2016/06/18 20:57:45発表 (Ver.7 最終報 ) M 4.5, 震源地:熊本県熊本地方, 深さ約10km, 2016/06/18 20:46頃発生 (気象庁発表) 震度の分布 最大観測震度4 (*) 主要都市の推定震度 最大 (*) 観測震度 (都市の最大観測震度と人口を考慮して掲載) 推定震度頻度分布 1 2 3 4 5-5+6-6+ 7 市区町村名 全人口:夜間 (人) 熊本県宇土市 熊本県宇城市 熊本県熊本市南区 熊本県熊本市西区 熊本県上益城郡益城町 熊本県八代市 熊本県合志市 熊本県熊本市東区 熊本県熊本市北区 熊本県菊池市 熊本県玉名市 4 4 4 3 3 3 3 3 3 3 3 震央距離 (km) 38,000 62,000 120,000 92,000 32,000 130,000 56,000 190,000 140,000 50,000 69,000 4 5 2 9 14 23 22 10 22 32 28 最大観測震度は、各市区町村内で観測された最大震度。観測された計測震度を250mメッシュで補間し、市区町村ごとに推定震度頻度分布を作成した。報開 始時刻が9:00-18:59のとき昼間人口、19:00-8:59のとき夜間人口を示し、平成22年国勢調査、平成21年経済センサス‐基礎調査等のリンクによる地域メッシュ統 計を二桁精度になるよう四捨五入した。震央距離は震央から各市区町村中心部までの距離。 解析開始時点(2016/06/18 20:57:15)で収集されている防災科研K-NET, KiK-net, 気象庁, 地方公共団体震度計の計測 震度データを利用。 (*)気象庁発表の情報と一致しない場合がある。 一部正式な震度観測点ではない観測点 を含む。暫定的な震度値を含む。丸印は観測、塗りつぶしは推定データ。×印は震央位置。 他の図表も同様。 行政区ごとの震度遭遇人口 推定震度5弱以上 (各震度階級の揺れに遭遇した人口を考慮して掲載) 推定震度5強以上 推定値無し 推定震度6弱以上 震度5弱以上の震度遭遇人口の推定値が無い場合、 震度遭遇人口は表示されません。 推定値無し 推定震度6強以上 推定値無し 推定値無し 補間した250mメッシュの推定震度分布と、250mメッシュに細分化した平成22年国勢調査、平成21年経済センサス‐基礎調査等のリンク による地域メッシュ統計を重ね合わせ、各行政区の震度遭遇人口を推計した。 この地域で起こった過去の主な被害地震 発生年 J-SHISから公表している地震ハザード情報 地震名 M 被害 1889 熊本県西部 6.3 熊本市を中心に半径約20kmの範囲に被害があり,県全体で全潰239,死20.橋の落下 や破損が多かった. 1909 宮崎県西部 宮崎市付近で被害が大きく,宮崎・大分・鹿児島・高知・岡山・広島・熊本の各県に 7.6 被害があった.家屋全潰4.大きなやや深発地震で,深さ約150km.従来,日向灘と されていたもの. 1914 鹿児島県中部 ( 桜島地震) 7.1 桜島の噴火で発生した地震.鹿児島市で住家全倒39,死13,鹿児島郡で死22余.小 津波があった. 1922 橘湾 (島原(千々 石湾)地震) 6.9 被害はおもに島原半島南部・天草・熊本市方面.長崎県で死26,住家全潰195,非住 家全潰459.このうち2回目の地震による死3. 1968 鹿児島県薩摩 2時間ほど前にM5.7の前震,翌日にもM5.6の余震があった.死3,傷42,住家全 地方 (えびの地震 6.1 壊368,半壊636.山崩れが多かった.3月25日にもM5.7とM5.4の地震があり,住家 ) 全壊18,半壊147. 1975 熊本県阿蘇地方 6.1 1975 大分県西部 6.4 傷22,住家全壊58,半壊93,道路被害182など. 1997 鹿児島県薩摩地 方 6.6 宮之城町・鶴田町・川内市などで傷36,住家全壊4,半壊31.最大震度5弱や4の余震 が続いた. 1997 鹿児島県薩摩地 方 6.4 3月26日の地震と並行する断層による.川内市で震度6弱.傷43,住家全壊4,半壊25 . 2005 福岡県西方沖 7.0 福岡県沿岸海域の左横ずれ断層型地殻内地震.最大震度は九州本土の6弱だが,玄界 島ではそれ以上の可能性がある.死1,傷1204,住家全壊144,半壊353. 防災科研が公開するJ-SHISでは、ある地点に対し影響を及ぼす全ての地震を考慮し、その地点が大きな地震 動に見舞われる危険度、すなわち地震ハザードを評価しています。(2013年版地震ハザード評価(モデル1)) 50年間超過確率2%の計測震度分布 再現期間50000年相当の計測震度分布 阿蘇山外輪山内にある一の宮町三野地区に被害が集中した.熊本県で傷10,建物全 壊16,半壊17,道路損壊12,山崩れ15. 出典:国立天文台編「理科年表Web版」, 丸善 (一部表現を割愛) R-20160618204713-0073-00001 J-RISQ (http://www.j-risq.bosai.go.jp/) 国立研究開発法人 防災科学技術研究所 (c) 2013
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