ごあいさつ - 柏厚生総合病院

PUBLIC RELATIONS MAGAZINE
KASHIWA KOUSEI GENERAL HOSPITAL
JUN 2016
年2回発行 6 月、11 月
柏厚生総合病院広報誌
2016年6月号
第15号
【編集・発行】柏厚生総合病院 広報誌委員会 〒277- 8551 千葉県柏市篠籠田617番地 TEL04 -7145 -1111
理 念
私たちの誓い
質の高い、安全な医療を提供することを目標にします。
「患者さまから選ばれる病院」「職員が誇りを持って働ける病院」の実現
のために、以下を当院の理念として、スタッフ一同真心をこめて、患者さ
ま本位の医療サービスの提供に努めてまいります。
私たちは、患者さまに質の高い医療を提供することができるように、研鑽を積み努力いたします。
1良 質 な 医 療 の 提 供
私たちは、常に患者さまの立場に立って、一人一人の人権を最大限尊重することを誓います。
質の保証は医療において必須の要素です。当院では常に質の高い医療をご
提供するよう努力いたします。全職員が医療人としての自覚を持ち、技術
向上のための教育を行っております。最新医療機器の導入による高度な医
療を目指します。
2地 域 に 密 着 し た 医 療
地域住民、地域医療機関と密着した医療を提供いたします。24時間救急体制
を実施いたしております。何人も平等に医療を受けられる病院であります。
私たちは、患者さまに安心して治療に専念していただけるように、院内環境に配慮いたします。
私たちは、患者さまをいたわり、患者さま個人の尊厳と権利を重んじます。
患者さまの権利
1.平等で安全な医療を受ける権利
患者さまは、いかなる状態にあっても「人間としての尊厳」が尊重され、医療従事者との
相互信頼と、協力関係のもと安全で適切な医療を平等に受ける権利があります。
2.十分な説明を受ける権利
自分が受ける治療の効果や危険性、他の治療方法の有無などについて、十分な説明を受け
る権利があります。
3.他の医師の意見を聞く権利
患者さまは、自由に自分の医師を選択する権利があります。また、診療や治療について他
の医師の意見(セカンドオピニオン)を求めることができ、必要な情報提供を受けられます。
4.自分が受けている医療について知る権利
3患者さまの権利の尊重
当院は患者さまの尊厳とプライバシーを尊重し、個人情報の秘密を厳守い
たします。安心して治療に専念していただけるように院内環境に配慮し、
静かで居心地のよい快適な療養環境を整備してまいります。
患者さまが自身の診療記録開示を希望された場合には、当院の定めるルールにより速やか
に開示します。
5.個人の情報が守られる権利
診療に関する個人情報やプライバシーは厳正に保護される権利があります。
ごあいさつ
今年も初夏を迎え、青葉が眩しい爽やかな時期を迎えていますが、いかがお過ご
しでしょうか。当院では今年度は86名の新しい職員を迎え入れ、これからの時代の
地域の医療を支える人材の育成に努めております。
昨年9月に開設したHCU(High Care Unit: 重症患者病棟)の業務も軌道に乗り、
大手術後のケアや緊急入院した重症患者さまの治療を専門のチームで安全に提供
させていただくことができております。昨年より新たに別館で業務を開始した健診
センターと内視鏡センターも多くの方に利用していただいており、検査件数も順調
柏厚生総合病院 病院長
に増加しています。また、昨年夏に診療録の完全電子化を行ったことにより、今後
諏 訪 達 志 の診療録を永久的に保存することが可能となり、経過の長い疾患の治療などの診療
精度が高まることを期待しております。
今年の新たな診療科として血管外科を開設し、体幹や四肢の動静脈の手術的治療、血管内治療、
レーザー治療などに対応することが可能となりました。地域では高齢化が進んできており、骨粗鬆症
などに起因する骨折などの整形外科治療の需要増加に応え、7月から整形外科は常勤医7名による診療
体制となります。また、脳疾患や全身の各領域においてさらに精密な診断が迅速にできるように8月に
最高機能のMRIを増設します。
最近数年間は依頼されたほとんどの救急搬送を受け入れておりましたが、さらに幅広い救急診療の
受け入れを可能にするために、昨年後半より複数診療科当直体制を敷いております。昨年の手術数は
2300件を超えましたが、今後さらに高度急性期医療を担う病院としての使命を果たしていけるよう
に、今年の夏から手術室を2室増室する工事が始まります。
すべての職員一人ひとりと患者さまとの信頼関係は、医療の現場において大変重要であり、これか
らも良い医療人の育成に力を入れてまいります。
柏厚生総合病院の病院理念は、質の高い医療を提供すること、地域の医療需要に応えること、患者
さま一人ひとりを尊重してご満足いただくことであります。今後も診療機能の拡充、職員の知識と
意識の向上、質の高いチーム医療に取り組んでいきます。当院が皆さまにより一層頼りにされますよ
うに、これからも全職員で力を合わせて頑張っていく所存でございますので、どうぞよろしくお願い
いたします。
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はじめまして!新入職員です!
4月から入職して新社会人としての生活が始まり、2か月が経ちま
した。毎日いろいろなことを学び大変ですが、早く皆さまのお役に
立てるよう、日々自己研鑽に努めていきたいです。
薬剤科 兼 村 友 輔
検査科
看護部
リハビリテーション科
放 射線科
医事課 地域 連 携 課
薬剤科
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新入局医師の紹介
血管外科 鈴 木 博 之(すずき ひろゆき)医師 東京慈恵会医科大学(H6卒)
<趣 味> 居酒屋巡り <特 技> 一瞬で眠ること
<座右の銘> 有言実行
<患者様へ一言> 血管病変に対して、病気だけでなく、患者さんの全身状態を把握し
て、切らずに治す治療を積極的に選択するようにしています。お気軽に外来受診をして
いただけたら幸いです。
整形外科 佐 藤 達 夫(さとう たつお)医師 東京医科大学(H5卒)
<趣 味> ディンギー <特 技> 早食い
<座右の銘> 物事に誠意を持って臨むこと
<患者様へ一言> 肩や膝の痛みのある方、スポーツ障害でお困りの方、関節鏡という
非常に低侵襲な治療法がありますので、是非一度外来にお越しください。
健診センター長 三 宅 一 昌(みやけ かずまさ)医師 日本医科大学(S61卒)
<趣 味> 球技全般(ゴルフ、卓球)、散策、読書
<座右の銘> 牛の歩みも千里
<患者様へ一言> 健康に感謝しながら、少しでも長く、元気で自由に暮らせるよう、
一緒に考えましょう。
通院で化学療法を行う治療室が開設されました。
リクライニグソファー4床・ベッド1床を準備しています。
月∼金曜日(祝日除く)9:00 ∼ 17:30 土曜日 9:00 ∼ 13:00 の時間帯
にがん治療を行う全ての診療科の化学療法が行われます。
医師・看護師・薬剤師などによるチーム医療を提供していきます。又随時、
担当職員が医療相談に対応していきます。
患者様にとって安心・安全で快適に治療を受けられるように提供していき
ます。
看護師 坂 戸 美佐子
<担当薬剤師より>
患者さんにより安心して治療を受けて頂けるように、医師の診察
前に薬剤に関する説明や、副作用の有無の確認、患者さんからの相
談も受けます。そこで薬剤師が必要と判断した場合、医師に処方薬
の追加・変更・中止などの提案を行います。 薬剤科 伊 藤 章 宏、岡 庭 健 洋
地域を美しく!
5 月 19 日(木)有志 25 名が集まり、近隣の清掃活動
を行いました。患者様だけでなく私たちにも癒しとなって
いる大堀川や周辺の道路がきれい
になる上に職員同士の交流もでき
るということで、まさに一石二鳥!
今後も定期的に継続していきます。
医療相談室 福 田 和 也
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ストーマ外来のご案内
(日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会ストーマ認定施設)
ストーマ外来とは・・
ストーマ外来って??と思われる方も多いでしょうが、一体なんのこ
とでしょうか?
ストーマ外来ではストーマをお持ちの皆様が日常生活をより快適に
過ごされるようにお手伝いをすることを目的としています。ストーマと
はそもそもはギリシャ語で「口」を意味しており、おなかの外に作ら
大腸外科部長 小 山 基
れた便と尿の排泄口のことで、人工肛門・人工膀胱とも言います。また、
日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会の用語集では「ストーマとは消化管や尿路を人為的
に体外に誘導して造られた開放孔である」と定義されています。近年、消化管疾患、泌尿器疾
患及びそのほかの疾患にて人工肛門や人工膀胱(ストーマ)を造設する方が多くなってきてい
ます。そのような方々を対象にした診療を行っているのが当院のストーマ外来です。
当院は日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会のストーマ認定施設です
2015 年 12 月から日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会では、ストーマを保有する、
あるいはこれから造設される予定の患者さんに安心して病院を選んでいただけるようにするた
め、ストーマ認定士の資格を有する医師・看護師が在籍して一定の実績基準を満たした病院に
対して「ストーマ認定施設」の認定制度を発足しました。当院は当初より基準を満たしており、
2015 年 12 月の初回の認定審査で「ストーマ認定施設」となっております。ストーマ外来の担
当者は日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会が認定したストーマ認定士の医師・看護師
と皮膚・排泄ケア認定看護師が診療をおこないます。皮膚・排泄ケア認定看護師とは創傷・
オストミー・失禁(Wound Ostomy Continence)看護の分野において熟練した看護技術と
知識を有する者に認定され、日本看護協会の定める研修を終了し認定試験に合格した者に与え
られます。
当院では現在 3 名のストーマ認定士と皮膚・排泄ケア認定看護師がストーマ外来を担当して
おり、その他にも病棟のストーマケアチームが連携して院内・院外のストーマを保有した患者
さんの継続的なケアを行っております。退院直後から継続的・長期的にフォローして、ストー
マや皮膚のケア、その他の様々な悩み事のご相談をお受けします。
ストーマ外来でお受けする内容
• ストーマ術前オリエンテーションとストーマ手術後のご相談
• 手術後の定期的なフォローアップとしてストーマやケア状況の定期確認
(トラブル未然防止の為)
• ストーマやストーマ周囲の手入方法、皮膚トラブルやケア方法の相談と指導
(ストーマ周囲皮膚やストーマ粘膜の異常、漏れなど)
• ストーマや腹壁の状況に応じた装具選択やアクセサリー(ストーマ用品)の紹介
• 日常生活、社会生活でお困りの事に対しての相談
• ストーマに関する日常生活への悩みや不安の相談への対応
• 社会保障などを含めた社会資源の紹介や関連部署との調整
• 瘻孔のケアや指導
• 尿・便失禁でお困りの方の相談や用品の紹介
具体的には、ストーマの周りがただれている、ストーマの周りの皮膚が痒い、日常生活で気
になる事がある、最近装具が合っていない気がする、最近の装具に関する新しい情報を聞き
たい、ストーマのことで相談したいけど誰に相談していいか悩んでいるなどの思いを抱いて
いる方は、是非ご相談ください。
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ストーマ外来診療の流れ
診察日時は毎週火曜日の午後(2 時から 5 時 30 分)に完全予約制で行っております。受
診をご希望される患者様は事前に病院の予約センター(TEL 04-7145-1111)に電話でご連
絡ください。診察は皮膚排泄ケア認定看護師およびストーマ認定士が担当し、一人当たりの
診察時間は約 30 分程度とさせていただきます。ストーマ外来は保険診療となりますので、
診療報酬制度に沿った料金となります。
受診時のお願いですが、当院で手術をされていない方は、可能であれば手術をされた病院
からの紹介状や診断書を持参して下さい(紹介状や情報提供書が入手困難の場合にはなくて
も構いません)。また、当日はストーマの装具を交換しますので、受診前の交換は行わずに
来院していただき、現在使用中の装具をご持参下さい。
最後に
当院で手術を行われた方はもちろん、ほかの施設で手術を行
われた方もお気軽に受診してください。ストーマ全般に関する
トラブル、相談など専門の知識を持った職員が懇切丁寧なケア
を行います。 (文責:大腸外科部長 小 山 基)
「柏厚生ウォーキング教室」のお知らせ
∼理学療法士によるウォーキング指導と実践∼
現在、日本人の平均寿命は、男性 80.21 歳、女性 86.61 歳と、
世界最長寿国である一方、「健康寿命」と「平均寿命」との
差は男性 9.13 年、女性 12.68 年であり、このギャップを
縮めることが超高齢社会問題の課題と言われています。
そのような中、生活機能障害を招き、健康長寿の妨げに
なる危険性が高いものとして「フレイル」や「サルコペニア」
が近年注目されています。「フレイル」とは、老化に伴い筋
力や活動が低下している状態とされています。「サルコペニ
ア」とは、加齢に伴う筋肉量、筋力、身体機能が低下した状態とされています。フレイルやサル
コペニアが進行すると運動機能・身体機能を低下させる場合が多く要介護状態につながる可能性
が高くなるため、その対策が必要です。しかし、一般的な認知度はまだまだ低く、要介護となら
ないために必要なスクリーニング及び予防・介入が行われていない現状にあります。こうした
フレイルとサルコペニア予防において、特に有用とされているのが『栄養』と『運動』です。
「フレイル」や「サルコペニア」予防のための食事と運動について、より深く理解して頂き、
日常生活に取り入れて頂けるようにとの願いを込めて、柏厚生ウォーキング教室を開催する運び
となりました。
ウォーキング教室は、病院裏の大堀川リバーサイドパークにて、定員 20 名で開催しています。
興味を持って頂いた方であればどなたでも無料で参加可能
です。ご家族やご友人の方と一緒に健康づくりを始めま
しょう。フレイルやサルコペニアを予防、維持、改善し、
元気で長生きできる健康長寿を目指し、皆様の生活の質が
充実したものになるための一助になれば幸いです。
リハビリテーション科 科長 髙 橋 一 樹
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血管外科のご案内
私たちは年を重ねていく中で、高血圧・脂質代謝異常症・糖尿病・肥満などの生活習慣病を患う可能
性があります。
そして生活習慣病が原因で、様々な病気を発症する危険があります。その中でも動脈硬化症などの血
管の病気は、命を直接脅かすものや、QOL(生活の質)を悪化さ
せてしまう危険性があるため、早期発見・早期治療が望ましいと
考えられます。
当院血管外科では以下に示した血管を中心とした病気が治療の
対象となります。
【 対象疾患 】
・腹部大動脈瘤・腸骨動脈瘤などの“動脈が太くなる病気”
→基本的には痛みなどの症状がなく経過します。破裂や突然死を
起こす危険性があります。そのため破裂する前にそれを予防する
手術的治療が必要になります。
・下肢閉塞性動脈硬化症・バージャー病などの“動脈が細くなる
病気”
→足先の冷え・しびれ感や、歩くと足が痛くなるなどの症状があ
ります。悪化すると血管閉塞により痛みで歩行ができなくなった
り、足先が腐ってしまうなどの危険性があります。そのため下肢
への血流を改善する治療が必要になります。
・下肢静脈瘤
→足の表面に存在する静脈が太くなりボコボコと浮き出て、むくみ・だるさ・こむら返りなどの症状が
でてきます。放置すると、皮膚潰瘍(皮膚に穴があく)をおこすことがあります。原因となっている静
脈の逆流を無くす治療が必要になります。
・深部静脈血栓症
→足のむくみで気づくことが多い病気です。血栓(血のかたまり)が肺血管につまり、呼吸が苦しくなっ
たり、突然死を起こす危険性があります。治療は、血栓の進行を予防し、溶けて消失することを目指し
ます。
・慢性腎不全患者さんの透析導入、および透析患者さんのシャント不全
→透析が安定してできるよう、透析シャントの作成を行ないます。
・リンパ浮腫などのリンパ管の病気
→足のむくみ(重症)を生じ、悪化すると細菌感染を起こしやすくなり、痛みを生じることがあります。
治療は感染の予防とむくみの改善を目指します。
・徐脈性(脈が遅くなる)不整脈
→全身がだるくなったり、気を失ってしまう危険性があります。ペースメーカー植え込み術を行ない
ます。
また、血管の病気を患う患者さんは、様々な合併症を持っている可能性があるため、治療方針の決定
には十分な注意をはらう必要があります。
当院血管外科では、CT やエコーなどの検査結果だけではなく、患者さんの全身状態を総合的に判断し、
生活の質の向上にむけて、患者さん一人ひとりにあった治療を行うように心がけています。
とくに血管外科の対象となる患者さんは高齢であることが多いため、低侵襲治療と呼ばれる患者さん
の身体にかかる負担が少ない“切らずに治す”治療を積極的に選択しています。
治療法
大動脈ー大腿動脈バイパス術
(分岐型グラフト)
大動脈ー大腿動脈バイパス術
(図 1)
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【 低侵襲治療の例 】
・下肢閉塞性動脈硬化症に対する治療(図 1)
従来は手術によって、人工血管などでバイ
パス手術を行なっていました。当科では適応
があれば“切らずに治す”経皮的血管内血管
形成術(風船治療)を積極的に選択しています。
・下肢静脈瘤に対する治療(図 2)
従来は手術によって、病気の原因となって
いる血管を引き抜いていました。当科では“切
らずに治す”血管内レーザー治療を積極的に
選択しています。(図は、インフォームドコン
ストリッピング
セントのための心臓・血管病アトラスより)
◎血管の病気についてご相談ください
JUN 2016
レーザー治療
(図 2)
当院血管外科の外来では全身の血管の疾患について診察をおこなっています。
当科ではリハビリテーション科・薬剤科との協力体制のもと、血管内治療・バイパス手術などの外科的
治療はもとより、運動療法・薬物療法などの内科的治療も併用して、包括的な管理をおこなっています。
(血管外科部長 鈴 木 博 之)
地域連携課より
「ふれあい健康講座」へのお誘い(入場無料 申込み不要)
■ 内容 『手の専門医が教える整形外科学講座 ∼ここまできた!腱鞘炎から骨折治療まで∼』
■ 日時・場所 平成28年7月16日(土)14時∼ アミュゼ柏 プラザ(柏市柏6-2-22)
■ 演者 整形外科部長 國 府 幸 洋
柏地域医療連携センター(柏市豊四季台1-1-118)でも随時開催しております。詳しくは院内のポスター、
チラシ、新聞折込、ホームページをご覧下さい。(地域連携課 工藤淑子)
∼医療ソーシャルワーカーってどんな人?∼
病院では、医師・看護師・薬剤師・医療事務など色々な職種の
方が働いています。聞きなれない職種だと思いますが、医療ソー
シャルワーカーもその中で働いています。
病気やケガを抱えると、健康な時には考えてもいなかったよう
な問題に悩まされたり、不安に苛まれたりしたことはありません
か?そのような時、医療相談室の医療ソーシャルワーカーが解決
のお手伝いをさせていただきます。
医療ソーシャルワーカーは医師や看護師などの治療者とは異な
り、社会福祉の立場から傷 病 に よ っ て 引 き 起 こ さ れ た 経 済 的、
社会的、心理的な問題に対して支援を行う専門職です。患者さ
んやご家族の代理人になることはできません。療養をしていく中で抱えられている問題を一緒に考え、
患者さんやご家族自身の力で問題を解決していくことが出来るようサポートさせていただきます。
主に寄せられる相談内容は、「医療費や生活費をどうしていけば良いか不安だ」「退院後の生活をど
うしたら良いか分からない」「元の仕事に戻れるのか心配だ」「入院を勧められたが、自宅にいる家族
のことが気掛かりだ」「誰に相談したら良いのか分からない」など様々です。
医療ソーシャルワーカーの知名度はまだまだ低く、声を掛けることに抵抗を覚える方もいらっしゃ
るかと思います。私たちは真剣にお話を伺い、どんな些細な悩みでも、共により良い道を探してい
きたいと考えています。すべてが解決するとは言い切れませんが、ひとりで悩まず、お話をしてみま
せんか?
当院の医療相談室は入院中や外来通院中の患者さんやご家族に限らず、地域住民の方々、診療所な
ど他機関の方々からの相談もお受けしています。相談は無料で秘密は厳守いたします。予約制ではあ
りませんが、事前にご連絡をいただければお待たせすることなく対応が可能です。皆様、お困りごと
がありましたらお気軽にお声かけ下さい。 医療相談室 岸 本 康 徳
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● 病院概要
建物構造
病 床 数
職 員 数
看護基準
柏厚生総合病院
千葉県柏市篠籠田617番地
0 4 - 7 1 4 5 - 1 1 1 1 (代)
検索
http://www.kashiwakousei.or.jp/ 柏厚生
諏 訪 達 志
昭和54年12月1日
外科、内科、整形外科、脳神経外科、
泌尿器科、消化器科、呼吸器内科、
循環器内科、乳腺外科、内視鏡内科、
小児科、消化器外科、内視鏡外科、眼科、
耳鼻咽喉科、皮膚科、形成外科、人工透析内科、
麻酔科、放射線科、歯科口腔外科、
血管外科、リハビリテーション科
本館:鉄筋コンクリート 6階
別館:鉄骨造 2階
318床
780名(医師43名、非常勤医師64名、
歯科医師2名、看護師224名、准看護師10名、
保健師3名、薬剤師20名、理学療法士64名、
作業療法士16名、言語聴覚士8名、
臨床工学技士7名、放射線技師18名、
検査技師21名、管理栄養士4名、
視能訓練士1名、歯科衛生士8名、保育士18名、
看護助手42名、介護福祉士7名、
クラーク24名、事務81名、その他非常勤97名)
H28年4月1日 現在
一般 7:1・障害 10:1、
脳血管疾患等リハ(Ⅰ)、運動器リハ(Ⅰ)、呼吸器リハ(Ⅰ)
武蔵野物流
柏IC方面
東芝物流
オリエンタルモーター
旭化学工業
柏自動車教習所
柏厚生総合病院
高田下
16
号
高田小
大堀川
柏第五中
呼塚
篠籠田
市民緑地
柏中
戸
水
ザ・クレスト
ホテル
東葛飾高校
J
旭町交番前
柏そごう
駅
タカシマヤ
道
街
柏
豊四季台
近隣センター
柏署
双伸G
R
柏第七小
松坂屋ストア
柏中央高校
至
あ
び
こ
名 称
住 所
電 話
H P
院 長
開 設
診 療 科
至新松戸
● 駐車場約400台完備
● 巡回バス(無料)
柏駅西口、豊四季団地方面、
豊四季駅・流山おおたかの森駅から当院循環バスが
ございます。
● 東武バス
JR柏駅西口より「高田下」下車徒歩5分
●車
常磐道「柏インター」から約15分
● タクシー
「柏駅」西口から約5分
認 定 ・厚生労働省臨床研修指定病院
・日本医療機能評価機構認定病院
(認定第JC1849号)(審査体制区分:3)(ver.6.0)
・千葉県がん診療連携協力病院
・結核予防法指定医療機関
・被爆者一般疾病医療機関
・公害医療指定医療機関
・指定自立支援医療機関
・千葉県肝炎ウイルス検査委託事業医療機関
・柏市救急肝炎ウイルス検査委託事業医療機関
・介護保険法みなし医療機関
(居宅療養管理指導・
訪問リハビリテーション・訪問看護)
・身体障害者福祉法指定医師
(肢体 不自由、心臓機能障害、腎臓機能
障害、呼吸器 機能障害、視覚障害、膀胱
又は直腸機能障害、聴覚障害、平衡機能
障害、音声・言語機能 障害、そしゃく機能
障害)
・柏市指定救急隊員研修病院
・慶應義塾大学関連病院
・健康保険取扱指定医療機関
・国民健康保険取扱機関
・生活保護指定医療機関
・労災保険指定医療機関
・救急告示病院
・二次救急医療機関
・日本内科学会教育関連病院
・日本循環器学会認定循環器専門医研修関連
施設
・日本外科学会外科専門医制度修練施設
・日本消化器病学会認定施設
・日本消化器外科学会専門医修練施設
・日本消化器内視鏡学会指導施設
・日本消化管学会胃腸科指導施設
・日本食道学会食道外科専門医認定施設
・日本食道学会食道癌全国登録施設
・日本胆道学会指導施設
・日本大腸肛門病学会認定施設
・日本がん治療認定医機構認定研修施設
・日本乳癌学会関連施設
・日本整形外科学会認定医制度研修施設
・日本麻酔科学会認定施設
・日本泌尿器科学会関連教育施設
・日本栄養療法推進協議会認定NST稼動施設
・日本静脈経腸栄養学会NST稼動施設
・日本乳房オンコプラスティックサージャリー
学会エキスパンダー実施施設
・日本乳房オンコプラスティックサージャリー
学会インプラント実施施設
・日本脈管学会認定研修関連施設
・下肢静脈瘤に対する血管内レーザー焼灼術の
実施基準による実施施設
・UAゼンセン指定日帰り人間ドック実施施設
・健康保険組合連合会指定日帰り人間ドック
実施施設
・医療被ばく低減施設
編集後記
4月から新しい職員が増え、どの部署も活気づいている様子が伺えます。当薬剤科も4人の新入職員が入り、皆さん若々
しいエネルギーに満ち溢れています!この新しい力を借りて、患者様の治療により貢献していきたいと思います。
広報誌「ふれあい」も、当院についてより知って頂けるよう興味深い広報誌を目指していきます。
(広報委員 薬剤科 谷 内 富美子)