資料2-2 セキュリティ・ミニキャンプ沖縄実施協議会 について 運営準備委員会 2016年6⽉3⽇ セキュリティ・ミニキャンプ沖縄実施協議会は、セキュリティ⼈材の発掘・育成・交流を⾏う「セキュリティ・ミニキャンプin沖縄」の 取り組みに共感し活動を⽀援する機関が集まった任意団体です。 1 アジェンダ 1.セキュリティ・ミニキャンプ沖縄実施協議会設⽴について 1)趣旨確認 2)事業内容確認 3)実施体制 2.2016年度事業の実施体制の構築 ①開催⽇程 ②会場候補案 ③⼀般講座及び専⾨講座の⽅針・内容案作成 ④⼀般講座及び専⾨講座カリキュラム案作成 ⑤プレ講座・フォローアップ講座の確認 ⑥⼤学等での授業と連動した取組(単位化)に当たっての⽀援⽅法の確認 ⑦推進体制の構築 ⑧全体会議の進め⽅ 2 1.セキュリティ・ミニキャンプ沖縄実施協議会設⽴について 1)趣旨確認 2004年度から毎年開催されている「セキュリティ・キャンプ」の地⽅開催版として、沖縄においては 2013年度から、セキュリティ・キャンプ実施協議会と独⽴⾏政法⼈情報処理推進機構(IP A)の協⼒を得て「セキュリティ・ミニキャンプin沖縄」を毎年度1回、これまでに3回開催してきた。 近年、様々なモノにセンサ等が埋め込まれ、収集された多量の情報がインターネットでやり取りされる IoT技術が、⼤きな社会変⾰や新たな産業創造をもたらしつつある⼀⽅で、ソフトウェアの脆弱性の問 題だけではなく、マルウェアによる個⼈情報や企業情報・技術の抜き取り、国家機密をも狙うサイバー攻 撃など、サイバー空間が脅かされている。 このようなリスクを軽減させるためには、サイバーセキュリティ⼈材育成が重要であるこというまでなく、新 たなシステムやサービスなどの開発段階から脆弱性等の検証・評価が必要となってくる。 沖縄は我が国の中で最も東南アジア諸国に近く、⾸都圏との中間に位置していることから、⼈的交流 の中継拠点となり得る可能性が⾼く、サイバーセキュリティを含めた⾼度IT⼈材、グローバル⼈材等の 輩出拠点となることを⽬的として「セキュリティ・ミニキャンプin沖縄」を引き続き開催することとしている。 2016年度以降のセキュリティ・ミニキャンプin沖縄の受⼊れに伴う、沖縄地域における学⽣受講 者の募集、セミナー集客、会場確保、IT機材調達、カリキュラム構成等の事務については、「セキュリ ティ・ミニキャンプ沖縄実施協議会」において、⾃主的・⾃⽴的に実施する。なお、実施に当たっては「沖 3 縄サイバーセキュリティネットワーク」の活動と連携して取り組むこととする。 1.セキュリティ・ミニキャンプ沖縄実施協議会設⽴について 3)セキュリティ・ミニキャンプ沖縄実施協議会について 1.セキュリティ・ミニキャンプ沖縄実施協議会概要 別添資料参照 2.名称について(検討経緯) セキュリティ・ミニキャンプ沖縄実施協議会の名称については、 九州の事例、他地域で開催している名称を踏まえ 関係者と協議して決定した。 3.実施協議会会則案について 4 1.セキュリティ・ミニキャンプ沖縄実施協議会設⽴について 2)事業内容確認 セキュリティ・ミニキャンプin沖縄の実施に関する⽅針 と企画⽴案 セキュリティ・ミニキャンプ in 沖縄 の普及促進のため の関連諸団体との連携活動 沖縄のセキュリティ対応⼒向上に向け沖縄サイバーセ キュリティネットワークと連携した情報発信、広報活動 5 1.セキュリティ・ミニキャンプ沖縄実施協議会設⽴について 2)事業内容確認 2016年度活動予定 1.プレ講座(スキルアップ講座) ※琉球⼤学等中⼼に学側で検討する。 ※講師については、関係者の協⼒を得ながら招聘する。 2.セキュリティ・ミニキャンプ in 沖縄 ※次ページ以降参照 (⼀般講座はキャンプ事務局を中⼼に検討し、専⾨講座は学側中⼼に検討する) 3.フォローアップ講座(交流会) ※キャンプ事務局中⼼に検討する。 ※会場は、沖縄総合事務局等の会議室を提供する。 ※秋頃詳細調整する。 6 セキュリティ・ミニキャンプ in 沖縄 実施体制 セキュリティ・ミニキャンプ 沖縄実施協議会 会⻑(⻑⽥ 智和 琉球⼤学⼯学部准教授) 事務局 運営準備委員会 協⼒企業 ⽀援機関 独⽴⾏政法⼈国際協⼒機構沖縄国 際センター 特定⾮営利活動法⼈フロム沖縄推 進機構 ⼀般社団法⼈重要⽣活機器連携セ キュリティ協議会(CCDS) ⼀般社団法⼈IIOT WASForum/OWASP Japan 沖縄サイバーセキュリティネット ワーク 株式会社オーシーシー 株式会社レキサス 株式会社さうすウエーブ 沖電グローバルシステムズ株 式会社 沖縄県情報産業協会 教育機関 国⽴⼤学法⼈琉球⼤学⼯学部 国⽴沖縄⼯業⾼等専⾨学校 専修学校国際電⼦ビジネス専⾨ 学校 ⾏政機関 内閣府沖縄総合事務局 総務省沖縄総合通信事務所 沖縄県商⼯労働部 沖縄県警察本部 7 2.2016年度事業の実施体制の構築 (予定) ①開催⽇程案 【⼀般講座】 【合宿講座】 ②会場候補案 【⼀般講座】 【合宿講座】 ■規模・⼈数: 【⼀般講座】 【合宿講座】 2016 年12⽉16⽇(⾦)13:00〜17:00 2016 年12⽉17⽇(⼟)〜18⽇(⽇)(1泊2⽇) 沖縄総合事務局会議室 独⽴⾏政法⼈国際協⼒機構沖縄国際センター 100名(合宿講座受講者・キャンプ関係者含む、70名程度) 20名 ■主催機関:セキュリティ・ミニキャンプ沖縄実施協議会、独⽴⾏政法⼈情報処理推進機構、セキュリ ティ・キャンプ実施協議会 ■後援機関:沖縄サイバーセキュリティネットワーク、内閣府沖縄総合事務局、総務省沖縄総合通信 事務所、沖縄県、沖縄県警察本部、沖縄県教育委員会、独⽴⾏政法⼈国際協⼒ 機構沖縄国際センター、沖縄県情報産業協会、NPOフロム沖縄推進機構他 協⼒企業:株式会社オーシーシー、株式会社レキサス、株式会社さうすウエー、 沖電グローバルシステムズ株式会社他 8 2.2016年度事業の実施体制の構築 ③ ⼀般講座及び専⾨講座の⽅針・内容案作成 1.⼀般講座 ⽅針 内容 2.専⾨講座 ⽅針 別途検討 内容 9 ③⼀般講座及び専⾨講座カリキュラム案作成 ・⼀般講座 ⽇付 12/16 (⾦) 時間 09:30-10:00 10:00-11:00 11:00-11:30 11:30-12:30 12:30-13:45 13:45-14:40 14:40-15:10 15:10-15:30 ⼀般講座 オープニング 基調講演① 『個⼈の⾝近に迫る情報セキュリティ脅威 〜そこで何を考えるか?〜』 講師:IPA *** 基調講演② 『サイバーセキュリティ基本法と企業へのメッセージ』 講師:経済産業省*** 基調講演③ 『企業内情報管理の在り⽅と法的責任』 講師:弁護⼠*** お昼休み 基調講演④ 『サイバーセキュリティの脅威と対策(国際的な動向等)』講師:** 『セキュリティ・ミニキャンプ沖縄卒業⽣によるライトニングトーク』 クロージング *****(****) ※IPA(独⽴⾏政法⼈情報処理推進機構 技術本部セキュリティセンター ***) 講演では、ここ数年で急速に普及が進んでいるスマートフォンにまつわる被害事例を紹介するとともに、利⽤者側の対策についても触れていただきました。 ***(*****) ※経済産業省商務情報政策局情報セキュリティ政策室 課⻑補佐。 講演では、2014年11⽉にサイバーセキュリティ基本法が制定され、様々な対策が進められています。 経済産業省では、企業経営層のリーダーシップの下での体制整備や対策が重要であることから、サイバーセキュリティ経営ガイドラインの策定しており、こうし た取組について講演いただきました。 ****(*****) ※弁護⼠(***法律事務所、県弁護⼠会) 講演では、弁護⼠の⽴場から、インシデント発⽣を念頭においたとき、企業内において情報を管理するに際し、企業は法律上どんな責任を負うのかに 10 ついて、法的な対処、予防策について講演いただきました。 ③⼀般講座及び専⾨講座カリキュラム案作成 ・専⾨講座 ⽇付 時間 合宿講座 12/17 (⼟) 13:00-14:00 『セキュリティ基礎』講師: 14:00-18:00 『セキュリティ実践***』講師: 18:00-19:30 ⼣⾷(JICA研修⽣との交流) 19:30-20:30 『クリエータマインド・アントレープレナーシップセミナー』 講師: 20:30-22:00 『セキュリティ実践:***』講師: 時間 合宿講座 ⽇付 12/18 (⽇) -08:30 起床〜朝⾷ 08:30-12:00 『セキュリティ実践:***』講師: 12:00-13:00 昼⾷・休憩 13:00-13:30 『沖縄県によるIT産業⽴地ガイダンス』講師:沖縄県商⼯労働部担当者等 13:30-14:10 『クラウド・SDN時代に求められる⼈材』 講師: 14:10-16:00 『セキュリティ実践:***』講師: 16:00-16:30 修了書授与、クロージング 16:30-17:00 各種案内 合宿講座では、受講者の今後の学習 を助けるための下地作りを実施。 3⽇間を通して、特質すべき⼈材発 掘も⽬的としている。 1⽇⽬ プログラミング の基礎学習、 使い⽅を学ぶ 2⽇⽬ インシデントの 診断・解析など 実務対応訓練 11 ③⼀般講座及び専⾨講座カリキュラム案作成 ・専⾨講座 スケジュール(カリキュラム検討~応募) 【カリキュラム】 ・6⽉末までにカリキュラム案作成しIPAへ提出 ・7⽉末にプログラム案を確定 【講師】 ・8⽉末までに講師陣を確定する。 【応募チラシ】 ・IPAの協⼒を得ながらキャンプ沖縄実施協議会事務局で作成・募集・受付を⾏う。 ・チラシは、紙、メール、HPで提供する。 ・9⽉中旬までに作成し募集開始する(合宿締切:11⽉11⽇、⼀般締切:12⽉9⽇)。 【学⽣募集】 <講師依頼事項> ・応募チラシ⽤の講座内容(概要)は、9⽉末までに事務局へ提⽰する。 ・選考の課題締め切り 10⽉中旬までとする。(Web掲載で資料取得とする) ・10⽉3⽇(⽉)に募集開始〜11⽉11⽇(⾦)締め切り、11⽉21⽇(⽉)ごろ通知を⾏う。 (⾼校等に対しては、県教育委員会に事前に周知することとする。) <学⽣選考⽅法(20名max)> ⇒ 選考にあたっては、主催者等が求めるスキルを有するもとする。 ⇒ スキルは、講師予定者等が問題集を作成し学⽣に提⽰する。(講師GL取り纏め)。 12 ③⼀般講座及び専⾨講座カリキュラム案作成 ・⼀般講座・専⾨講座 タイムテーブル <スタッフ> 平⽇ 平⽇① 休⽇ 休⽇+2 平⽇ 10:00集合 ↓(準備) 12:30受付 13:00開催 ↓ 20:00終了 8:00集合 9:30受付 10:00開催 ↓ 22:00終了 8:00集合 8:30開始 ↓ 16:45解散 17:30⽚付け 〜18:30 荷物引取り <⼀般> 平⽇① 12:30受付 13:00開催 ↓ セキュリティ講座 17:00終了 <学⽣> 休⽇(1⽇⽬) 休⽇(2⽇⽬) 12:00受付 12:30開催 ↓ セキュリティ講座 22:00終了 8:30開始 ↓(昼⾷1h) 16:30クロージング 16:45解散 13 2.2016年度事業の実施体制の構築 ⑤プレ講座・フォローアップ講座の確認 ・プレ講座は、琉球⼤学等中⼼に検討し、招聘する講師については、関係者が協⼒する。 ・フォローアップ講座は、※キャンプ沖縄実施協議会事務局中⼼に秋頃詳細調整する。 なお、会場は、沖縄総合事務局の会議室を提供予定。 ⑥⼤学等での授業と連動した取組(単位化)に当たっての⽀援⽅法の確認 ・琉球⼤学等中⼼に検討 ⑦推進体制の構築 A.事務局 ※敬称略/順不同 事務局⻑:仲井真 宗久(沖縄県情報産業協会) 事務局員:渡真利 哲(沖縄県情報産業協会)、兼村 光(OCC)、平⽥ 義⼈(OGS) B.キャンプ運営準備委員会(⼀般講座・専⾨講座)※敬称略/順不同 IPA本部 :保⽴ 久幸、伊藤 毅志(IPA) カリキュラムWG:⻑⽥ 智和(琉球⼤学)、伊波 靖⽒(沖縄⾼専)、淵上 真⼀(KBC) 講師WG :**⽒(**) ※⽇程等調整担当 ⑧全体会議の進め⽅ 事務局が必要に応じて招集する。 また、関係機関にはメーリングリストにより適宜進捗状況を報告する。 14 <参考>予算 ⽀出 項⽬ 会場費 宿泊(学⽣) 講師謝⾦ 備品消耗品費 合計 ⾦額 備考 ¥0 ⼀般講座:総合事務局、専⾨講座:JICA ¥60,000 20名*1泊(朝⼣付き)*2,500円+α ¥100,000 講師への謝⾦ ¥10,000 名刺、⽂具 等 ¥170,000 ※⽀出予定⾦額については、関係機関が⽀出予定 ※⼀般講座の会場が内閣府沖縄総合事務局以外となった場合は、同局が⽀出負担する予定 15
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