労働政策審議会職業安定分科会における 「2014 年度目標の評価について(案)」に係る意見募集の結果について 平 成 28 年 6月 23 日 厚 生 労 働 省 職 業 安 定 局 総 務 課 厚生労働省において、労働政策審議会職業安定分科会における「2014 年度目標の評価につい て(案)」について、平成 28 年4月 15 日(金)から平成 28 年4月 29 日(金)まで意見の募集を行い、 計2件のご意見をいただきました。 いただいたご意見を整理し、以下のとおり当省の考え方をまとめましたので、公表いたします。 なお、ご意見については、本意見募集の対象となる事項についてのみ、適宜要約して掲載して います。 貴重なご意見をお寄せいただきました皆様に、厚く御礼申し上げます。 No ご意見内容 厚生労働省の考え方 職業安定分科会における目標の評価 について、どのように行っているのか。 また、主観的な評価となっていないか。 本件の年度目標の評価につきましては、次のよ うに、客観的なものとなるよう努めています。 ○ 中長期目標として定めているアウトカム指 標の達成に寄与するよう、関連の施策につい て、過去の実績や経済情勢なども考慮しつつ 単年度の数値目標を設定すること ○ 目標と同じ方法で実績を算出し、目標達成 度合いを判定したうえで、雇用情勢をはじめ とする外部領域の変化も含めた多様な観点 からその要因を分析すること ○ 目標設定から実績評価までの一連のプロセ スについて、公労使の三者で構成された職業 安定分科会にて御議論いただき、意見を反 映して決定すること 引き続き客観的な評価に努めて参りたいと考 えています。 国を主体とした地方自治体との連携 が求められており、今後もさらなる施策 の強化が望まれるという点について、二 国と地方自治体はそれぞれの役割があり、国は 勤労権保障のための最低限のセーフティネットと しての役割があり、国が全国的体系で職業紹介 1 2 重行政であり非効率な行政運営となっ ていないか。 を実施しています。一方、地方自治体は福祉業務 や産業政策、地域の実情に合わせた各種の雇用 対策等を実施しています。 このように国と地方自治体はそれぞれ役割・強 みを持っていますので、それを発揮し連携して雇 用対策を進めることで、住民サービスの更なる強 化を図ることができると考えています。 また、国と地方自治体においては、雇用対策協 定の締結等によりお互いの役割分担を明確に し、業務が重複しないよう留意しながら雇用対策 を進めているところです。
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