環境に配慮した工場とオフィス 製品の生産プロセス全体を通じて、節電や設備の改善による地球温暖化防止対策、 廃棄物削減活動などに取り組んでいます 環境 報 告 事業活動と環境負荷(当社およびグループ会社の国内製造拠点) 当社およびグループ会社の国内製造拠点は、製品・サービ なお、原材料の調達段階および製品の環境負荷削減につい スを提供するために、資源やエネルギーなどを投入し、結果 ての取り組みは、それぞれ「サプライチェーンにおける CSR として CO2 や廃棄物などを排出しています。これらの投入量 の推進」のページおよび「環境にやさしい次世代製品」のペー や排出量を把握し、有害化学物質の削減やエネルギー使用効 ジで紹介しています。 率の向上に努めています。 Input Output エネルギー 電気 排ガス 33,716MWh ( + 4%) CO 2 排出量*2 [ 328,010GJ ] 燃料油 ( 重油・灯油 ) 124kL ( − 29%) [ 4,797GJ ] ガス ( 都市ガス・LPG ) 84 千㎥ ( + 1%) [ 6,540GJ ] 原材料 原材料・部品 梱包材 2,018t ( − 26%) 45t PRTR *1 当社および グループ会社の 国内製造拠点 事業活動 化学物質取扱量 2.4t ( − 30%) 173 千㎥ ( + 16%) 153 千㎥ 上水 地下水 間接 CO 2 排出量 14,464t 95N㎥ ( + 3%) ( − 1%) 186N㎥ ( − 21%) 廃棄物・有価物 排出量 796t 最終処分量 ( − 1%) 3t ( − 38%) 化学物質 PRTR化学物質排出・移動・リサイクル 排水量 173 千㎥ ( + 16%) 下水 浄化後河川 122 千㎥ 43 千㎥ 地下浸透他 8 千㎥ BOD 20 千㎥ 0.4t ( − 29%) COD 0t 廃棄物の削減(当社およびグループ会社の国内製造拠点) ら廃棄物・有価物発生量を抑制する取り組みとして廃棄物・ に 62(2005 年度比で 38% 改善)とする目標を掲げて取り組 んできました。 2015 年度は、eラーニングの実施による廃棄物分別指導、 紙類・雑誌の再資源化等の取り組みにより 45(55%改善)と なり、目標を達成しました。 廃棄物・有価物発生量と原単位の改善推移 [ t/ 年 ] 廃棄物・ 廃棄物・有価物発生量 有価物発生量原単位指数 廃棄物・ 有価物発生量原単位指数 [ t/ 年 ] 廃棄物 廃・ 棄有 物価 ・物 有発 価生 物量 発生量 ら日立グループの活動に合わせ、指標を変更し、2015 年度 廃棄物・有価物発生量 ■ 100 100 1,500 廃棄物・有価物発生量 原単位指数 廃棄物・有価物発生量 原単位指数 85 85 廃棄物・ 有価物発生量 廃棄物・ 有価物発生量 1,250 1,500 1,000 1,250 100 100 75 65 65 52 52 750 1,000 75 45 50 45 50 500 750 25 250 500 25 250 0 0 2005 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2005 2010 2011 2012 2013 2014 2015 廃棄物 廃・ 棄有 物価 ・物 有発 価生 物量 発原 生単 量位 原指 単数 位指数 有価物発生量原単位指数の改善を図っており、2013 年度か ( 0%) ( ) 内は 2014 年度比を示します * 1 PRTR(Pollutant Release and Transfer Register )…化学物質排出移動量届出制度 * 2 CO2 排出量…算出に使用した CO2 電力換算係数は、2005 年の IEA の国別換算係数を使用 当社およびグループ会社の国内製造拠点は、2011 年度か 0.4t ( − 52%) 排水 製品・サービス 水 上水、地下水 701t NOx ( + 1%) 化学物質 直接 CO 2 排出量 SOx 154t ( − 10%) 紙 15,165t 0 [ 年度 ] 0 [ 年度 ] 従業員と家族のためのイベントとして開催した 「富山地区 納涼祭」(2015 年 8 月 22 日) 、「東京事業所ファミリーデー」 (2015 年 12 月 19 日) 、 ( 「 株)五洋電子秋田地区納涼祭」 (2015 年 7 月 18 日)において環境活動の紹介・PR を行い、廃棄物 リサイクルの流れやリサイクル品の展示により廃棄物の削減 推進について啓発しました。 「東京事業所ファミリーデー」 環境ブース 日立国際電気グループ CSR 報告書 2016 20 環境に配慮した工場とオフィス 環境 報 告 製品の生産プロセス全体を通じて、節電や設備の改善による地球温暖化防止対策、 廃棄物削減活動などに取り組んでいます 地球温暖化防止・省エネルギー(当社およびグループ会社の国内製造拠点) 当社およびグループ会社の国内製造拠点は、製造段階のエ ネルギーを削減する取り組みを実施しています。2013 年度か らは日立グループの活動に合わせ、指標を変更し、エネルギー 使用量原単位指数を 2015 年度に 83(2005 年度比で 17%改 は 79(2005 年度比で 21%改善)となり、 目標を達成しました。 設備面の取り組みとして、2015 年度は、高効率空調機器 への更新、LED 照明への更新などを実施しました。運用面の 取り組みとしては、2005 年から政府が推進する地球温暖化 防止国民運動に賛同し、すべての事業所において「クールビズ」 「ウォームビズ」の実施、「ライトダウンキャンペーン」への 参加を継続しています。 [ kL/ 年 ] 100 エネルギー使用量 エネルギー使用量原単位指数 エネルギー使用量 原単位指数 100 93 12,000 84 81 10,000 エネルギー使用量 本目標の最終年度となりますが、エネルギー使用量原単位指数 エネルギー使用量と原単位の改善推移 エネルギー 使用量 8,000 90 79 80 70 60 50 6,000 4,000 2,000 0 0 2005 2010 2011 2012 2013 2014 2015 [ 年度 ] フロン排出抑制法対応(当社およびグループ会社の国内製造拠点) オゾン層の破壊や地球温暖化の原因となるフロン類の大気 への放出を抑制するため、2015 年 4 月から「フロン排出抑 制法」が施行されました。業務用の空調機器および冷凍冷蔵 機器の所有者等は、機器の簡易点検の実施やフロン漏えい量 の行政への報告などが義務付けられています。 当社およびグループ会社の国内製造拠点は、業務用の空調 機器や冷凍冷蔵機器を所有しており、これらの機器の管理者 として、この法規制の適用を受けるため、施行前に対象機器 の洗い出し・リスト化を行い、簡易点検や定期点検を実施・ 記録し、設備の維持保全、フロン漏えい量の把握などを確実 に行っています。 空調機器の簡易点検(フロン類の漏えい点検)の様子 2015 年度 「GREEN21 大賞」 グリーンカーテン部門 優秀賞受賞 日立グループでは、環境活動の活性化と先進事例のグループ への展開を図るために、グループ内の先進的な環境活動や製品・ サービス、 環境に配慮した事業所を表彰する「GREEN 21 大賞」 制度を設けており、2015 年度からはこれまで別に表彰してい たグリーンカーテンが 「GREEN21 大賞」 に加わりました。 当社グループは、従来、夏季節電運動施策の1つとして各 事業所、グループ会社毎にグリーンカーテン活動に取り組ん できましたが、2014 年度以降はグループ一体で取り組み、 富山事業所のグリーンカーテン 地域保育園へのゴーヤ苗寄贈、園児へのゴーヤに関する環境 教育、社内 SNS* 等によるグリーンカーテン活動の紹介等、 グリーンカーテン部門優秀賞 表彰状 積極的に活動してきた結果、グリーンカーテン部門優秀賞を 受賞しました。 * SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)… コミュニティ型のネットサイト 園児とのゴーヤ植え付け 21 日立国際電気グループ CSR 報告書 2016 エネルギー使用量原単位指数 善)とする目標を掲げて取り組んできました。2015 年度は、 ■
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