提出内容 - 佐伯社会保険労務士事務所 大阪

提出内容
受付番号
201606150000370565
提出日時
2016 年 06 月 15 日 05 時 44 分
案件番号
495160071
案件名
子の養育又は家族の介護を行い、又は行うこととなる労働者の職業生活と家庭生活との両立が図られるように
するために事業主が講ずべき措置に関する指針の一部を改正する件(案)に関するご意見募集について
所管府省・
部局名等
厚生労働省雇用均等・児童家庭局職業家庭両立課 電話:03-5253-1111 (内線 7852)
意見・情報
2016 年 05 月 26 日
受付開始日
意見・情報
2016 年 06 月 24 日
受付締切日
郵便番号
530-0001
住所
大阪府大阪市北区梅田 1 丁目1番 3-500 大阪駅前第 3 ビル 5 階 10 号
氏名
佐伯社会保険労務士事務所 特定社会保険労務士 佐伯博正
連絡先電話番号
連絡先メールアドレス
子の養育又は家族の介護を行い、又は行うこととなる労働者の職業生活と家庭生活との両立が図られるようにするた
めに事業主が講ずべき措置に関する指針の一部を改正する件(案)に関する意見
1 職場における育児休業等に関するハラスメントの内容
(1) 「職場における育児休業等に関するハラスメント」ではなく「介護」も入れていただき、「職場における育児・介護休業
等に関するハラスメント」とされることによってケアハラスメントも含まれていることが明確になります。
2 職場における育児休業等に関するハラスメントの内容
(1)
「業務上の必要性に基づく言動」にあたるかどうかについて明確で具体的な基準がない場合には、この記述は言い訳
に用いられるおそれがあります。また、たとえ業務上の必要性があるとしても、そういう時にも労働者が暴言をうける可
提出 能性もあるので、その場合は(パワーハラスメントの定義にあるように)「業務の適正な範囲を超えた」旨の但し書を書
意見 き添えてください。
(4)
ロ 典型的な例
(ロ) 制度等の利用の申出等又は制度等の利用を阻害するもの
繰り返し又は継続的な行為がないとハラスメントに該当しないということでは、1回の行為ならゆるされるような印象を
与えています。たとえ1回の行為であっても、言動の内容があまりに酷いケース、人前で怒鳴られるケース、長時間に
わたるケースであれば、ハラスメントに該当する場合もあります。また、「当該労働者がその意に反することを当該同僚
に明示しているにもかかわらず、さらに言うことを含む」とありますが、何が「明示」になるのか具体的に記載していただ
きたいと思います。さらに、どこまで「明示」することができるのか疑問に思います。
(ハ) 制度等の利用をしたことにより嫌がらせ等をするもの
「(ロ) 制度等の利用の申出等又は制度等の利用を阻害するもの」で記載した意見と同様の意見です。