情報提供資料 リート・ウィークリーレポート(2016/6/21) マーケットデータ(2016/6/17) ※リート平均配当利回りは2016年5月末時点 リート指数 為替(対円) リート平均 金利 終値 騰落率 配当利回り (%) 終値 騰落率 先進国(含日本) 857.86 -2.4% 3.87 先進国(除日本) 851.74 -2.3% 3.95 日本 384.86 -3.4% 米国 1184.73 +1.1% 米ドル 104.16 903.34 -0.7% カナダドル 1080.68 -4.1% 英国 81.49 豪州 (%) -0.15 2.95 -2.6% 1.61 3.80 80.80 -3.5% 1.12 5.71 ユーロ 117.47 -2.4% 0.02 3.89 -3.5% 英ポンド 149.57 -1.9% 1.14 3.12 670.24 -0.6% 豪ドル 76.98 -2.4% 2.08 4.56 シンガポール 482.91 -0.4% 77.16 -1.9% 2.08 6.39 香港 549.07 -0.0% 13.42 -2.6% 1.14 4.54 カナダ 欧州(除英国) シンガポール ドル 香港ドル (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) ※騰落率については、原則先々週末(営業日ベース)の値を基に算出し小数点第2位を四捨五入して表示。 ※【リート指数】・【リート平均配当利回り】先進国(含日本)・先進国(除日本)、日本・米国・カナダ・欧州(除英国)・英国・豪州・シンガ ポール・香港:S&P 先進国 REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)、S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨 ベース、配当込み、為替ヘッジなし)の値および平均配当利回り。 ※【為替】NY市場終値。※【金利】各国・地域の10年国債利回り。ただし欧州(除英国)はドイツ10年国債利回りを使用。 リート市場の動き 【直近3カ月間:2016/3/17~2016/6/17】 (ポイント) 1,200 950 890 800 830 400 770 0 3/17 【2004/3/31~2016/6/17】 (ポイント) 4/17 5/17 6/17 (月/日) 04/3 06/3 08/3 10/3 12/3 14/3 16/3 (年/月) (出所:S&PのデータをもとにDIAM作成) ※先進国(含日本)のREITインデックスのグラフデータ:S&P先進国REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし) ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 商 号 等 / DIAMアセットマネジメント株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第324号 加入協会/ 一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会 1/5 リート・ウィークリーレポート マーケット動向(2016/6/13~2016/6/17) 【日本】 J-REIT市場は下落しました。円高進行を嫌気した株式市場の下落に引きずられる形となりましたが、 株式に比べ下げ渋る展開となりました。また、日銀は金融政策決定会合において、金融政策を現状維持 とし、J-REITの買い入れ方針にも変更が無かったことで、一部にあった追加緩和期待が剥落したことも 下落につながったものと思われます。なお、日銀は6月14日にJ-REITを12億円、買い入れています。 【米国】 米国リート市場は上昇しました。オーランドで銃撃テロ事件が発生したことや、英国のEU(欧州連 合)離脱懸念の高まりを受け米国株式市場が下落する中、リート市場も週前半はやや軟調に推移しまし た。その後、15日のFOMC(米連邦公開市場委員会)において利上げが見送られたことから、米国金利 は下落、利回り資産であるリートは買われました。 【欧州】 欧州リート市場は下落しました。英国のEU離脱の賛否を問う国民投票を23日に控え、EUから離脱した 場合の同国や欧州経済への影響が懸念され、株式市場とともにリート市場は下落しました。米国の追加 利上げ見送りなどを受け週後半にはやや戻しましたが、前半の下落を埋められませんでした。 【豪州】 豪州リート市場は下落しました。週前半は、コモディティ価格の下落と英国のEU離脱をめぐる懸念を 背景に、株式市場は下落、リート市場もこれに追随しました。週後半は、米国の追加利上げが見送られ たことや、予想を上回る堅調な雇用統計を好感し、値を戻しました。なお、6月13日の豪州市場は休場と なっています。 【アジア】 アジアリート市場は下落しました。中国の固定資産投資や小売売上高が力強さに欠け、域内景気の先 行き不透明感が拭えなかったことや、英国のEU離脱問題を背景としたリスクオフ姿勢が下押し材料とな りました。一方で、米国の追加利上げ見送りが一定の下支えとなりました。 トピックス ■ 米国リートのセクター別動向(米国) 6月上旬にニューヨークで恒例の投資家向けリートカンファレンスが行われました。そこで得られた主 要セクターの動向は次の通りです。①デパートの店舗閉鎖は、優良モールにとっては店舗形態の変更や 再開発を通じてむしろ成長機会となっていること。②住宅セクターでは、ニューヨークやサンフランシ スコの一部で賃料成長の鈍化が顕在化していますが、これを受けたリート価格の下落はやや行き過ぎと 思われること。③オンラインショッピングの拡大を背景に、紙の原料であるパルプ価格に底打ちの兆し がみられ始めており、林業リートの業績に影響が出る可能性があること。④工業資産への需要は引き続 き堅調であること。⑤データセンターの賃料は横ばい圏ながら、需要の伸びは過去最高水準にあること。 ⑥セルフストレージの需要がとうとうピークアウトし、今後業績の伸び率は大幅に低下しそうなこと。 以上、全体としては堅調な成長が続くと考えられますが、セクター間での強弱がより顕著に表れ始めた と言えるでしょう。 ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 2/5 リート・ウィークリーレポート 各国・地域別グラフ(2016/3/17~2016/6/17) 《日本》 (ポイント) 440 ※各国および地域のリート指数、為替の使用 データについては、P.1「マーケットデータ」の 注記をご参照ください。 日本リート指数 410 380 350 3/17 4/17 5/17 《米国》 (ポイント) 1,250 6/17 (月/日) (円) 米国リート指数 1,150 114 1,050 107 950 3/17 4/17 5/17 6/17 100 1,280 3/17 (月/日) 《欧州(除く英国)》 (ポイント) 1,060 120 950 110 5/17 《英国》 (ポイント) 95 3/17 6/17 (月/日) (円) 英国リート指数 185 88 170 81 155 5/17 6/17 (月/日) ユーロ/円 140 130 4/17 4/17 (円) 欧州リート指数 1,170 3/17 米ドル/円 121 4/17 5/17 6/17 (月/日) 英ポンド/円 140 74 3/17 4/17 5/17 6/17 (月/日) 3/17 4/17 5/17 6/17 (月/日) (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 3/5 リート・ウィークリーレポート 《豪州》 (ポイント) 700 (円) 豪州リート指数 88 660 83 620 78 580 豪ドル/円 73 3/17 4/17 5/17 6/17 《シンガポール》 (ポイント) 520 3/17 (月/日) (円) シンガポールリート指数 90 480 85 440 80 400 75 3/17 《香港》 (ポイント) 570 4/17 5/17 6/17 3/17 (月/日) (円) 香港リート指数 15.4 530 14.6 490 13.8 450 13.0 3/17 4/17 5/17 6/17 (月/日) 3/17 4/17 5/17 6/17 (月/日) シンガポールドル/円 4/17 5/17 6/17 (月/日) 香港ドル/円 4/17 5/17 6/17 (月/日) (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) 【各指数の著作権等】 ■Standard & Poor’s®並びにS&P®は、スタンダード&プアーズ・ファイナンシャル・サービシーズLLC(以下「S&P」)の 登録商標です。Dow Jones®は、ダウ・ジョーンズ・トレードマーク・ホールディングズLLC(以下「ダウ・ジョーンズ」)の 登録商標です。これらはS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLCに対して使用許諾が与えられており、DIAMアセットマネジ メント株式会社に対しては特定の目的のために使用するサブライセンスが与えられています。S&P 先進国 REITインデックス (円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)、S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジ なし)はS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが所有しており、DIAMアセットマネジメント株式会社に対して使用許諾が 与えられています。S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLC、ダウ・ジョーンズ、S&Pおよびその関連会社は、DIAMアセッ トマネジメント株式会社の商品を支持、推奨、販売、販売促進するものではなく、また投資適合性についていかなる表明をする ものではありません。 ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 4/5 リート・ウィークリーレポート 160621情報リートW-1 5/5
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