Wi-Fi 環境整備支援事業 募集案内

平成 28 年6月 17 日
Wi-Fi 環境整備支援事業 募集案内
1
事業目的
2020 年のオリンピック・パラリンピック、2021 年の関西ワールドマスターズゲームズを
見据え、急増する訪日外国人旅行者の受入基盤整備として、特にニーズの高い無料公衆無
線 LAN(以下「Wi-Fi」という。)の整備について、観光施設等への設置補助を重点的に実
施し、快適な旅行環境の整備を促進することを目的とします。
2
補助金交付対象事業者
観光協会、公益法人、第三セクター、商工会議所、商工会、組合等及びこれらの団体・
企業等が参画する協議会等
3
補助事業
補助金の交付対象となる事業(以下「補助事業」という。)は、次の補助対象施設にお
いて、一定の基準を満たす Wi-Fi 環境整備を行う事業とします。
なお、他の国、市町等で実施する補助事業との併用は可能ですが、(公社)ひょうごツー
リズム協会において公募中の「外国人観光客受入基盤整備事業」との併用は認められませ
ん。
(1) 補助対象施設
①外国人観光客が訪れる公共的な観光施設等(以下「観光拠点施設」という。
)とします。
②営利目的の民間の集客・物販施設は、観光拠点施設の対象外です。
③ただし、営利目的の民間の集客・物販施設であっても、外国人観光客に対して観光案
内サービスを提供するなど、公共性を有する部分については、観光拠点施設に類する
ものとして対象とします。
④なお、社寺等の宗教施設については、年間入込客数 10,000 人以上の施設に限ります。
該当例
観 光 拠 点 ・観光案内所
施設
・自然公園
・博物館、美術館
・社寺、文化財
・駅の待合所
非該当例
等
営利目的の民間集客・物販施設
例)個別の飲食店等
コンビニ
ホテル、旅館等宿泊施設
交通機関(各車両等) 等
※補助金交付対象事業者(観光関連団体等)が補助対象施設をとりまとめて申請してく
ださい。
※当該施設が「観光拠点施設」に該当するか否かについては、別途作成予定のQ&A等
をご確認いただくとともに、ご不明な場合は(公社)ひょうごツーリズム協会までお
問い合わせください。
(2) 一定の基準
①外国語表示
Wi-Fi に接続する際、日本語と併せて、外国語表示(英語、中国語(繁体字
及び簡体字)並びに韓国語を必ず含むこと。)による認証手続きが行われ
ること。
②認証方式
利用者の利便性及び不正利用防止の観点から、Wi-Fi 接続時に、原則と
して、電話番号・SNS アカウント・メール等を用いた認証を求める。
③その他
総務省「Wi-Fi 提供者向けセキュリティ対策の手引き」の内容に準拠し
た基準を設定。詳細は補助要綱別表2を参照のこと。
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補助対象経費
補助対象経費は、以下の費用とします。消費税については、補助対象経費に含めること
はできません。
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経費区分
補助対象経費の内容
①機器購入費
無線 LAN(親機)、その他無線 LAN 設置に係る必要と認められる機器
の購入に係る経費
※レンタル機器のレンタル料は、対象外とします。
②設置工事費
電源設置工事費、配線工事費、インターネット回線工事費、その他無線
LAN 設置に係る工事費
補助率等
補助率、補助限度額は、以下のとおりです。
補助率
1観光拠点施設あたりの
補助限度額
①市町立施設
2分の1以内
10 万円
②市町立施設以外の施設
3分の2以内
15 万円
③市町立施設以外の施設で、国、市町等で
実施する他の Wi-Fi 整備に関する補助金
の交付を受ける施設
2分の1以内
15 万円
区分
6 申請方法
(1) 提出書類
①補助金交付申請書(様式第1号)
②補助事業計画書(別紙1)
③補助事業収支予算書兼経費内訳書(別紙2)
④誓約書(別紙3)
⑤Wi-Fi アクセスポイントの位置を図示した図面
⑥工事費等の見積書
⑦定款・会則、役員名簿等
⑧その他必要に応じて提出をお願いするもの
※様式の入手方法
(公社)ひょうごツーリズム協会ホームページに掲載。
http://www.hyogo-tourism.jp/
(2) 提出先・提出方法
上記6(1)に掲げる書類を、(公社)ひょうごツーリズム協会まで、郵送又は持参にてご
提出ください。
(3) 募集期間
平成 28 年6月 20 日(月)から平成 28 年 10 月 31 日(月)まで(必着)
※募集期間中であっても補助額が予算額に達した時点で受付を終了します。受付したも
のから順次、補助対象者の資格要件等を審査し、決定します。
※交付決定前の事業着手は認められません。
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提出・問合せ先
(公社)ひょうごツーリズム協会
住 所:〒650-8567 神戸市中央区下山手通 5-10-1
TEL:078-361-7661
兵庫県庁1号館7階
別表1(第3条関係)
外国人観光客が訪れる公共的な観光施設等(以下「観光拠点施設」とい
う。
)とする。
※ 営利目的の民間の集客・物販施設は、観光拠点施設の対象外とする。
ただし、営利目的の民間の集客・物販施設であっても、外国人観光
補助対象施設
客に対して観光案内サービスを提供するなど、公共性を有する部分に
ついては、観光拠点施設に類するものとして対象とする。
※ 社寺等の宗教施設については、年間入込客数 10,000 人以上の施設に
限る。
別表2(第4条関係)
1
外国語表示
Wi-Fi に接続する際、日本語と併せて、外国語表示(英語、中国語(繁
体字及び簡体字)並びに韓国語を必ず含むこと。)による認証手続きが
行われること。
2
認証方式
利用者の利便性及び不正利用防止の観点から、Wi-Fi 接続時に、以下
の①による認証方式か、②及び③の認証方式併用(※1)のいずれかを
原則として求める。
(※2)
なお、当認証方式への対応について、システム構築等に時間を要する
場合は、平成 28 年度中に対応することをもって、当基準を満たしたも
のとみなす。
満たすべき基準
①SMS(ショートメッセージ)
・電話番号を利用した認証方式
②SNS アカウントを利用した認証方式
③利用していることの確認を含めたメール認証方式(※3)
(※1)利用者が②又は③の認証方式を選択し、どちらか一方の認証で
利用可能となる認証方式。
(※2)上記認証方式を適用しなくてもよいケース
・災害時における無料 Wi-Fi の開放時
・屋内外を問わず、利用者の容姿又は氏名の確認を取ることが可能な場
所での使用時
(※3)メール認証方式について、主に国内携帯キャリア契約者以外(訪
日外国人等)はメール受信ができないため、手続きにかかる最初の数分
間はネット接続を可能とする、又はメール受信のみネット接続を可能と
するなどの対応が必要。
3
暗号化
無線 LAN の無線区間について、WPA/WPA2 等による最新の暗号化
を設定するか、あるいは暗号化の設定を行わない場合は、利用者に対し
てその内容を説明し、注意喚起すること。
4
アクセスログの保管
接続端末の情報等のアクセスログを一定期間(目安として数か月程度)
保管し、悪意ある利用が明らかになった場合に、その状況を確認できる
ようにしておくこと。
Wi-Fi で接続している端末同士の通信遮断
5
同一の無線 LAN ネットワークへの接続端末間の通信が発生しないよ
う、プライバシーセパレータ機能を設定すること。
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その他推奨すること
(1)設置にあたっては、総務省の「Wi-Fi 提供者向けセキュリティ対策
の手引き」に記載されている内容について、十分留意すること。
(2)Wi-Fi アクセスポイントの識別名である SSID については、設置施
設側で別に指定がある場合を除き、協会が指定するものを利用するこ
とを推奨する。
【協会が指定する SSID】Hyogo_Free_Wi-Fi_●●●
(●●●は Wi-Fi サービス事業者により異なる。
)
(3)Wi-Fi 認証後にリンクされるウェブページについては、設置施設側
で別に指定がある場合を除き、協会が指定するサイトに転送させるこ
とを推奨する。
【協会が指定するサイト】http://www.hyogo-tourism.jp/
(協会ホームページ「ひょうごツーリズムガイド」
)
別表3(第5条関係)
1
補助対象経費
経費区分
補助対象経費の内容
無線 LAN(親機)
、その他無線 LAN 設置に係る必要と認められる機器
機器購入費
の購入に係る経費
※レンタル機器のレンタル料は、対象外とする。
設置工事費
2
電源設置工事費、配線工事費、インターネット回線工事費、その他無線
LAN 設置に係る工事費
補助率及び補助限度額
区分
補助率
1観光拠点施設あたりの補助限度額
市町立施設
2分の1
10 万円
市町立施設以外の施設
3分の2
15 万円
2分の1
15 万円
市町立施設以外の施設
で、国、市町等で実施
する他の Wi-Fi 整備に
関する補助金の交付を
受ける施設
別に定める事項
関係条項
第6条
(交付申請)
内
容
(添付書類)
1 補助事業計画書(別紙1)
2 補助事業収支予算書兼経費内訳書(別紙2)
3 誓約書(別紙3)
4 Wi-Fi アクセスポイントの位置を示した図面
5 工事費等の見積書
6 定款、会則、役員名簿等
7 その他理事長が必要と認める書類
第9条第1項
(軽微な事業内容の変更)
補助の目的及び補助事業の効果に影響を及ぼさない範囲で補助事業の細部
を変更する場合
(軽微な経費配分の変更)
補助事業費の額の20パーセント以内の変更
第 10 条第1項
(添付書類)
(変更交付申
1 補助事業計画書(別紙1)
請)
2 補助事業収支予算書兼経費内訳書(別紙2)
3 誓約書(別紙3)
4 Wi-Fi アクセスポイントの位置を示した図面
5 工事費等の見積書
6 その他理事長が必要と認める書類
(指定期日)
変更のあった日から14日以内
第 12 条
(実績報告)
(添付書類)
1 補助事業実績報告書(別紙4)
2 補助事業経費決算書(別紙5)
3 経費の明細及び支出の根拠となる書類(契約書、納品書、領収書の写し
等)
4 Wi-Fi アクセスポイント設置箇所を掲示した場所の写真
5 補助要綱別表2に定める基準を満たすことが確認できる資料
6 その他理事長が必要と認める書類
(指定期日)
補助事業完了後30日以内(第9条第2項の規定により事業の廃止の承認
を受けた場合は当該承認を受けた日から10日以内)又は平成29年3月1
0日のいずれか早い日