インドネシア:2016 年 7 月~2017 年 1 月 石炭生産に天候の影響か 2016 年 6 月 16 日掲載 6 月 3 日付けの地元報道によると、インドネシア気象気候地球物理機関(The Agency of Meteorology, Climatology and Geophysics of the Republic of Indonesia:BMKG)は、Sumatra 地域での石炭生産と輸 出は、ラニーニャ(La Nina)気象現象により、2016 年 7 月から 2017 年 1 月にかけての雨期に、混乱する かもしれないと述べた。 BMKG の気候・農業気候・海上事業部門の責任者は、輸送は悪天候時には混乱するとし、鉱山地域は、 通常、急傾斜のため地すべりの危険性が高く、より被害を受け易いとした。また、河川の水深は、予想さ れる降雨量の影響を受け、潜在的に石炭バージ輸送を妨げるとした。生産、輸出量が最も多い Kalimantan 地域では、2016 年 10 月から 2017 年 1 月にかけて、影響を受けるかもしれないとした。 (石炭開発部 辻 誠) おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確 な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとら れた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の 図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願 い申し上げます。
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