防災行政無線設備点検業務委託(香焼・高島・琴海行政センター管内

防災行政無線設備点検業務委託(香焼・高島・琴海行政センター管内)仕様書
この仕様書は、防災行政無線設備点検業務委託(香焼・高島・琴海行政センター管内)について必要
な事項を定める。
1
点検は、香焼行政センター、高島行政センター、琴海行政センター管内に設置する防災行政無線設
備(機器メーカー:パナソニック機製)が正常な機能を維持するため、別表第1の機器名欄に掲げる
各装置〈以下「機器」という。
)について、それぞれ同表の数量欄に掲げるとおり行うものとする。
2
点検の項目は、別表第2に定めるとおりとする。
3
点検業務の履行期間は、契約日から平成29年3月17日とする。
4
入札参加者は、当該無線機器のメーカーである場合は、点検する技術員がメーカーの社員であるこ
とを証明することができる書類、メーカー以外の場合は、当該無線機器メーカーから防災行政無線に
係る機器取り扱いの指導等を受けたことを証明する書類を提出すること。
5
受注者は、点検の着手前及び完了後には本市の担当者に連絡し担当者の指示を受けること。
なお、機器に不時の故障、不具合等が発生したときは、本市の要請に応じて当該機器の点検又は修理
を行うものとする。この場合において、当該点検又は修理に係る費用の負担は、本市と受注者が協議
し、決定するものとする。
6
点検に必要な消耗品及び部品は、受注者が負担するものとする。
7
点検の作業時間は、祝日及び年末年始を除く月曜日から金曜日の午前9時から午後5時までの時間
帯とする。ただし、当該時間帯以外の時間帯に作業を実施する必要があるときは、あらかじめ本市の
担当者に連絡し、当該担当者の承認を得てから実施するものとする。
8
点検の終了後は、速やかに点検結果報告書に点検中の写真を添えて、報告するものとする。この場
合において、当該点検結果報告書は、電子ファイルによることもできるものとする。
9
点検中に機器、建物等を損傷させた場合は、直ちに本市の担当者に報告するとともに、受注者の責
任において、速やかに原状回復しなければならない。
10
点検のため無線施設の機能を停止させるときは、あらかじめ本市の担当者に連絡し、当該担当者の
承認を得なければならない。
11
平成27年度の本業務委託において、腐食等による損傷劣化が報告され、その後対策が施されてい
ない無線局支柱(13箇所)については、支柱の損傷劣化の状態を再度調査し、本市が別途指定する
様式により、平成28年8月31日までに調査結果を報告するものとする。
12
この仕様書に定めのない事項又は疑義が生じた事項は、本市と受注者が協議し、定めるものとする。
別表第1(点検対象機器)
No
1
2
機器名
同報系親局
設置箇所
数量
香焼行政センター内
1式
高島行政センター内
1式
琴海行政センター内
1式
香焼行政センター管内
1式
琴海行政センター管内
1式
同報系中継局
3
移動系基地局
香焼行政センター内
1式
4
移動系中継局
香焼行政センター管内
1式
香焼行政センター管内
11式
高島行政センター管内
7式
琴海行政センター管内
45式
琴海行政センター管内
15式
香焼行政センター管内 車載型
18式
香焼行政センター管内 携帯型
3式
5
屋外拡声子局
6
地区放送設備
7
陸上移動局設備
別表第2(点検項目表)
機器名
点検項目
送信電力
反射電力
変調度(最大)
同報系親局
変調度(標準-4dBm)
無線部
周波数偏差
受信感度
復調出力
スケルチ設定
単体S/N(15dBμ入力時)
単体S/N(30dBμ入力時)
電源電圧(DC)
同報系親局
無線部
現用・予備表示
現用・予備切替
送受信の故障表示
故障レベルの設定
緊急一括制御
通常音量制御(一括)
通常音量制御(グループ)
通常音量制御(個別)
分割放送制御
手動サイレン制御
自動サイレン制御
自動放送制御 定時放送
自動放送制御 番組放送
自動放送制御 分割放送
自動プログラム制御 CRTディスプレイ表示
キーボード入力動作・設定
HDD録音動作
親局操作卓、地図表示盤、電源
装置、アンテナ系
自動テープレコーダー動作
自動通信記録装置動作
監視制御装置動作
地図表示盤 緊急一斉放送動作
地図表示盤 一斉放送動作
地図表示盤 群放送動作
地図表示盤 遠隔放送動作
遠方監視制御装置動作
電源装置動作
蓄電池液面状態
蓄電池電極状態
蓄電池電圧
アンテナ部方向状態
アンテナ固定状況
送信電力
反射電力
変調度(最大)
変調度(標準-4dBm)
周波数偏差
受信感度
復調出力
スケルチ設定
単体S/N(15dBμ入力時)
同報系中継局
単体S/N(30dBμ入力時)
電源電圧(DC)
現用・予備表示
現用・予備切替
電源装置動作
蓄電池液面状態
蓄電池電極状態
蓄電池電圧
アンテナ部方向状態
アンテナ固定状況
送信電力
反射電力
変調度(最大)
変調度(標準-4dBm)
周波数偏差
受信感度
復調出力
移動系基地局 電源装置、アン
テナ系
スケルチ設定
単体S/N(15dBμ入力時)
単体S/N(30dBμ入力時)
電源電圧(DC)
現用・予備表示
現用・予備切替
電源装置動作
蓄電池液面状態
蓄電池電極状態
移動系基地局 電源装置、アンテ
蓄電池電圧
ナ系
アンテナ部方向状態
アンテナ固定状況
送信電力
反射電力
変調度(最大)
変調度(標準-4dBm)
周波数偏差
受信感度
復調出力
スケルチ設定
単体S/N(15dBμ入力時)
移動系中継局、電源装置、アンテ
ナ系
単体S/N(30dBμ入力時)
電源電圧(DC)
現用・予備表示
現用・予備切替
電源装置動作
蓄電池液面状態
蓄電池電極状態
蓄電池電圧
アンテナ部方向状態
アンテナ固定状況
送信電力
反射電力
変調度
周波数偏差
受信感度
屋外拡声子局
復調出力
スケルチ設定
単体S/N(15dBμ入力時)
単体S/N(30dBμ入力時)
電源電圧(DC)
蓄電池状況
VMCユニット動作
音声処理ユニット動作
屋外拡声子局
音声蓄積ユニット動作
CPUユニット動作
総合動作状況
地区放送設備
地区放送起動状況
子装置
総合動作状況
送信電力
反射電力
変調度
周波数偏差
陸上移動局設備
車載型
受信感度
選択呼出動作
電源表示
話中表示
アンテナ状況
送信電力
反射電力
変調度
周波数偏差
陸上移動局設備
携帯型
受信感度
選択呼出動作
電源表示
話中表示
アンテナ状況
無線局支柱損傷劣化に係る調査表
設置管区( 本庁 ・ 行政センター)
無線局名
建柱年 無線支柱材質
支柱根元状態
対策
応急処置
倒壊があった場合 処置
の人家等への影響 ランク
(その他特記すべき事項)
本調査表で報告するものは、平成27年度の保守点検において、無線局支柱の腐食等の損傷劣化が報告され、その後対策が施されていないものを対象とする。
※倒壊における人家等への影響は、次の2つより選択し記入すること。
有り-支柱周囲に人家、車歩道等がある場合 無し-支柱周囲は山林等で車歩道もない場合
※処置ランクは、次の3つより選択し記入すること。
S-至急処置(損傷劣化重度) A-次年度要処置(損傷劣化中度) B-経過観察(損傷劣化軽度)
無線局支柱損傷劣化に係る調査表
設置管区( 本庁 ・ 行政センター)
無線局名
建柱年 無線支柱材質
○○局
1986
△△局
2000
□□局
1999
支柱根元状態
パンザマスト 根元部腐食大 穿孔有
鋼管柱
根元部錆び
パンザマスト 根元部腐食大 倒壊があった場合 処置
の人家等への影響 ランク
対策
応急処置
立替え
ワイヤー展張補強
無し
S
不要
防錆ペイント塗布
有り
B
挿筋
コンクリート根巻補強 防錆ペイント塗布
有り
A
(その他特記すべき事項)
○○局については、かなりの腐食が進んでおり、早急に立替えが必要と思われます。台風時に備え、ワイヤー展張し、倒壊耐久のための応急処置を行っています。
○○局は、強風の影響を受けやすい場所であるため、差筋コンクリート根巻補強では強度不足が見込まれるため、建替えを推奨します。
本調査表で報告するものは、平成27年度の保守点検において、無線局支柱の腐食等の損傷劣化が報告され、その後対策が施されていないものを対象とする。
※倒壊における人家等への影響は、次の2つより選択し記入すること。
有り-支柱周囲に人家、車歩道等がある場合 無し-支柱周囲は山林等で車歩道もない場合
※処置ランクは、次の3つより選択し記入すること。
S-至急処置(損傷劣化重度) A-次年度要処置(損傷劣化中度) B-経過観察(損傷劣化軽度)