チラシ - NPO法人 多摩住民自治研究所

根本から考え、ゆたかに議論し、実践的展望を拓く2日間
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多摩研 第1回地方自治ゼミナール
日本国憲法の地方自治と
その実現への道
講師
池 上 洋 通
(自治体問題研究所理事・主任研究員)
参議院議員選挙について、政党関係などこれまでにない動きが注目を集め、
沖縄における急激な情勢の展開、突然の東京都知事選挙もあって、日本の政
治が変わり始めるのではないか、という観測があらわれています。
もちろん、その基礎には、全国に広がる地域の経済社会問題があります。
また、世界的にも、アメリカ大統領選挙、イギリスの EU 離脱をめぐる国
民投票など、かつてない出来事が、次々に起きています。
このゼミナールは、これまでの多摩研「議員の学校」に参加された皆さん
に呼びかけ、
「日本国憲法の地方自治を実現すること」をベースにして、当
面する情勢から、地方自治体の政策課題に至るまで、豊かに学び合うことを
目的に開かれる新しいプログラムです。
定員 30 名(先着順)
2016 年 8 月 19 日(金)13 時~20 日(土)16 時
参加費 25,000 円(宿泊・交流会費各自負担)
会場・たましん RISURU ホール JR 中央線立川駅南口徒歩 13 分
主催:NPO法人多摩住民自治研究所
〒191-0016 東京都日野市神明 3-10-5 エスプリ日野 103
TEL042-586-7651 Fax042-514-8096 E-mail [email protected]
全体プログラム
●第 1 日
8 月 19 日(金)
1230〜1300
受付
1300〜1315
開会、オリエンテーション、事務連絡
1315〜1445
講義Ⅰ
1445〜1500
質疑応答
1500〜1515
休憩
1515〜1645
講義Ⅱ
1645〜1700
質疑応答
1700〜1715
休憩
1715〜1815
討論
●第 2 日
日本国憲法の定める地方自治とその現実
世界と日本の経済・社会の現実に向き合う
8 月 20 日(土)
900〜1030
講義Ⅲ
1030〜1045
質疑応答
1045〜1030
休憩
1030〜1200
講義Ⅳ
1200〜1215
質疑応答
1215〜1315
昼食・休憩
1315〜1500
総合質疑応答・討論
1500〜1600
講義Ⅴ
1600〜1615
修了式
講義Ⅰ
参議院議員選挙の結果は何を示しているか
国勢調査の結果から見る人口問題の考え方と地域社会の展望
総括講義
地域社会から組み立てる自治体の実践的な展望
日本国憲法の地方自治原則とその現実
日本国憲法は、世界で初めて「章」を立てて「地方自治」を規定し、中央政府と地
方自治政府を対等なものとして位置づけました。その後に現れた各国の憲法が、次々
に章を立てて地方自治を規定したのを見ると、日本国憲法の先見性は明らかです。
しかし、市町村の議会や行政の現場では、
「国の言いなり」
「県の言いなり」という
状態が続いています。講義では「子どもの貧困」など、特にいま問題になっている政
策課題を取り上げながら、地方自治体の現場における基本課題を明らかにします。
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講義Ⅱ
世界と日本の経済・社会の現実に向き合う
いま、日本の各地で地域の産業・経済が深刻な課題をかかえ、どこでもけんめいな
努力が続けられています。しかし一方で、現実の地域は、全国的・世界的な経済事情
や社会情勢に直接つながり、強い影響を受けています。
この講義では、世界の経済力の分布や問題を時系列的・地理的に見ながら、日本経
済の世界的な位置や国内経済の問題点をリアルに把握し、地域経済を発展させる政策
的な道筋を考える基礎になるデータを共有します。
講義Ⅲ
参議院議員選挙の結果は何を示しているか
7 月 10 日投票で行われる参議院議員選挙は、これまでにない「野党共同候補」な
ど、日本の政治地図を塗り替えるかもしれない、さまざまな話題に彩られています。
しかし同時に注目すべきは、ほとんどすべての投票が、自治体の手で地域にしつらえ
られた投票所で行われることです。つまり、選挙結果は、地域ごとの住民の声です。
参議院議員選挙の結果を地域別のデータなどで見ながら、国政・地方自治政治をつら
ぬく主権者の声と、選挙制度の課題にリアルに向き合います。
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講義Ⅳ
国勢調査の結果から見る
人口問題の考え方と地域社会の展望
いま、全国の自治体で「人口」が取りざたされ、少なくない自治体で「減少問題」
が取り組まれており、
「地方創生」政策の中心課題に据えられたりしています。しか
し一方では、地域・自治体ごとの人口の動きを歴史的に把握しているとは言えない現
実もあります。この講義では、昨年行われた国勢調査の結果を素材にして、人口動向
の事実に向き合い、人口資料の読み方の初歩を共有するとともに、市町村レベルにお
ける「人口政策」について、その基本を学び合います。
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講義Ⅴ
総括講義
地域社会から組み立てる自治体の実践的な展望
困難ばかりが語られることの多い、地域・自治体の現実。しかし、住民生活の現場
では、胸を打たれるような努力が数多くあります。主権者である住民の姿に謙虚に学
ぶことから出発して、真に効率的な行政・財政の運営、国・県・市町村の関係のあり
方を考えます。防災問題やエネルギー問題などと正面から向き合い、沖縄で起きてい
る現実、被災地で進められている努力に、改めて学び合いながら、いま世界的にも進
む生活単位の地域共同体を基本とする地方自治の構築について学びます。
●用意するもの
自分の所属する自治体についての次の資料を用意してください。
①国勢調査資料 1990・1995・2000・2005・2010・2015 各年調査結果のうち、
総人口、男女別、年齢(3 区分別)、産業別の各データ。
②今年度(2016)の行政の施政方針資料
重点施策とされているものの一覧
多摩住民自治研究所
第1回
【受講料】25,000 円(消費税込)
*ご宿泊はご自身でお手配ください。
【申込方法】
下記申込書を FAX または E-mail でお送りください。
地方自治
ゼミナール
Fax 042-514-8096
E-mail:[email protected]
また、多摩研ホームページの申込
フォームからもお申込みいただけます
http://www.tamaken.org
◇多摩研 第 1 回 地方自治ゼミナール 参加申込書
■氏名(フリガナ)
■自治体・議会名
(在任
■領収書のあて名(名称は正確にお願いいたします)
■住所 〒
■自宅TEL
■携帯電話
■e-mail
⌂⌂⌂会場へのアクセス⌂⌂⌂
たましん RISURU ホール第 1 会議室
東京都立川市錦町 3-3-20 TEL042-526-1311
立川駅南口よりすずらん通りを直進。徒歩 13 分。
●東京駅から
JR 中央線で立川駅まで快速電車で 50 分、中央特
快で 41 分、620 円。
●新横浜駅から
JR 横浜線で八王子駅乗り換え、中央線(新宿方面
行立川駅下車)で約 52 分、780 円。
●大宮・浦和方面から
南浦和駅から JR 武蔵野線で西国分寺駅乗り換え、
中央線(高尾方面行立川駅下車)で 44 分、540 円。
■自宅FAX
期目)