要介護認定等の新規申請者等に係る介護報酬請求の取り扱いにつ

事務連絡
平成 28 年 6 月 15 日
各介護保険事業所 御中
熊本市 高齢介護福祉課長
特例居宅介護サービス費等の支給について
熊本地震の被災者における、要介護認定等の新規申請者等に係る介護報酬請求の取り扱いにつ
いて、本市におきましても介護認定等の事務に遅れが生じており、暫定ケアプランによる介護サー
ビスの利用が長期間に及ぶことが見込まれます。その場合、市町村の判断により介護保険法の規定に基
づく特例居宅介護サービス費等による介護サービスの利用を行うことができます。平成28年4月18
日付厚労省事務連絡「平成28年熊本地震の被災者に係る被保険者証の提示等について」において示さ
れた特例居宅介護サービス費等について本市における取り扱いは下記のとおりとします。
記
① 要介護認定の結果(新規申請・更新申請・区分変更申請)が「非該当」となった場合
→
暫定ケアプランで利用していた実績に基づき支給する。単位数については、暫定ケアプランで想定
していた要介護度に応じて算定する。区分支給限度基準額についても想定していた要介護度に応じた額
を準用する。
② 要介護認定の結果(更新申請時)
、暫定ケアプランで想定していた要介護度に比べて軽くなった場合
→
暫定ケアプランで利用していた実績に基づき支給する。単位数については、更新前の要介護度に応
じて算定する。区分支給限度基準額についても更新前の要介護度に応じた額を準用する。
③ 要介護認定の結果、要介護→要支援となったが予防の指定がない事業所、算定できないサービスを利
用していた場合や、介護3→介護1となったが算定できないサービスを利用していた場合
→
②と同様
④ 要介護認定の結果(新規申請・区分変更申請時)
、暫定ケアプランで想定していた要介護度に比べて
軽くなった場合
→
市と協議の上、必要性が認められれば想定していた要介護度に応じて算定した額を給付する。
※新規申請・区分変更申請を行うことにより、要介護度を想定しそれに応じたサービスをただちに開
始した場合に介護サービス費を支給することを認めるものではない。地震の影響で認定結果に遅れが出
る場合にやむをえず利用した際に、想定した介護度における区分支給限度基準額を準用することを認め
るもの。
注意事項
・暫定ケアプランによる特例居宅介護サービス費等の支給については原則、認定日(審査会開催日)の
属する月の月末までの利用分とする。翌月以降は認定結果に基づいた要介護度にてケアプランを作成す
る。
・認定結果が要介護、要支援のどちらになるか判断できない場合、必ず居宅介護支援事業者と地域包括
支援センターが相互に連携を取りながら暫定プランを作成すること。
・暫定ケアプランによりサービス提供を行う場合、暫定ケアプランで見込んでいる要介護度をもとにサ
ービス開始日までに居宅サービス計画等作成依頼(変更)届出書の提出を行うこと。
・想定していた要介護度と違う結果になり居宅サービス計画等作成依頼(変更)届出書を再提出する場
合は 2 週間以内に行うこと。
・月途中で介護→支援の認定結果が出た場合に特例居宅介護サービス費等を利用する場合、当月末は居
宅介護支援事業所が給付管理を行い、翌月より包括支援センターが担当する。
【支給までの流れ】
(原則として申請の手続きは、給付管理を行う居宅介護支援事業所・施設等が行い、国保連を通した現
物給付とする)
居宅介護支援事業所(施設)から市の窓口に申請書を提出する
→
申請書に基づき市において国保連の台帳を作成する
→
各事業所から通常通り国保連へ請求事務を行う(申請月の翌月に請求可)
→
国保連にて審査後に支払
【必要な書類】
・申請書
・ケアプラン一式
・居宅サービス計画等作成依頼(変更)届出書
※必要に応じて提出する
【お問い合わせ先】
担当
高齢介護福祉課
認定給付班
電話
096-328-2347
特例居宅介護(介護予防)サービス費
特例居宅介護(介護予防)サービス計画費
特例施設介護サービス費
特例地域密着型介護(介護予防)サービス費、特例特定入所者介護サービス費
支給申請書
平成 年 月 ~ 平成 年 月
提供年月
被保険者番号
フ リ ガ ナ
生 年 月 日
明 ・ 大 ・ 昭 年 月 日
性 別
男 ・ 女
被保険者氏名
住所
電話番号 ( ) - 申請理由
4 3 1 0 0 7
保険者番号
熊本市長 宛
暫定ケアプランにもとづいてサービスが提供されましたので、
上記のとおり関係書類を添えてサービス費の支給を申請します。
請求については現物給付として国保連に行い、請求事務・受領については各介護サービス事業所に委任します。
平成 年 月 日
住所
申 請 者
(被保険者)
氏名
印
暫定ケアプランの内容
要支援
要介護度
1
暫定ケアプラン
の期間
2
電話番号( ) -
居宅介護支援事業所・施設名等
事業所番号
要介護
1
2
3
4
5
事業所の所在地・名称
平成 年 月 日
~ 平成 年 月 日
〒
支給限度
基準額
平成 年 月 日
上限管理
適用期間
~ 平成 年 月 日
電話番号
支1:5,003 支2:10,473 介1:16,692 介2:19,616 介3:26,931 介4:30,806 介5:36,065
※熊本市記入欄
区分
・ケアプラン
・計画作成届け
備考
特例居宅介護(介護予防)サービス費
特例居宅介護(介護予防)サービス計画費
記入例(5月利用分を申請する場合)
特例施設介護サービス費
特例地域密着型介護(介護予防)サービス費、特例特定入所者介護サービス費
平成 28 年 5 月 ~ 平成 年 月
提供年月
被保険者番号
0
0
0
1
2
3
4
5
6
支給申請書
特例居宅介護サービス費を2ヶ月以上申請す
る場合は、開始月と終了月を記入する
7
フ リ ガ ナ
クマモト タロウ
生 年 月 日
明 ・ 大 ・ 昭 5年 10月 15日
被保険者氏名
熊本 太郎
性 別
男 ・ 女
熊本市中央区手取本町1-1
住所
電話番号 ( 096 ) 328 - 2347
地震の影響で認定結果通知が遅れたため、暫定ケアプランでサービスの利用を行っていた。
平成28年4月末が有効期限で「介護3」の要介護認定があったが、5月20日の審査会にて「介護1」の認定結果
申請理由
であったため、想定していた「介護3」での暫定ケアプランにもとづき特例居宅介護サービス費の申請を行う。
4 3 1 0 0 7
保険者番号
熊本市長 宛
暫定ケアプランにもとづいてサービスが提供されましたので、
上記のとおり関係書類を添えてサービス費の支給を申請します。
請求については現物給付として国保連に行い、請求事務・受領については各介護サービス事業所に委任します。
平成 28 年 6 月 15 日
住所
熊本市中央区手取本町1-1
申 請 者
(被保険者)
熊本 太郎
氏名
印
電話番号( 096 ) 328 - 2347
暫定ケアプランの内容
要支援
要介護度
1
2
居宅介護支援事業所・施設名等
事業所番号
要介護
1
2
3
4
5
暫定ケアプラン 平成 28 年 5 月 1 日
の期間
~ 平成 28 年 5 月 31 日
支給限度
基準額
26,931
平成 28 年 5 月 1 日
上限管理
適用期間
~ 平成 28 年 5 月 31 日
4
3
0
0
1
事業所の所在地・名称
〒
熊本市東区東本町16番30号
居宅介護支援事業所 ○○
電話番号
096 - 367 - 9127
※熊本市記入欄
・ケアプラン
・計画作成届け
0
860-0000
支1:5,003 支2:10,473 介1:16,692 介2:19,616 介3:26,931 介4:30,806 介5:36,065
区分
1
備考
2
3
4