倒産要因の変化に対する分析力を強化(PDF:288.4 KB)

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2016 年6月 15 日
リスクモンスター株式会社
倒産リスクを判別する格付ロジックを改定!
日本経済が潮目を迎え、倒産要因の変化に対する分析力を強化
与信管理サービスを提供するリスクモンスター株式会社(以下リスモン、本社:東京都中央区、
http://www.riskmonster.co.jp)は、景気転換期における経済環境の変化などに対応し、「RM 格
付」の格付ロジックを 2016 年6月 19 日(日)に改定いたしますので、お知らせいたします。
RM 格付は、リスモンが有する日本最大級 280 万件の企業群に対して信用力が高い順に A、B、
C、D、E、Fの6段階を付与にしている与信指標です。倒産実績に裏付けられた当社独自の指標
であり、現在約 5,200 会員様の与信管理の現場でご利用いただいているリスモンのメインサービス
の一つです。
■改定する背景
リスモンでは、景気の動向や経済環境の変化により移り変わる倒産のトレンドに合わせて、半
年に1回、定期的に RM 格付の審査基準にあたる格付ロジックを改定しておりますが、今回は、次
の3点を主な背景として、改定することといたしました。
① 金融緩和などの政府の経済政策が一巡し、日本経済が潮目を迎える中、為替変動や国
内の株価推移の不安定感などの影響により、倒産に結びつく定量面、定性面での分析指
標に変化が見られること。
② 企業の財務内容の開示率が低い中で、財務数値によらない定性情報の分析を強化する
必要性が高まっていること。
③ 企業データおよび倒産データの蓄積によって、分析力が一段と高まったこと。
今回のRM格付のロジック変更に伴い、RM格付の倒産判別力(全倒産に占める低格付先の
割合)は、E・F 格を合わせた警戒領域で、約 0.21 ポイント(91.24%→91.5%)上昇することが予想
されます。今後もリスモンは、会員様の与信管理業務の精度および効率性の向上にお役立てい
ただけるようサービスの改善に取組んでまいります。
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■RM 格付とは
リスモンでは企業を大きく A~F の6段階に格付しております。この格付は、倒産実績に裏付け
られた独自指標で、A 格の企業は倒産確率が低い、つまり倒産しにくい企業、逆に F 格の企業は
倒産確率が高い、つまり倒産しやすい企業といえます。
約 280 万社にのぼる膨大な母集団を全て格付し、倒産実績から統計的に格付ごとの倒産確率
を算出してご提供しています。定期的な企業データ、倒産データの更新・蓄積に留まらず、毎日の
特種情報の収集により格付補正を続けているのも RM 格付の大きな特長です。
与信管理の現場は「早い者勝ち」です。RM 格付を利用することで、取引先の「今」の信用力を把
握し、適時に対策を施すことができます。
■リスモンの概要(東京証券取引所ジャスダック上場 証券コード:3768)
2000 年9月設立。同年 12 月よりインターネットを活用した与信管理業務のアウトソーシングサ
ービス、ASP サービス事業を開始しました。以来サービス分野を拡大し、現在は与信管理サービ
ス、ビジネスポータルサイト(グループウェアサービス等)および BPO サービスの3つを中核事業と
位置づけ、事業展開しております。
リスモングループ法人会員数は、2016 年3月末時点で 10,405(内、与信管理サービス等 5,223、
ビジネスポータルサイト等 3,098、その他 2,084)となっております。http://www.riskmonster.co.jp
<本件に関するお問合せ先>
リスクモンスター株式会社 カスタマーセンター 広報担当
〒103-0027 東京都中央区日本橋2-16-5 RMGビル
TEL:03-6214-0350 e-mail:[email protected]
e-mail:[email protected]
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