プログラム[PDF:210.3KB]

平成 28 年度感染管理認定看護師対象研修
「医療器具関連感染サーベイランスの up to date と効果的なフィードバック」
感染防止対策加算の施設基準に、厚生労働省院内感染対策サーベイランス（JANIS）事業、地域や全国のサーベイ
ランスに参加していることが要件となったことから、国内のサーベイランスシステムのデータベース化が徐々に進ん
でいます。また、CLABSI や CAUTI のリスクの高い病棟における医療器具関連感染サーベイランスの実践は、看護
の質の向上には欠かせない活動となっています。
この研修は、CLABSI や CAUTI サーベイランスの判定基準の変更点をふまえ、模擬事例を使って判定し、データ
の分析方法や得られた結果の解釈を理解した上で、効果的なフィードバックにつなげるための手法を学ぶ 1 日の研修
となっています。感染管理認定看護師の方であれば、修了した教育機関を問いません。ふるってご応募ください。
【目標】医療器具関連感染サーベイランス（CLABSI、CAUTI）の新たな判定基準を理解し、効果的なフィード
バックのためのデータ分析方法が理解できる。
【対象】感染管理認定看護師
【場所】公益社団法人日本看護協会神戸研修センター研修室 3
【プログラム】
平成 28 年 8 月 6 日（土）
9:50～10:00
オリエンテーション
公益社団法人日本看護協会神戸研修センター教育研修部池上美保
10:00～11:00
〔講義&演習〕医療器具関連感染サーベイランスの up to date
～CLABSI と CAUTI について～
独立行政法人国立病院機構西埼玉中央病院看護部坂木晴世先生
・NHSN の判定基準、JHAIS のサーベイランスシステム（2016 年 7 月運用開始）の変更点
・新しい判定基準を用いて、判定してみよう！
11:10～12:40
〔講義&演習〕医療器具関連感染サーベイランスの効果的なフィードバック
～データの分析方法と活用～
独立行政法人国立病院機構西埼玉中央病院看護部坂木晴世先生
・感染率の推移の評価
・対策前後の感染率の比較
・医療器具使用比と感染率の解釈
・費用効果分析
・分析方法（検定他）の選択
12:40～13:30
昼休憩
13:30～16:10
〔講義&演習〕医療器具関連感染サーベイランスの効果的なフィードバック
～効果的なフィードバック～
独立行政法人国立病院機構西埼玉中央病院看護部坂木晴世先生
・新しい判定基準を用いたサーベイランス計画書に変更した場合に、分析やフィードバック
で気をつけること
・効果的なプレゼンテーション
・意見交換
演習支援：公益社団法人日本看護協会神戸研修センター教育研修部萬井美貴子
池上美保
＊グループ分けは、研修センターに御一任ください。
【準備物】USB メモリ
※ノートパソコンの持参は自由です。演習では 1 グループにつき PC1 台（図書分室）が利用できます。
【その他】研修修了証を発行いたします。

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