News Release

News Release
2016 年 6 月 13 日
和気町 地方創生課
財政難でも子どもたちの教育は守る!
岡山県和気町がクラウドファンディングに挑戦
~藩財政より学校運営を独立させた岡山藩の教えを再現~
和気町は、グローバル人材の育成を視野に、「教育のまち・和気」を目指しており、特に小中学
生の英語教育に力を入れています。この度、町営の無料『公営塾』運営のため、目標金額 500 万円
を目指し、2016 年 6 月 13 日(月)より 7 月 18 日(月)までクラウドファンディングに挑戦いた
します。
当町は、子どもたちに、グローバルな考えをもちつつ、将来の日本や和気町を担える人材に育っ
てほしいと考えています。その実現のため、学校や行政、地域の大学生が互いに協力し「教育のま
ち・和気」の創造を目指し、2016 年 4 月より中学生(約 360 人)を対象にした町営の無料『公営塾』
を運営しています。
また、当町は、十円紙幣の肖像や学問の神としても知られる『和気清麻呂』の出身地で、日本最
古の庶民学校『閑谷学校』の流れを汲む和気閑谷高校を有するなど、古くから教育風土がある町で
もあります。
クラウドファンディングで得た寄附金は、町営の無料『公営塾』の運営に充当するとともに、一
部を教育繰越金とし、万が一、町が財政難となっても子どもたちの教育機会に支障が出ないよう、
教育基金を設立する考えです。
えいせい
これは、
『閑谷学校』を開設した岡山藩主池田光政「学校は永世に発展すべし」の精神と、岡山藩
が『閑谷学校』を重要視し、藩財政より独立させた学校領(学田や学林)を設けることで、国替や改
易により藩主が交替となった場合においても学校が存続するよう工夫したことに由来しています。
当町では、英語を町の教育の柱に据えて本年 8 月に文部科学省への「教育課程特例校」の指定申
請を行う予定で、小中学校への「英語特区」導入を目指してまいります。
■和気町クラウドファンディング概要
期
間:2016 年 6 月 13 日(月)~7 月 18 日(月)
目標金額:5,000,000 円
U R L:http://www.furusato-tax.jp/gcf/85
お問合せ
和気町 総務部地方創生課
Tel:0869-92-4589 Fax:0869-92-0667
Mail: [email protected]
News Release
■参考資料①:公営塾について
地域おこし協力隊が地域住民と共に旧銀行店
舗跡をリノベーションした施設『ENTER
WAKE(エンターワケ)』で開講され、英検対
策講座、スカイプ英会話教室を中心に学習し、
オンライン英語学習システムも導入しています。
また、講師は、国際基督教大学(東京都)
の在学生や卒業生で、海外在住経験がある地域
おこし協力隊を中心に、岡山大学などの地元の
大学生が務めており、「産学官民一体」となっ
ていることが特徴で
す。
■参考資料②:閑谷学校について
閑谷学校は江戸時代に岡山藩主池田光政によって創設された現存
する世界最古の庶民のための公立学校です。地方の指導者を育成す
るために武士のみならず庶民の子弟や他藩の子弟へも門戸を開く岡
山藩立の学校として開設されました。現在では、
『旧閑谷学校』とし
て、関係する建築物やストーリーなどは国宝、国の重要文化財や特
別史跡、日本遺産第一号に指定されています。また、儒教の講
義があったことも特徴です。
お問合せ
和気町 総務部地方創生課
Tel:0869-92-4589 Fax:0869-92-0667
Mail: [email protected]