平成28年4月の鉱工業指数の動向

公表内容
○概況
生産、出荷は上昇、在庫は低下で推移
◆4月の主な数値の動向(調査産業計)
季節調整済指数
総合指数
前月比(%)
原 指 数
指 数 前年同月比(%)
生 産
112.5
5.5
3か月ぶり+
110.4
4.1
3か月連続+
出 荷
121.8
6.1
3か月ぶり+
116.8
5.3
3か月連続+
在 庫
102.8
▲ 2.7
4か月ぶり-
99.8
0.5
7か月ぶり+
在庫率
89.1
▲ 11.5
89.4
▲ 7.9
○生産指数は、季節調整済指数で、3か月ぶりのプラス、原指数で、3か月連続のプラスとなった。
○出荷指数は、季節調整済指数で、3か月ぶりのプラス、原指数で、3か月連続のプラスとなった。
○在庫指数は、季節調整済指数で、4か月ぶりのマイナス、原指数で、7か月ぶりのプラスとなった。
○総合指数前月比の伸び率(上昇又は低下)に影響を与えた主な業種
<生産>上昇:輸送機械工業(6.9 %)
、食料品工業(13.7 %)
、生産用機械工業(44.6 %)
<出荷>上昇:輸送機械工業(9.4 %)
、化学工業(22.7 %)、食料品工業(8.3 %)
<在庫>低下:化学工業(▲ 11.8 %)
、輸送機械工業(▲ 25.1 %)
、プラスチック製品工業(▲ 8.1 %)
○前月比が最も大きかった業種
<生産>上昇:情報通信機械工業 (55.1 %) / 低下:業務用機械工業 (▲ 27.2 %)
<出荷>上昇:化学工業
<在庫>上昇:その他製品工業
(22.7 %) / 低下:業務用機械工業 (▲ 30.6 %)
(176.8 %) / 低下:輸送機械工業
(▲ 25.1 %)
4月の鉱工業生産指数(季節調整済)は、輸送機械工業、食料品工業などが上昇したこ
とから、3か月ぶりのプラスとなった。