◎外国人観光客受入体制強化事業 平成 28 年度 沖縄 FreeWi-Fi 統合環境整備事業 委託業務仕様書(案) 1 委託業務名 平成 28 年度 沖縄 FreeWi-Fi 統合環境整備事業委託業務 2 事業概要 外国人観光客にとって満足度の高い受入環境を整備するため、フリーWi-Fi への接続の 利便性や安全性の向上と、観光施策の立案に役立つデータの収集・分析や域内周遊を促 す観光情報の発信強化等のフリーWi-Fi 環境の利活用等の推進に向けた県内フリーWi-Fi の統合環境の構築等に必要な取り組みを実施する。 3 履行期間 契約締結の日から平成29年3月17日(金)まで 4 委託業務項目及び内容 ⑴ 県内フリーWi-Fi の認証手続きの一元化に向けた仕様案策定 平成 27 年度に国が実施した「沖縄における Wi-Fi 整備の在り方及び利活用方策に関 する調査」を踏まえ、県内における利便性向上に資する仕様案を策定すること。また、 必要に応じてその実証を行うこと。 ⑵ 県内フリーWi-Fi 環境の整備目標の設定 民間主導による普及・整備方針案を策定すること。また、その目標値の設定の目安 となる国内外のベンチマーク調査を実施すること。 さらに沖縄県内は自治体がエリアオーナーとなっている地域が多数あることから、 これら自治体における整備方針についても提案及び調整を行うこと。 ⑶ 観光施策の立案に必要なデータの収集・分析手法の確立 Wi-Fi の整備・利活用等通じて取得できる様々なデータについて、観光施策の立案に 資する分析手法を立案すること。また、必要に応じてその実証を行うこと。 ⑷ 県内フリーWi-Fi 環境を活用した情報発信の連携・強化策の立案 官民問わず、県内で観光情報を発信する Web サイト等の調査を行い、Wi-Fi と連携し た情報発信の強化策を立案すること。またその他観光客誘因、消費額向上に資する施 策を立案するとともに、必要に応じてその実証を行うこと。 ⑸ 沖縄県フリーWi-Fi 統合環境整備推進協議会の会議体運営 国、県、市町村、観光関連団体、通信事業者、民間エリアオーナー、学識経験者、 メディア等からなる会議体の運営を行うこと。会員の選定、会議体の開催通知、会議 室の確保、資料及び議事録の作成、その他必要な事項について県と調整し実施するこ と。会議体は4回以上開催することとし、テーマやスケジュールを提案すること。 ⑹ その他 別途沖縄県において Wi-Fi 普及におけるプロモーション等を行うことから、プロモ ーションに必要となる情報提供や関係団体等の調整支援を行うとともに、事業目的の 具現化に必要な事項について提案すること。 5 業務の実施状況に関する事項 ⑴ 本業務の進捗状況を毎翌月10日までに沖縄県に報告すること。 ⑵ 本業務は、精算条項を設けた概算契約により委託契約としているため、業務完了時に、 実際に要しなかった経費があるときは、相当の委託料を減額する。 6 事業の成果品及び著作権 ⑴ 業務完了報告書として、業務活動報告等を記載した報告書(冊子版10部及びPDF 版)を納品すること。あわせて、報告書概要版についても power point 等の電子デー タにて納品すること。また、調査や実証に係るもので沖縄県が指定するものは電子デ ータで納品すること。 ⑵ 当該成果品の著作権及び所有権は沖縄県に帰属する。ただし、本委託業務の実施にあ たり、第三者の著作権その他の権利に抵触するものについては、受託事業者の責任を もって処理すること。 7 業務の再委託についての留意事項 ⑴ 一括再委託の禁止 契約の全部の履行を一括又は分割して第三者に委任し、又は請負わせることができ ない。また、以下の業務( 以下「契約の主たる部分」という。 ) については、その履 行を第三者に委任し、又は請負わせることができない。ただし、これにより難い特別 な事情があるものとしてあらかじめ県が書面で認める場合は、これと異なる取扱いを することがある。 ⑵ 再委託の相手方の制限 ① 上記⑴で定める「契約の主たる部分」とは以下のとおりとする。 ア 契約金額の 50% を超える業務 イ 企画判断、管理運営、指導監督、確定検査などの統括的かつ根幹的な業務 ② 本契約の公募参加者であった者に契約の履行を委任し、又は請負わせることはで きない。また、指名停止措置を受けている者、暴力団員又は暴力団と密接な関係を 有する者に契約の履行を委任し、又は請負わせることができない。 ⑶ 再委託の承認 契約の一部を第三者に委任し、又は請負わせようとするときは、あらかじめ書面に よる県の承認を得なければならない。ただし、以下に定める「その他、簡易な業務」 業務を第三者に委任し、又は請負わせるときは、この限りではない。 ① その他、簡易な業務 ア 資料の収集・整理 イ 複写・印刷・製本 ウ 原稿・データの入力及び集計 エ その他、上記以外に容易かつ簡易な業務がある場合は、県と別途協議を行った業 務 8 その他の留意事項 ⑴ 本事業は国の補助などを活用して実施するものであり、受託事業者は経理管理にあ たっては、補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律(昭和 30 年法第 179 号) に基づき、適正に執行する必要がある。 ⑵ 本仕様書に定める事項について生じた疑義又は本仕様書に定めのない事項について は、沖縄県と受託事業者双方で協議して解決するものとし、必要な事項は別に定める。
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