早く復興できるようお祈りいたします。
被災地熊本、大分を訪問して
◆九州支局より
・蘇生器が倒壊し水が漏れてバイパスに切り替えたの
で、お風呂が水道水になり体が痒くて困っている
・国道に面する店の多くが休業状態、商品が品薄だった
熊本地震から早二か月
・一日中頻発する余震が不安で気が滅入っている
・避難所で未だ生活が安定しない知人を励ましている
未だ不安定な生活
この度、未だ余震が続き多くの方が避難生活を続けて
いる被災地へ、状況確認と設置されている蘇生器の点
検修復に、九州支局より足を運んだ。
熊本市内は、
“危険”と判定を受け赤紙が添付された家
屋が多々あり、巡回中もそのような家屋に囲まれる環
境で、危険と隣り合わせでの作業となった。
蘇生器については、泥の混入でフィルターが詰まった、
倒壊して本体に亀裂が入り水漏れしたなどの被害があ
った。訪問した先では余震が怖いと不安の声が多く、心
物共に復興には時間を要する状況だった。
↑
蘇生器倒壊による水漏れ
水の大切さを知った
訪問から学んだこと
被災地では、老朽化した水道管や耐震化工事が行われ
ていない水道管が損壊し、今も断水状態という所もあ
る。水源の豊かな地域であるが故に、水道設備への対策
が後回しになっていたそうだ。避難生活での給水、衛生
面、ウイルス感染、栄養不足、農作業の水不足、生乳の
廃棄など、生活から産業まで地震による打撃は大きい。
水道管から供給される水を普段の生活で存分に使える
ということが、どれだけ私たちの生命や産業を支えて
↑ 熊本市内の建物(一階が潰れている様子)
いるかということが分かる。
途絶えた水、困惑した現地の声
ハーモニーウォーター(以下HW)を持って訪問した
・地震が発生して十日間、断水で水が使えなかった、給
謝の声をいただいた。
「蘇生器があったからこそ、使え
水車も全く当てにならず生活が困難な状況だった
ない時にHWの大切さが身に沁みて分かりました。」こ
・蛇口から泥水が出て飲めない、赤水が出た、濁水で使
えない
の言葉を受けて、水が使えない非常時には、まず同じ九
際、まず来てくれたことが救いですと現地の方より感
州に住む私たちが助け合うこと、知ったからには行動
を起こすことの必要性を痛感した。
◆大分支局より
大分県由布市 震災見舞いレポート!
◆今回、大分支局で震災対応に巡回したのは、大分県
◆その後訪問した他のお宅でも、家具の倒壊や水道管
由布市です。特に元付蘇生器の設置が多い湯布院町を、
の破損による断水などの被害がありました。共通して
震災直後に巡回しました。高速道路や幹線道路が、一
いたのは、水の濁りです。今回、ほとんどの家庭では、
部寸断されて、道中不安でしたが、無事、湯布院に到着
浄水器のバイパスに切り替え、フィルターの劣化を回
できました。本来、九州有数の観光地で、以前訪問した
避したようですが、中には、そのまま使用して、普段と
際は、平日にもかかわらず、外国からの観光客であふ
変わりなく使うことができたと感謝する家庭もありま
れ、活況を呈していましたが、さすがに、余震も頻繁に
した。水の濁りは、3日間で消えたそうですが、断水さ
あるということで、メイン通り、湯の坪街道の人影も
えなければ、蘇生器で、濁水の対応ができることを確
まばらです。店の方に目をやると、ほとんどの店の棚
認できました。幸い、どの家庭も、蘇生器の損傷はほと
に商品がありません。品物が落下し、破損したことが
んどありませんでしたが、HB-01やHB-03にS
伺えます。はたして、湯布院の会員さん宅は大丈夫な
TS手動ポンプを利用すれば、もっと柔軟な対応がで
のか?アポなし訪問だったので、心配になりました。
きると思います。
◆しかし、その心配も最初の訪問先で霧散しました。
久しぶりにお会いしたその会員さんは、瓦の落下によ
る車の破損などの被害にあったにもかかわらず、暖か
く迎えてくれ、震災の状況や近況を語ってくれました。
これに気を良くして、次の訪問先への道路を確認する
と、通行止めになっています。会員さんによると、地元
の人は、通行しているとのこと。目的のお宅へたどり
着くには、その道しかないので、無理をして通行しま
したが、簡単に次の会員さん宅へ到達できました。し
↑ 左から、STS手動ポンプ、HB-01、HB-03。
かし、そこで伺った話によると、その道の山側が、いつ
崩れ落ちるかわからない危険な状態で、その際は、そ
のお宅にまで土砂が来るかも知れないという緊迫した
状況です。このとき、改めて震災被災地域にいること
を認識させられました。
↑
STS手動ポンプ使用の例
◆今回はお見舞いに、Sky-725の水を提供したの
ですが、何よりも有難いと皆さんから感謝の言葉をい
ただきました。また、ある会員さんからは、
「湯布院は、
何とか復活できる!でも熊本はそういうわけにはいか
ない・・・」と震災にあったからこそ、熊本の復興を心
配する声も聞かれました。皆さんから様々な反応をい
↑
4 月末の由布院駅、危険のため立ち入り禁止
ただいた今回の湯布院町巡回でしたが、震災対応で忙
しい中、元気に笑顔で対応していただき、有難うござ
いました。
◆佐賀支局より
水事情にも異変
豊富な地下水源をもつ熊本県は、水道用水の8割を地
下水でまかなうほど「水の都」と呼ばれる。しかし地震
以降、断水に加え、地盤が激しく揺すられたために水
脈が変化し、水源の枯渇や(水が干上がること)水道水
に濁りが出た。避難場所から自宅に戻り、水道水を出
すと、濁り水でとても飲用できるものではなかった。
↑ 地震で家の柱に亀裂
柱がずれている様子 →
更に、田畑の地割れや液状化による水田の被害、農業
用水路の破壊など、田植えの季節を迎え、被害の全容
は計り知れない。
メンテナンス報告
熊本市内に近づいていくと、屋根にブルーシートを張
った家々が目立ってくる。一見、被害があまりないよ
うに見えるお宅も、中に入ると物が落ち、倒れ、柱はず
れ、ひびが入り大変な状況だった。
【仲田環さん】
蘇生器(SP-7+SKY-725)を設置されているこ
とにより水の濁りは免れたが、バイパスに切り替えな
かったためフィルターに泥が入ってしまった。
↑
家の中の被害状況
メンテナンスに伺って感じたことは、健康が宝だとい
う事。支援物資がくるまでの数日は自分達の力で何と
か乗り越えなければならない状況がある。避難場所や
【澤水京子さん】
車中泊での生活をする体力、家屋の片付けも重労働。
クリスタルセラ専用に作り付けた棚から宙づり状態で
持ち出せた鞄の中に少しでもHW、M-80蘇生塩やコ
落ちてしまった。蘇生器(SP-4+SKY-725)を
ンクリンガバランス、ハノンデンタルがあればどれだ
設置していたお蔭で周りの方にHWを分けてあげられ
けの対応ができるだろうか。多機能のありがたさに感
た事に感謝。
謝。また、非常食はありがたいものだが、やはり活きた
お二人とも地震による蘇生器の破損はなかった。フィ
ルター交換とSPシリーズのセラミックス洗浄で、水
の環境を取り戻すことができた。
食べ物で元気になる。活きた食べ物にはミネラルやビ
タミンがあり、免疫を高め、身体を活性化する。まさに
STS製品を取り入れる事で、健康へ導くお手伝いが
できる。
災害対策として
STS製品で身を守る
緊急時には、あらゆる水をろ過し安全にするリンピア
災害時に困るのは水です。避難の際、災害備品として
プレスティシュー、エクシオンテープを。還元機能と
まずお勧めしたいSTS製品は、携帯浄水器。放射能
その即効性にはニュートラル水素ウォーターが必須。
など、安心できない水道水を安定化して飲料水にしま
多機能なSTS製品を家庭に一つ、大切な生命を救う
す。
ため、災害に備えておきましょう。
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↑
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STS科学で読み解く!
地震は天災か人災か?
今回の熊本・大分地震を”原因と結果の法則”に照らし、STS科学の視点で考察します。
◆熊本・大分地震発生直後、今回の地震は複数の断層
これら地域的な要因に、地球規模の要因として、複合
が動いて発生したとの説明が、メディアに登場する専
汚染による環境破壊、混迷の世界情勢により影響を受
門家によって示されました。しかし、今後の動向や原
けた70億人の不安定な意識などは、大きな抵抗現象
因については、あいまいなままで、後付けの説明に終
エネルギーとなるはずです。世界や日本で活発化して
始した感が否めません。ただ興味深い情報もありまし
いる地震や火山の噴火などは、ひょっとするとこれら
た。それは過去に数度、今回と同じような地震連動が
の要因と共鳴した可能性があり、そうであれば、世界
あったことです。特に約400年前の地震連動は、共
中のどこで天災が発生してもおかしくありません。は
通点が多いようです。400年前といえば、ちょうど
たして、現在地球上で発生している災厄は、
「天災」な
戦国時代から関ヶ原の戦いと、日本中が大混乱の時代
のか?「人災」なのか?まさに、表裏一体といえるので
です。つまり、人の心、意識が大きく揺れ動いた時代で
はないでしょうか!?
もあります。
◆さて、今回の熊本・大分地震は、大震災となりまし
◆ところで、現代物理学では、物理現象は、いわゆる4
た。復興には、大変な労力と莫大な予算が必要です。ま
つの力、
「重力」
「電磁気力」
「強い力」
「弱い力」で説明
た、完全に元通りとなるには、膨大な時間もかかるで
します。当然地震もこの範疇にあります。しかし、ST
しょう。それでも、いつかは、必ず復興できます。しか
S科学では、これら4つの力とは別に「意識の力」もエ
し、残念ながら、原発の被害があった東北の震災は、そ
ネルギーになると考えています。STSのテーマでも
ういう訳にはいきません。放射能に汚染された水、空
ある「意識は環境を変える/環境は意識を変える」の
気、土壌を元に戻す術がないのです。それゆえ、東北で
文言は、現代科学では証明することのできないこの力
の真の復興は、先行きが見えず、閉ざされたままなの
を表現しているわけです。この視点で400年前の出
です。このことは、今回の地震との大きな違いです。そ
来事を見てみると、数十年に亘る大混乱のエネルギー
して、地震、火山の活動期に入った日本では、原発の存
が、大きな抵抗現象となり、当時の地震連動に、少なか
在は大変な脅威となります。だからこそ、放射能、複合
らず影響を与えていた可能性があります。
汚染の後始末ができるSTSプロジェクトのスーパー
◆そして、STS科学のもう一つの視点は、素粒子レ
ベルで現象をとらえることです。物質は、素粒子レベ
ルになると、境目のないバイブレーションという〝情
報とエネルギー〟になります。つまり、すべてが繋が
っている状態であり、一つの現象は、大なり小なり全
テクノロジーサイエンスが、今こそ必要なのです。ま
た、STS科学では、地震の発生原因に、地下深くに存
在する水が関係していると考えています。この点が解
明できれば、近い将来、地震予知と発生の抑止は、不可
能ではありません。やはり我々が、最優先に行うべき
は、地球環境を安定化させる、STSプロジェクト地
体に影響を与えるということです。
球環境蘇生運動なのです。
◆これらの原理から、このたびの地震を考えてみまし
ょう。たとえば今回問題となった、西日本に横たわる
◆STSプロジェクトからのメッセージ
中央構造体の線上に、二つの原発が、熊本と大分を挟
水が変わると環境も変わる
そして私たちの生活も変わる
むように存在します。原発は、稼働の有無にかかわら
ず、危険性は一緒です。場に与える放射線の影響は、計
皆さんの運動参加が
現在と未来の生命に貢献する
り知れません。
-
編集後記
-
東日本大震災と今回の熊本地震から、
“後始末のできないものは使わない”と私たちは学ばなくてはなりません。
環境汚染が加速する今こそ、STS科学とテクノロジーで解決に導くときです。私たちSTSプロジェクトと
地球環境蘇生会員が一丸となって動くことは使命だと感じます。意識を一つに、行動を起こしませんか?