平成 2 8 年 6 月 1 0 日 地域の環境保全に貢献しています ~平成27年度環境家計簿試行結果~ 札幌開発建設部では、平成22年度から「環境家計簿」によるCO2排出量削減の取組を 継続して行っており、平成27年度の取組結果をまとめましたので、お知らせします。 ★受発注者の多彩な取組によって環境保全への意識が向上! ★CO2削減率も上昇傾向! 【環境家計簿とは】 受注者と発注者との協働によって具体的なCO2削減手段を検討し、その内容をCO2削減 活動として実施します。 この削減活動で得られたCO2削減量を集計したものが「環境家計簿」です。 【平成27年度の取組結果】 ○省燃費仕様の重機、LEDライトなどの新技術(NETIS)の採用や省燃費運転 講習の実施によって、CO2削減活動を通した受発注者の環境保全への意識が向上。 ○平成27年度のCO2削減率は14.6% → 削減率は徐々に上昇傾向。 ○環境家計簿の取組工事数は管内で141件 → 開発局取組工事全体の約3割。 【平成28年度の取組の方向性】 ○平成28年度は、今回の結果を踏まえ、環境家計簿の取組対象を拡大。 →全工事において協議型とし、CO2削減活動を促進。 ○啓発活動(PR活動、出前講座の取組等)の充実を図り、より一層の取組向上へ! ※ 環境家計簿の概要・資料については、以下の北海道開発局ホームページに掲載しています。 http://www.hkd.mlit.go.jp/zigyoka/z_jigyou/gijyutu/kankyokakeibo.html 【問合せ先】 国土交通省 北海道開発局 札幌開発建設部 技術企画課 課 長 羽生 哲也(電話番号 011-611-0314 ダイヤルイン) 技術企画課 課長補佐 武田 稔美(電話番号 011-611-0314 ダイヤルイン) ○地域の環境保全に貢献しています -H27環境家計簿の取組(札幌開発建設部)- 温室効果ガスの削減は持続可能な低炭素社会の実現に向けた課題となっており、 -環境家計簿とは- 建設現場においてもCO2排出量削減への取組が求められています。 排出量削減 の取組が求められています 受注者と発注者と 協働 受注者と発注者との協働によっ て具体的なCO2 削減手段の検討 札幌開発建設部では平成22年度から、「環境家計簿」によるCO2排出量削 を行い、検討した内容をCO2 削減 減の取組を行っております。 活動として実施します。 削減量の見える化により 目 的 建設現場から排出されるCO2 削減量の見える化により、 この削減活動によって得られた 削減活動 よ 得られた ・CO2 削減活動を通して工事コスト縮減や生産性を向上 CO2 削減量を集計したものが 「環 ・CO2 削減への受発注者の意識を向上し、環境保全へ貢献 境家計簿」です。 背 景 H27実施結果 実施結果 ■H27環境家計簿の実施工事数 環境家計簿は全道で438件実施され、 このうち約3割の141件を札幌開発建設部で実施 このうち約3割の141件を札幌開発建設部で実施。 主な取組の紹介と受注者さんの声 ハイブリッド機械の導入 ハイブリッド型建設機械を使用することで燃料 (軽油)使用量を削減し、CO2排出量を削減。 省燃費運転講習の開催 現場作業員に講習を実施し、省燃費運転を意 識させることでCO2排出量を削減。 LEDバルーンライトの利用 夜間工事の照明を、LED蛍光灯等に変更し、 電力使用量を削減し、CO2排出量を削減。 ペレットストーブの利用 現場事務所の暖房をペレットストーブに切り替 えることにより、新たなCO2の排出を削減。 ■H22~H27の6年間のCO2削減率 (単位:%) 省燃費仕様の重機 は、燃費とリース料 の採算が合うと思う。 今後、利用していき たいです。 CO2削減率は徐々に上昇傾向となっている。 講習会を実施したこと で、作業環境のCO2削 減に対する意識が向 上し効果が出ました。 燃料消費量が削減 され、リース料の割 増分を考慮しても採 算の合う結果でした。 木質系燃料の使用 など環境保全に貢 献できたと思います 献できたと思います。 ■H28年度の取組 ・H28年度については、H27年度の結果を踏まえ、環境家計簿の取組対象を拡大し、全工事において協議型とし、 H28年度については H27年度の結果を踏まえ 環境家計簿の取組対象を拡大し 全工事において協議型とし 受発注者の協働でCO2削減活動を促進します。 ・啓発活動(広報・PR活動、出前講座の取組)の充実を図り、より一層の取組向上を目指します。
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