研究経過報告書作成要領

【2016 年度 博士前期課程 2 年生・後期課程 2・3 年生対象】
大学院研究経過報告書[応用化学領域]
日本大学大学院理工学研究科物質応用化学専攻
日本大学大学院理工学研究科物質応用化学専攻では,3ポリシーを設定し,養成する人材像を明
確にしています.中でも,研究活動を通した人材養成は中心的な役割を果たします.また,大学院
における大学院生の研究は,大学の研究そのものであり,科学・技術の発展において学術的に,ま
た,社会的に重要な役割を担っています.
そのため,2年間あるいは更に3年間のプロセスの指導を受ける教員とともに,研究目的および
計画について十分に検討をしてもらい,それを理解しておくことが重要であることから,1年次に
おいて「大学院研究計画届」を提出してもらい,合わせて計画発表会を開催しました.
2年次以降については,その研究計画にしたがって研究を進めた結果,どのような成果が得られ
たのか,あるいは,途中から目的や計画の変更があったのかなど,課程の修了に向けて,これまで
に何をどこまでどのように達成できたのかを教員と一緒になり確認し,最終目標に向けて研究を実
行していく意識を共有してもらうことを目的として,「大学院研究経過報告書」の作成と,合わせ
て「大学院研究経過報告会」を開催します.
指導教員との充分な話し合いと検討を行い,研究成果のまとめおよび今後の計画を立ててくださ
い.
研究経過報告書の提出と経過報告会について
「応用化学」領域の研究経過報告書の提出と経過報告会を次の要領で行います.これは,応用化
学特別演習(必修)の一部です.履修登録は前期課程2年で必ず行ってください.後期課程にはこ
の科目にはありませんが,参加を求めます.
 「大学院研究経過報告書[応用化学領域]
」の提出
作成方法:別添のテンプレートを利用して Word で作成してください.容量は 1 MB までにしてく
ださい.誤字脱字がないようにしてください.
提出締切:2016 年 6 月 3 日(金)
【厳守】
提出方法:ファイル名を以下のとおりにしてください.
[M または D(半角)][学生番号(半角)][アンダーバー(半角)][氏名漢字フルネーム].docx
学生番号の前に博士前期課程:M,博士後期課程:D を半角で入れてください.
例:M5001_応化一郎.docx
以下のサイトから発表申し込みを行ってください.
http://bit.ly/1qKxd3S (PC のみ対応)
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 「大学院研究経過報告会[応用化学領域]
」
日時・会場:2016 年 6 月 18 日(土),午前 10 時 30 分開始,8 号館 851 教室
発表方法:プロジェクター映写による PowerPoint を用いたプレゼンテーション.
発表時間は 1 人あたり発表 7 分,質疑応答 4 分,交代 1 分とします.
当日の詳細なプログラムは後日お知らせします.
 「大学院研究計画発表会[応用化学領域]
」【こちらにも必ず出席してください】
日時・会場:2016 年 6 月 4 日(土),午前 10 時 30 分開始,8 号館 851 教室
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参考資料1
物質応用化学専攻(博士前期課程)の3ポリシー
アドミッション・ポリシー
多様化し高度化する化学工業および物質化学に基づく広範な産業において,先端技術を開発す
る研究能力と独創性を身につけた化学技術者や研究者になろうとする目標を持つ人物を人材養成
対象者とする.入学後は,教員の個人指導のもと,研究室のテーマに沿った物質化学・応用化
学・環境化学・生命科学の各分野の最先端かつ実社会に即した研究を行い,あわせて,広い視野
を得るための講義および専門的講義を受講することになるが,これらを通じて高度な学問の修得
を目指し,修得した科学的知識・技術を活かして社会に貢献したいという意欲のある人物の入学
を期待する.
カリキュラム・ポリシー

高度専門職業人にふさわしい責任感と高い倫理観を有し,社会貢献できる人材を養成するた
めの「リーダーシップスキル」に関する分野横断型課程を編成する.

物質化学・応用化学・環境化学・生命科学における専門性を高める課程を編成する.

専門的研究を通じて,問題点の設定,研究計画立案・実行・結果の判断,プレゼンテーショ
ン等の実践トレーニングを行う.

論文発表等のための和文および英文の文章作成(アカデミックライティング)のトレーニン
グを行う.

以上を統合し,社会の問題を多面的に認識し,社会貢献できる幅広い知識と実践的な専門能
力の両方を兼ね備えた人材を育成する.
専攻のディプロマ・ポリシー
本専攻は,国際的視野に立ち,創造的な研究開発能力を発揮できる以下の項目を修得した化学
技術者を養成する.

化学・技術に関する広い学識と物質化学・応用化学・環境化学・生命科学のいずれか特定分
野の専門知識や経験をもって,研究開発を行うことができる能力.

与えられた研究課題に対して,問題点を発見し,研究計画を立案・実行し,結果を正確に判
断し,問題を解決することができる能力.

研究成果をまとめ,学会や論文において,口頭や文章で発表し,議論できるプレゼンテーシ
ョン能力.

技術者倫理について正確な知識を持ち,化学が社会や環境に与える影響を化学技術者として
正しく判断できる能力.
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参考資料2
物質応用化学専攻(博士後期課程)の3ポリシー
アドミッション・ポリシー
多様化し高度化する化学工業および物質化学に基づく広範な産業において,先端技術を開発す
る研究能力と独創性を持つ,指導的な化学技術者や研究者になろうとする目標を持つ人物を人材
養成対象者とする.入学後は,教員の個人指導のもと,物質化学・応用化学・環境化学・生命科
学いずれかの分野の最先端かつ実社会に即した研究を行い,国内外の学会や学術誌などへの投稿
を行うことになるが,この過程を通して,高度な学問を修得し,世界に研究内容を発信する能力
を身につけられる素地があり,自立的な行動力を有し,修得した科学的知識・技術で社会に貢献
しようとする意識を持つ人物の入学を期待する.
カリキュラム・ポリシー
 自らの研究分野に関連する高度な専門的知識の習得に加え,研究企画・推進能力,研究成果の
論理的説明能力を涵養するために,研究を通じた実践的教育課程を編成する.
 この課程を介して,学術研究における高い倫理性などを備え,グローバルに活躍できる研究者
を育成する.
 以上を統合し,狭い専門分野に限定されることなく,強い責任感を備え,幅広い視野から自己
の専門性を活かすことによって社会の問題解決に貢献できる能力を育成する.
ディプロマ・ポリシー
学位論文の提出と共に以下の要件を満たしていると認められた者に対して,博士(工学)の学
位を授与する.

時代の変化に対応できる豊かな学識と高い倫理観を持ち,化学に関する独創的かつ国際的な
研究開発能力を有する.

化学技術の進歩を推進するための自律的な行動力とコミュニケーション能力を有する.

専門分野に偏らず広い視野で物事を捉えることができ,他の分野の研究者とも協調して研究
を遂行できる能力を有する.

将来の指導者として,自ら研究テーマを発掘し,その研究を推進することができる能力を有
する.
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