(平成27年4月1日~平成28年3月31日)(PDF

松山市コンプライアンス条例の運用状況の公表
平成28年
6月13日
松
山
市
松山市コンプライアンス条例(以下「条例」と略。)第20条の規定に基づき、
条例の運用状況を公表します。
○公表の対象期間
平成27年4月1日 ~ 平成28年3月31日
1.コンプライアンス※推進のために実施した措置
次のとおり
・松山市コンプライアンス委員会※の開催(平成27年10月、同年11月)
・コンプライアンス指導員に対する研修会の開催(平成27年5月)
・コンプライアンスにかかる周知文の活用(期間内に27回)
・各種職員に対するコンプライアンス推進のための研修の実施(随時)
対象:新採用職員、新任課長、臨時職員その他研修の受講者
2.松山市コンプライアンス審査会※の開催状況
・平成27年 6月 4日
定例報告
・平成27年11月12日
定例報告
3.条例第11条に規定する贈与等報告書※の件数
計2回開催
8件
・名義後援を行った定期演奏会に招待を受け、市長代理として出席したもの 1件
・多人数が参加する祝賀会及び懇親会に招待を受け、飲食物の提供を受けたもの 7件
4.条例第14条に規定する公益通報※の件数
0件
5.条例第18条に規定する不当要求行為等の件数
(1)不当要求行為※
5件
・電話応対に腹をたて、本人からの謝罪と辞職を要求した。また、正当な権利の行使
を装って不当な金銭を要求した。
(平成27年8月)
・正当な理由を申し出ることなく威圧的な態度で事務所内に侵入し、職員に面会を強
要した。
(平成27年10月)
・窓口応対中の職員に朱肉を投げつけたため、公務執行妨害の容疑で逮捕。また、別
の者は職員の胸ぐらをつかみ、拳を顎に押し当てる暴行を加えたため、暴行容疑で
逮捕。
(平成27年12月)
・訪問中、応対をしていた職員を突き飛ばし転倒させたため、公務執行妨害の容疑で
逮捕。
(平成28年1月)
・長時間にわたって説明を行った後、執務時間が終了したため退去を促すも、応じる
様子がなかったため退去命令を発し、なお退去する様子がなかったため警察職員に
より強制退去。
(平成28年2月)
(2)特定要求行為※
0件
※用語の説明
コンプライアンス:職員が、法令、倫理原則及び服務規律を遵守すること
松山市コンプライアンス委員会:本市におけるコンプライアンスの推進のための体制整
備を図るために設置。副市長が委員長、部局長級職員等26名が委員となっている。
コンプライアンス指導員:各部副部長級職員29名を選任。コンプライアンス監督者(部
局長)を補佐し、コンプライアンス推進員(各課等長)に対し指導又は助言を行う。
松山市コンプライアンス審査会:本市がコンプライアンスを推進するための監督機関。
外部有識者3名で組織。コンプライアンスの実施に関し助言する。
贈与等報告書:管理職員は、事業者等から贈与(5千円を超える場合に限る。)を受けた
際、任命権者に「贈与等報告書」を提出しなければならない。
公益通報:職員等が、公益を守ることを目的として、市政運営において法令違反等が発
生している旨を市に対して通報すること。
不当要求行為:暴力や脅迫、粗野又は乱暴な言動、社会常識を逸脱した手段による物品
購入要求など、公正な職務の遂行を損なうおそれのある行為
特定要求行為:職員以外の者が職員に対し、職員の職務に関し、特定の団体又は個人を
他の者と比べて有利に扱う等の特別の扱いをすることを求める働きかけ