鳥羽市移住起業者施設整備事業費補助金交付要綱 (趣旨) 第1条 この

鳥羽市移住起業者施設整備事業費補助金交付要綱
(趣旨)
第1条
この要綱は、地域の新たな需要を堀り起こすことで地域経済の活性化を図
るとともに、定住の促進につなげるため、本市以外の住民が本市に移住して起業
する際に施設整備に要する経費の一部について、予算の範囲内で鳥羽市移住起業
者施設整備事業費補助金(以下「補助金」という。)を交付することについて、鳥
羽市補助金等交付規則(昭和 49 年規則第7号。以下「規則」という。)に定める
もののほか、必要な事項を定めるものとする。
(定義)
第2条
この要綱において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めると
ころによる。
(1) 移住者
3年以上市外に居住した後、本市に転入届を提出し、2年未満の者
をいう。
(2) 移住予定者
3年以上市外に居住しており、補助金の交付の対象となる事業
(以下「補助対象事業」という。)を実施する年度内に本市に転入届を提出予
定の者をいう。
(3) 起業
ア
次のいずれかに該当する場合をいう。
事業を営んでいない個人が所得税法(昭和 40 年法律第 33 号)第 229 条に
規定する開業の届出により、新たに事業を開始する場合
イ
事業を営んでいない個人が新たに法人を設立し、事業を開始する場合
(4)鳥羽市特定創業支援事業
本市の創業支援事業計画(平成 26 年 10 月国認
定)に定める次の事業をいう。
ア
市ワンストップ創業支援相談窓口を中核とした連携支援機関 (鳥羽商工会
議所、三重県産業支援センター、三重県信用保証協会、日本政策金融公庫)へ
の相談
イ
市主催の起業家育成支援セミナーの受講
(対象者)
第3条
補助金の交付の対象となる者は、市内に事業の拠点を整備して起業し、2
年以上継続しようとする者であって、次の第1号又は第2号に掲げる要件を満た
し、かつ、第3号及び第4号に掲げる要件を満たす個人又は法人とする。
(1) 移住者で市税の滞納がない者
(2) 移住予定者
(3) 免許等を必要とする業種の起業にあっては、補助対象事業の申請時に当該免
許等を受けている者
(4) 鳥羽市特定創業支援事業を受け た者 又は補助対象事業を行う年度に鳥羽市
特定創業支援事業を受けることを確約する者
(補助対象経費及び補助金の額)
第4条
補助金の交付の対象となる経費(以下「補助対象経費」という。)は、起業
に必要な拠点の施設を整備するために必要な建物の新築・改装工事(これらの工
事に係る設計、設備機器の設置、備品等の購入を除く。)に要する経費とする。
2
補助金の額は、補助対象経費の総額に2分の1を乗じて得た額(当該額が 50
万円を超えるときは 50 万円とし、当該額に 1,000 円未満の端数があるときはこれ
を切り捨てる。)とする。
(交付の申請)
第5条
規則第3条第1項第4号に定める書類は、次の各号のとおりとする。
(1)
整備拠点の位置図
(2)
現況(工事前)の写真
(3)
工事に係る図面
(4)
工事を行う拠点にかかる申請者の使用権利を証する書類
(5)
申請時に鳥羽市特定創業支援事業を受けていない者にあっては、年度内に
受けることを確約する書類
(6)
移住者のうち市税の納税義務者にあっては完納証明書
(実績報告)
第6条
補助の交付の決定を受けた者(以下「補助事業者」という。)は、補助対象
事業が完了したときは、規則第 10 条に規定する補助事業等実績報告書に 、次の各
号に掲げる書類を添付するものとする。
(1)
補助対象経費に係る領収書又は支出を証する書類の写し
(2)
工事完成写真
(3)
補助事業者が個人の場合は伊勢税務署へ提出した開業届の写し、法人の場
合は同署に提出した法人設立届出書の写し
(4)
2
その他市長が必要と認める書類
前項の実績報告を行うにあたって、補助金に係る消費税に係る仕入控除税額 相
当分を減額して報告しなければならない。
(その他)
第7条
この要綱の施行に関し必要な事項は、市長が別に定める。
制
定
附
則
この告示は、公示の日から施行する。