入 札 公 告

入
次
の
と
お
り
一
般
競
争
入
札
札
に
付
し
ま
公
す
告
。
平 成 2 8 年 6 月 1 6 日
国 立 研 究 開 発 法 人 水 産 研 究 ・ 教 育 機 構
西 海 区 水 産 研 究 所 長
渡 部
俊 広
1 . 調
達
内
容
( 1 ) 調 達 物 品 及 び 数 量
小 型 水 質 自 動 観 測 ブ イ
( 2 ) 調 達 物 品 の 仕 様
入 札 説 明 書 に よ る 。
( 3 ) 納
入
期
限
平 成 2 8 年 9 月 3 0 日
( 4 ) 納
入
場
所
入 札 説 明 書 に よ る 。
( 5 ) 入
札
方
法
額
1
額
方
わ
る
2 . 競
争
参
加
資
落
の
円
)
消
ず
金
札
1
未
を
費
、
額
決
0
満
も
税
見
を
定
0
の
っ
に
積
入
に
分
端
て
係
も
札
当
の
数
落
る
っ
書
た
8
が
札
課
た
に
っ
に
あ
価
税
契
記
て
相
る
格
事
約
載
一 式
は
当
と
と
業
希
す
、
す
き
す
者
望
る
入
る
は
る
で
金
こ
札
額
、
の
あ
額
と
書
を
そ
で
る
の
。
に
加
の
、
か
1
記
算
端
入
免
0
載
し
数
札
税
8
さ
た
金
者
事
分
れ
金
額
は
業
の
た
額
を
、
者
1
金
(
切
消
で
0
額
当
り
費
あ
0
に
該
捨
税
る
に
当
金
て
及
か
相
該
額
た
び
を
当
金
に
金
地
問
す
格
( 1 ) 国 立 研 究 開 発 法 人 水 産 研 究 ・ 教 育 機 構 契 約 事 務 取 扱 規 程 ( 平 成 1 3 年 4 月 1 日 付 け 1 3
水 研 第 6 5 号 ) 第 1 2 条 第 1 項 及 び 第 1 3 条 の 規 定 に 該 当 し な い 者 で あ る こ と 。
( 2 ) 平 成 2 8 ・ 2 9 ・ 3 0 年 度 国 立 研 究 開 発 法 人 水 産 研 究 ・ 教 育 機 構 競 争 参 加 資 格 又 は 全 省
庁 統 一 資 格 の 「 物 品 の 販 売 契 約 」の 業 種 「そ の 他 」で 「 B 」 、 「 C 」 又 は 「 D 」 い ず れ か の
等 級 に 格 付 け さ れ て い る 者 で あ る こ と 。
( 3 ) 国 立
役 務 等
た だ
止 措 置
研
契
し
要
究
約
、
領
開
指
全
に
発
名
省
基
法
停
庁
づ
人
止
統
く
水
措
一
指
産
置
資
名
研
要
格
停
究
領
に
止
・
に
格
を
教
基
付
受
育
づ
け
け
機
く
さ
て
構
指
れ
い
理
名
て
る
事
停
い
期
長
止
る
間
か
を
者
中
ら
受
で
で
物
け
あ
な
品
て
る
い
の
い
場
こ
製
る
合
と
造 契 約 、 物 品 の 販 売 契 約 及 び
期 間 中 で な い こ と 。
は 、 国 の 機 関 の 同 様 の 指 名 停
。
( 4 ) 暴 力 団 員 に よ る 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 す る 法 律 ( 平 成 3 年 法 律 第 7 7 号 ) 第 3 2 条 第
1 項 各 号 に 掲 げ る 者 で な い こ と 。
3 . 入 札 説 明 書 等 の 交 付 方 法
競 争
書 、 入
の 交 付
① 直
長
国
西
電
F
② 郵
封
入
上
③ メ
任
に
ス
る
参
札
を
接
崎
立
海
仕
日
記
疑
う
入
な
4 . 入 札 説 明 会 の 日 時 及 び 場 所 等
3
に
質
行
り
様
ま
載
を
と
札
お
希
得
け
付
長
究
水
A
送
書
し
記
ー
意
て
、
こ
加
心
受
交
県
研
区
話
X
に
に
、
①
ル
書
希
電
と
書
で
)
取
と
説
、
等
に
又
り
も
明
当
に
上
は
ま
に
会
該
よ
「
返
あ
に
式
望
話
。
- 1 -
望 者 は 、 以 下 に よ り 入 札 説 明 書 等 ( 入 札 説 明
書 、 契 約 書 案 、 入 札 書 様 式 、 委 任 状 様 式 等 )
る こ と 。
崎
開
産
0
0
る
小
信
て
よ
に
」
番
市
発
研
9
9
交
型
用
郵
る
「
と
号
多
法
究
5
5
付
水
封
送
交
小
記
を
以
人
所
-
-
良
水
業
8
8
町
産
務
6
5
1
研
推
0
0
5
究
進
-
-
5
・
部
1
7
1
教
業
6
7
-
育
務
1
6
8
機 構
管 理 課 用 度 係
2
7
質
筒
の
付
型
入
記
自 動 観 測 ブ イ 入 札 説 明 書 希 望 」 と 記
( 角 2 ) に 2 5 0 円 切 手 を 貼 付 し 、
こ と 。
関
記
フ
と
当
に
日
し
3
ァ
め
機
代
以
質
.
ッ
、
構
え
降
疑
あ
ク
回
の
る
に
が
て
ス
答
ホ
。
質
水 質 自 動 観 測 ブ イ 入 札 説 明 書 メ ー ル
し 、 社 名 、 担 当 者 名 、 メ ー ル ア ド レ
載 の う え 、 上 記 ① あ て F A X 送 信 す
あ
に
に
は
ー
る
メ
て
入
ム
場
ー
質
札
ペ
合
ル
疑
説
ー
に
(
を
明
ジ
は
ア
行
書
に
、
ド
う
受
て
平
レ
こ
領
公
成
ス
と
者
表
2
は
。
全
す
8
入
当
員
る
年
札
日
に
こ
6
説
ま
対
と
月
明
で
し
に
2
書
の
て
よ
疑 が 発 生 し た 場 合 も 随 時 受 け 付 け 、
同 様
た
人 を
害 す
又 は
る 。
に
だ
識
る
当
対
し
別
お
該
応
、
し
そ
質
す
質
得
れ
疑
る
疑
る
の
を
。
内
記
あ
公
( 1 ) 入 札 の 日 時 及 び 場 所
平
長
国
西
2
県
研
区
8
長
究
水
年
崎
開
産
6
市
発
研
月
多
法
究
3 0 日
1
以 良 町 1 5
人 水 産 研 究
所
小 会 議
( 2 ) 郵 便 に よ る 入 札 書 の
受 領 期 限 及 び 提 出 場 所
平 成 2 8 年 6 月 2 9 日
3 . ① に 同 じ 。
容
述
る
表
に
が
記
せ
個
あ
述
ず
人
る
が
、
に
場
あ
質
関
合
る
疑
す
及
場
者
る
び
合
の
情
法
に
み
報
人
は
に
で
等
、
回
あ
の
当
答
っ
財
該
す
て
産
箇
る
特
権
所
こ
定
等
を
と
の
を
伏
が
個
侵
せ
あ
5 . 入 札 の 日 時 及 び 場 所 等
6 . そ
の
成
崎
立
海
5 時 3 0 分
5 1 - 8
・ 教 育 機 構
室
1 7 時 0 0 分
他
( 1 ) 契 約 手 続 き に お い て
使 用 す る 言 語 及 び 通 貨
日 本 語 及 び 日 本 国 通 貨 。
( 2 ) 入 札 保 証 金 及 び 契 約 保 証 金
免
( 3 ) 入
本 公 告 に 示 し た 競 争 参 加 資 格 の な い 者 の 提 出 し た 入 札 書
及 び 入 札 に 関 す る 条 件 に 違 反 し た 入 札 書 は 無 効 と す る 。
札
の
無
効
除 。
( 4 ) 契 約 書 作 成 の 要 否
要 。
( 5 ) 落 札 者 の 決 定 方 法
予 定 価 格 の 制 限 の 範 囲 内 で 最 低 価 格 を も っ て 有 効 な 入 札
を 行 っ た 入 札 者 を 落 札 者 と す る 。
( 6 ) 競 争 参 加 者 は 、 入 札 の 際 に 国 立 研 究 開 発 法 人 水 産 研 究 ・ 教 育 機 構 の 資 格 審 査 結 果 通 知 書
写 し 又 は 全 省 庁 統 一 資 格 の 資 格 審 査 結 果 通 知 書 写 し を 提 出 す る こ と 。
( 7 ) 詳 細 は 入 札 説 明 書 に よ る 。
7 . 契 約 に 係 る 情 報 の 公 表
( 1 ) 公 表 の 対
次 の ① 及
①
当 機
当 職 以
再 就 職
②
当 機
象
び
構
上
し
構
と
②
に
の
て
と
な
い
お
職
い
の
る
ず
い
を
る
間
契
れ
て
経
こ
の
約
に
役
験
と
取
先
も 該 当 す る 契 約 先
員 を 経 験 し た 者 ( 役 員 経 験 者 ) が 再 就 職 し て い る こ と 又 は 課 長 相
し た 者 ( 課 長 相 当 職 以 上 経 験 者 ) が 役 員 、 顧 問 等 ※ 注 1
と し て
当
合
役
あ
と
売
た
よ
機
研
員
る
認
上
額
る
構
究
、
か
め
高
に
。
」
セ
顧
を
ら
又
よ
と
ン
問
問
れ
は
る
は
タ
等
わ
る
事
こ
、
ー
」
ず
者
業
と
改
、
に
、
を
収
と
( 2 ) 公 表 す る 情
上 記 ( 1 )
締 結 日 、 契 約
①
当 機 構
機 構 に お
②
当 機 構
③
総 売 上
か に 該 当
3 分 の
④
一 者 応
報
に
先
の
け
と
高
す
1
札
該
の
役
る
の
又
る
以
又
当
名
員
最
間
は
旨
上
は
す
称
経
終
の
事
る
、
験
職
取
業
契
契
者
名
引
収
約 先 に つ い て 、 契 約 ご と に 、 物 品 役 務 等 の 名 称 及 び 数 量 、 契 約
約 金 額 等 と 併 せ 、 次 に 掲 げ る 情 報 を 公 表 す る 。
及 び 課 長 相 当 職 以 上 経 験 者 ( 当 機 構 O B ) の 人 数 、 職 名 及 び 当
( 3 ) 当 機 構
①
契
構 に
②
直
供
結
る
事
し
日
最
業
て
時
終
年
い
点
職
度
引 高 が 、 総 売 上 高 又 は 事 業 収 入 の 3 分 の 1 以 上 を 占 め て い る こ と
※ 注 2
な お 、 「
法 人 水 産 総
※ 注 1
「
者 で
え る
※ 注 2
総
ら れ
績 に
に
約
お
近
提
締
け
の
称
統
は
経
含
入
し
前
合
、
営
む
の
、
の
前
役
や
。
額
取
独
の
員
業
立
独
、
務
行
立
顧
運
政
行
問
営
法
政
の
に
人
法
ほ
つ
水
人
か
い
産
水
、
て
総
産
相
、
合
大
談
助
研
学
役
言
究
校
そ
す
セ
を
の
る
ン
含
他
こ
タ
み
い
と
ー
ま
か
等
及
す
な
に
び 国 立 研 究 開 発
。
る 名 称 を 有 す る
よ り 影 響 力 を 与
は 、 当 該 契 約 の 締 結 日 に お け る 直 近 の 財 務 諸 表 に 掲 げ
引 高 は 当 該 財 務 諸 表 の 対 象 事 業 年 度 に お け る 取 引 の 実
高
入 に 占 め る 当 機 構 と の 間 の 取 引 高 の 割 合 が 、 次 の 区 分 の い ず れ
2 分 の 1 未 満 、 2 分 の 1 以 上 3 分 の 2 未 満 又 は 3 分 の 2 以 上
一 者 応 募 で あ る 場 合 は そ の 旨
た
で
名
に
だ
在
等
お
く 情 報
職 し て い る 当 機 構 O B に 係 る 情 報 ( 人 数 、 現 在 の 職 名 及 び 当 機
)
け る 総 売 上 高 又 は 事 業 収 入 及 び 当 機 構 と の 間 の 取 引 高
( 4 ) 公 表 日
契 約 締 結 日 の 翌 日 か ら 起 算 し て 原 則 と し て 7 2 日 以 内 ( 4 月 に 締 結 し た 契 約 に つ い て は
原 則 と し て 9 3 日 以 内 )
- 2 -
( 5 ) そ
当
行 う
要 の
結 を
な
ま す
の
機
契
情
行
お
の
他
構
約
報
っ
、
で
ホ
に
の
て
応
、
ー
係
当
い
札
ご
ム
る
機
た
若
了
ペ
情
構
だ
し
知
ー
報
へ
く
く
願
ジ
の
の
よ
は
い
(
公
提
う
応
ま
契
表
供
ご
募
す
約
に
及
理
又
。
に
つ
び
解
は
関
い
情
と
契
す
て
報
ご
約
る
」
の
協
の
情
が
公
力
締
報
掲
表
を
結
)
載
に
お
を
に
さ
同
願
も
「
れ
意
い
っ
国
て
の
い
て
立
い
上
た
同
研
る
で
し
意
究
の
、
ま
さ
開
で
応
す
れ
発
ご
札
。
た
法 人 水 産 研 究 ・ 教 育 機 構 が
確 認 い た だ く と と も に 、 所
若 し く は 応 募 又 は 契 約 の 締
も の と み な さ せ て い た だ き
8 . 公 的 研 究 費 の 不 正 防 止 に か か る 「 誓 約 書 」 の 提 出 に つ い て
当
実
け
開
rc
契
公
て 、
入 札
な
て い
(
お
究
ff
の
機
施
る
発
.g
約
的
②
説
お
た
構
基
不
法
o.
に
研
国
明
、
だ
で
準
正
人
jp
際
究
立
書
当
け
は
)
防
水
/k
し
費
研
に
機
れ
、
」
止
産
ei
て
の
究
添
構
ば
国
(
の
研
ya
、
不
開
付
の
、
よ
平
取
究
ku
当
正
発
し
本
当
り
成
り
・
/p
該
防
法
ま
部
機
示
1
組
教
le
注
止
人
す
、
構
さ
9
み
育
dg
意
関
水
の
研
内
れ
年
を
機
e_
事
係
産
で
究
の
た
2
行
構
re
項
書
研
、
所
次
「
月
っ
と
qu
を
類
究
契
、
回
研
1
て
の
es
遵
(
・
約
開
以
究
5
お
契
t/
守
①
教
相
発
降
機
日
り
約
no
す
公
育
手
調
の
関
文
、
等
te
る
的
機
方
査
契
に
部
取
に
_c
旨
研
構
と
セ
約
お
科
り
あ
on
の
究
と
な
ン
で
け
学
組
た
tr
「
費
の
っ
タ
は
- 3 -
る
大
み
っ
ac
誓
の
契
た
ー
再
公
臣
の
て
t.
約
不
約
場
、
提
的
決
ひ
の
pd
書
正
等
合
水
出
研 究 費 の 管 理 ・ 監 査 の ガ イ ド ラ イ ン
定 ) に 沿 っ て 、 公 的 研 究 費 の 契 約 等 に
と つ と し て 、 取 引 先 の 皆 様 に 「 国 立 研
注 意 事 項 」 ( URL: http://www.fra.a
f) を ご 理 解 い た だ き 、 一 定 金 額 以 上
」 の 提 出 を お 願 い し て い ま す 。
防 止 に か か る 「 誓 約 書 」 の 提 出 に つ い
に あ た っ て の 注 意 事 項 、 ③ 誓 約 書 ) は 、
は 、 誓 約 書 の 提 出 を お 願 い し ま す 。
産 大 学 校 い ず れ か 1 箇 所 に 1 回 提 出 し
す る 必 要 は あ り ま せ ん 。
小型水質自動観測ブイ
調達仕様書
国立研究開発法人水産研究・教育機構
西海区水産研究所
第1章
総
則
1.目的及び用途
本仕様書は、国立研究開発法人 水産研究・教育機構 西海区水産研究所が調達する「小型
自動観測ブイ」
(以下、
「本装置」という。
)について規定する。
用途:本装置1基を有明海に設置し、一定時間間隔で、表層と底層の水温、塩分、クロロ
フィル蛍光、濁度、溶存酸素飽和度及び表層の流向流速の自動観測を行い、観測データを送
信する。このことにより、有明海奥部浅海域において頻発する赤潮・貧酸素水塊の発生状況
を迅速に把握するとともに、短期的な予察手法の開発に資する。
2.調達数量
一式
3.納入・設置場所
有明海奥部(別途、協議する地点)
(佐賀県鹿島市地先海域を予定)
4.検査
本装置は、国立研究開発法人水産研究・教育機構 西海区水産研究所の検査職員による検査
を受け、合格しなければならない。
5.その他
(1)本装置の輸送、設置・調整は、受注者側で行うこと。
(2)受注者は、平成28年9月30日までに納入、設置調整を行うこと。
(3)受注者は、本装置納入・設置後、試運転を行い正常に運転することを確認するとともに
操作に従事する職員に対して充分な取扱説明を行うこと。
(4)受注者は本装置の完成図面及び取扱説明書を1部添付すること。
(5)本装置の保証期間は査収後1年間とする。
但し、係留索を除く浮体構造物としての保証期間は査収後3年間とする。
保証期間内に発生した構造上の欠陥による、破損、故障等は受注者の負担により速や
かに補修・改造もしくは取り替えを行うこと。
但し、使用者による誤作動、天災、船の衝突等による不測の事故及び付着物による汚
損に起因する場合はこの限りではない。
第2章
構
成
1.本装置の概要
本装置は、有明海奥部浅海域において頻発する赤潮・貧酸素水塊の発生状況を迅速に把握
するとともに、短期的な予察手法の開発に資するため、表層と底層の水温、塩分、クロロフ
ィル蛍光、濁度、溶存酸素飽和度及び表層の流向流速を定期的に自動観測し、データを送信
する装置である。
2.本装置の構成及び数量
小型自動観測ブイ
一式
機器構成(一式の内訳)
浮体
一式
標識灯
一式
観測機器
水温・塩分計
二式
クロロフィル蛍光・濁度計
二式
溶存酸素計
二式
高精度小型メモリ圧力計
一式
流向流速計
一式
計測制御装置
一式
データ通信装置
一式
電源装置
一式
第3章
本装置の仕様
1.浮体
(1)浮体上部に標識灯、計測制御装置、データ通信装置及び太陽光発電装置を取り付ける
こと。
(2)表層測定用の各観測機器は、浮体下部に維持管理が容易となるように取り付けること。
(3)底層測定用の観測機器は、最大水深15m の海底上20cm が測定可能となるように固
定枠に取付けること。
(4)最大波高2m、周期6秒の波浪条件に耐えること。
(5)最大水深15m に設置可能なこと。
(6)2点もしくは3点係留方式であること。
(7)台風等の襲来時に、係留索を外し、作業船で回収して避難できる構造とすること。
(8)設置後年間1回の簡易な掃除で、3年以上外観を維持できること。
(9)観測機器の維持管理作業を考慮した構造とするとともに、直径は3m 程度、重量は
2
150kg 程度とすること。
2.標識灯
電源は太陽光発電装置、光源は LED とし、簡易標識として充分な光度を持つこと。
3.観測機器と観測項目
(1)水温・塩分計
以下の観測項目と観測精度を有すること。
① 水温:−5~40℃(精度±0.01℃(0~35℃)
)
② 塩分:0~40(精度±0.01)
※塩分センサ部を定期的に清掃できるワイパー等の装備を有すること。
(2)クロロフィル蛍光・濁度計
以下の観測項目と観測精度を有すること。
① クロロフィル蛍光(ウラニン基準)
:0~400 μg/l(精度±%FS)
② 濁度(ホルマジン基準)
:0~1,000 FTU(精度±2%FS)
※センサ部を定期的に清掃できるワイパー等の装備を有すること。
(3)溶存酸素計
以下の観測項目と観測精度を有すること。
溶存酸素飽和度:0~200%(精度±2%FS)
※燐光式溶存酸素センサを採用すること。
※センサ部を定期的に清掃できるワイパー等の装備を有すること。
(4)高精度小型メモリ圧力計
以下の観測項目と観測精度を有すること。
水深:0~50 m(精度±0.3%FS)
(5)流向流速計
以下の観測項目と観測精度を有すること。
流向:0~360°(精度±2°)(磁北基準)
流速:0~500 cm/s(精度:±1 cm)
4.計測制御装置
(1)厳しい海象条件下で浸水等が無いこと。
(2)観測頻度は最小10分間から最大1時間まで可変であること。
(3)観測機器からの信号を変換し、データ通信装置へデータを転送すること。
5.データ通信装置
(1)厳しい海象条件下で浸水等が無いこと。
(2)携帯電話パケット通信方式と陸上通信回線(ADSL 回線、光回線など)を利用したメ
ールによるデータ伝送方式により観測データを複数箇所に同時送信出来ること。
(3)電波状況が良好の場合、観測後直ちに観測データをメール形式により、観測データ収
集局に送信すること。
3
6.電源装置
(1)厳しい海象条件下で浸水等が無いこと。
(2)太陽光発電方式とバッテリー(電池)方式を併用すること。
(3)1週間日照がない状態でも各機器に必要な電源供給ができる機能を有すること。
7.納入・設置場所
有明海奥部浅海域とするが、地元漁業団体、海上保安部等との協議の結果により設置場所
を決定する。
8.その他
本仕様書に定めた以外の事項で、疑義が生じた場合は、両者協議により定める。
4
小型自動観測ブイ
表層(太陽電池、電源装置、
制御装置、通信装置、観測機器)
底層(観測機器)
シンカー
シンカー
図1.「小型自動観測ブイ」の概要
図2.「小型自動観測ブイ」の設置計画点
(佐賀県地先の新明沖を予定)
5