二ツ池セレトナ募集要領(ファイル名:boshuyouryou サイズ

大府市自然体験学習施設
(二ツ池セレトナ)
指定管理者募集要領
大府市建設部都市計画課
平成28年6月
目
1 指定管理者の募集
次
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2 施設の設置の目的及び概要
1
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1
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2
4 管理運営の基準
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2
5
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3
6 指定の期間
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3
7 指定管理料
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3
3 指定管理者が行う業務の内容
管理運営の評価
8 応募者に関する事項
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9 募集及び指定に関する事項
10 申請書類
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11 指定管理者の選定
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12 指定管理者の指定及び協定書に関する事項
4
4
6
6
6
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7
13 留意事項
・・・・・・
14 その他の事項
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参考資料
・・・・・・・・・・・・・・・・・
7
8
大府市自然体験学習施設(二ツ池セレトナ)指定管理者募集要領
1
指定管理者の募集
大府市(以下、
「市」という。)は、地方自治法(昭和22年法律第67号)第24
4条の2第3項及び大府市自然体験学習施設の設置及び管理に関する条例(平成16
年大府市条例第1号)第11条及び大府市運動広場の設置及び管理に関する条例(昭
和54年大府市条例第15号)第11条の規定に基づき、自然体験学習施設及び二ツ
池公園グラウンドの設置目的に沿った効果的な運営を図るため、指定管理者制度を導
入することとし、この要領の定めるところにより、指定管理者の募集を行います。な
お、業務等の詳細は、別に定める業務仕様書によります。
2 施設の設置の目的及び概要
(1) 設置の目的
水と緑に恵まれた環境の中で、市民に自然体験学習の機会を提供するため
(2) 施設の概要
① 大府市自然体験学習施設「二ツ池セレトナ」
ア 所 在 地
大府市横根町名高山88番地の1
イ 設置年月日
平成16年4月1日
ウ 敷地面積
109,000.00㎡
エ 建築面積
456.47㎡
オ 延床面積
754.93㎡
(1階:441.34㎡、2階:313.59㎡)
カ 建物構造
鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造) 2階建
キ 施
設
自然体験学習関係施設、事務関係施設、その他
ク 駐 車 場
第1駐車場 93台(大型車2台含む)
第2駐車場 12台
② 二ツ池公園グラウンド
ア 所 在 地
大府市横根町名高山75番地
イ 設置年月日
平成2年4月1日
ウ 敷地面積
6,400.00㎡
エ 施
設
学童軟式野球(1面)、ソフトボール(1面)、倉庫
(3) 運営の方向性
二ツ池公園の豊かな自然を感じることができるイベントや講座などを開催し、市
民が、気軽に立ち寄ることができ、自然と触れ合い、学ぶことを通じて、心にゆと
りと豊かさを得ることができる質の高いサービスの提供を目指す。
(4) 目標(指標)
施設運営に関して、以下のとおり目標(指標)を定めていますので、これが達
成できるように努力をしてください。
目標(指標)
H29~H33
指定管理期間を通じた目標
入場者数
年間 25,000 人
125,000 人
学習室利用件数
年間
120 件
600 件
講座参加者数
年間 3,500 人
17,500 人
1
3 指定管理者が行う業務の内容
(1) イベント・講座に関する事業
(2) 緑化の相談に関する事業
(3) 自然体験学習を目的とした団体等の掘り起しに関する事業
(4) 提案事業
上記以外の事業(提案事業)の実施及びこれに係る参加者からの料金の徴収に
ついては、市と事前に協議し、承諾を得た上で実施できることとし、提案事業の
内容に応じた報告を随時行うこととする。なお、損失が発生した場合、市は補塡
を行わない。
(5) 施設の運営に関する業務
(6) 施設及び設備の維持管理に関する業務
(7) その他
ア 二ツ池公園における施設に関する不具合などを発見、若しくは市民より報告を
受けた場合は、市と協議して対応について協力すること。
イ その他施設及び設備の管理等に必要と認められる業務。
4
管理運営の基準
管理運営を行うにあたり、以下の事項を遵守すること。
(1) 開館時間及び休館日
現在の開館時間等は下記のとおりですが、施設の設置目的を達成するために必要
な開館時間等に関する新たな提案は可能とします。
ア 開館時間
①大府市自然体験学習施設
午前9時から午後5時まで
(夜間のイベントや講座の開催に伴う開館時間の延長は可能です。)
②二ツ池公園グラウンド
午前8時から午後6時まで(11月から4月の期間)
午前6時から午後6時まで(5月から10月の期間)
※二ツ池公園グラウンドの終了時刻は、利用時間の終了時刻と日没時刻のいずれ
か早い時刻まで
イ 業務時間
午前8時30分から午後5時30分まで
ウ 休館日
①大府市自然体験学習施設
毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
12月28日から翌年の1月4日までの日
②二ツ池公園グラウンド
毎月第3月曜日(祝日の場合は翌日)
12月28日から翌年の1月4日までの日
(2) 公平かつ適正なサービス提供
利用者に公平かつ適正なサービスの提供をしてください。
(3) 安全管理
指定管理者において緊急事態等を想定した危機管理体制の整備や安全管理マニ
ュアルを策定し、随時の従業員に対する研修や緊急事態等の対応についての訓練
等により、事故防止や安全管理を徹底してください。
2
(4)
関係法令等の遵守
施設運営にあたっては、関連する法令等を遵守してください。
(5) 業務の一括委託の禁止
指定管理者は、本業務を一括して第三者に委託し、又は請け負わせることはで
きません。指定管理者が行う業務のうち一部を委託することはできますが、その
場合はあらかじめ市へ届け出る必要があります。
(6) 守秘義務
指定管理者は、施設の管理を行うにあたり、業務上知り得た内容を第三者に漏
らすことを禁止します。
(7) 施設の目的外使用の許可
施設の敷地内等を施設本来の目的以外の用途に使用する場合、又は第三者に使
用させる場合は、あらかじめ市の許可を受けるものとします。
(8) 備品等の継続使用
施設の備品等でその使用を希望するものについては、別途協議するものとしま
す。
(9) 雇用への配慮
指定管理者は、新たに雇用が発生する場合は、率先して市民の雇用を図るもの
とします。
(10) 災害時における公共施設の役割
災害対策本部が設置された場合は、災害対策本部の指示に従うものとします。
(11) 保険への加入
指定管理者は、管理運営業務に係る自らのリスクに対して、適切な範囲で保険
に加入すること。
(12) その他
管理運営の基準の細目については、市と指定管理者の間で締結する協定で定め
るものとします。
5 管理運営の評価
(1) 市は、指定管理期間中の指定管理者の管理運営状況を確認し、施設の設置目的
等につながる事業の実施及び必要なサービス水準等を確保するため、年2回の評価
を行います。
(2) 指定管理者は、市が指定する管理運営評価に関する報告書等の必要書類を作成
し、市に提出してください。
(3) その他、市は必要に応じ随時、管理運営状況の確認及び評価を行います。
6
指定の期間
指定管理者の指定の期間は以下のとおりとします。
平成29年4月1日から平成34年3月31日までの5年間
この指定の期間は、大府市議会(以下、「市議会」という。)の議決により確定す
ることになるので留意してください。なお、当該施設の管理を継続することが適当で
ないと認めるときは、期間の途中においても指定を取り消すことがあります。
7
指定管理料
指定管理業務に係る経費は、会計年度ごとに支払います。支払い時期や方法等詳細
は市との協議で決定します。
3
なお、指定管理業務に係る経費の上限額は、年度当たり 17,761,680 円(消費税込
み)以内と設定しており、申請にあたっては、上限額以内の委託料に基づいて事業計
画及び収支計画を作成することとします。指定管理料の上限に関する消費税は、8%
で積算しており、今後、法改正により、消費税率が変更される場合には、指定管理者
と協議し、指定管理料の変更を行うこととします。
8 応募者に関する事項
(1) 法人、又はその他の団体(法人格の有無は問いません。
)とし、個人での応募は
受け付けません。
(2) 欠格事項等
以下に該当する法人等は、応募者となることができません。
ア 地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定により、
本市における一般競争入札等の参加を制限されている者、又は指名停止を受けて
いる、若しくは受けることが明らかである者
イ 以下の税を滞納している者(徴収猶予を受けている場合を除く。)
① 国税 法人の場合 法人税、消費税及び地方消費税
団体の場合 代表者の申告所得税、消費税及び地方消費税
② 県税 法人の場合 法人県民税、法人事業税及び自動車税
団体の場合 代表者の個人事業税及び自動車税
③ 市税 法人の場合 法人市民税、固定資産税及び軽自動車税
団体の場合 代表者の個人市民税、固定資産税、軽自動車税及び国民
健康保険税
ウ 銀行、又は主要取引先から取引停止等を受けた者
エ 会社更生法(平成14年法律第154号)、又は民事再生法(平成11法律
第225号)の規定に基づき、更生、又は再生手続きの申立てをしている者
オ 本業務を円滑に遂行できる、安定的かつ健全な財務能力を有しない者
カ 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)に
掲げる暴力団及びそれらの利益となる活動を行う団体。また、団体の役員(法人
でない団体の代表者、又は管理人を含む。)及び施設に配置する職員が、同法第
2条第6号に規定する暴力団員及びそれらの利益となる活動を行う者
9 募集及び指定に関する事項
(1) 募集及び指定の日程
指定管理者の募集及び指定に関する日程は以下のとおり予定しています。ただ
し、必要に応じて変更する場合があります。変更の場合には応募した団体に対し
ては、その旨通知いたします。
ア 募集要領等の配布
平成28年6月13日(月)から
大府市役所 3階 都市計画課にて
※ 市のホームページからもダウンロードできます。
イ 説明会
平成28年6月22日(水)
※ 「(2)説明会について」をご覧ください。
ウ 質問書の受付
平成28年6月13日(月)
~平成28年7月1日(金)
※ 「(3)指定申請に係る質問の受付期間と回答」
をご覧ください。
4
エ
申請書の受付
平成28年7月4日(月)
~平成28年7月22日(金)
オ プレゼンテーション
平成28年8月8日(月)
カ 選定結果の通知
平成28年9月中旬予定
キ 指定管理者の指定
平成28年12月下旬予定(市議会の議決を経た後)
ク 指定管理者との協定締結 平成29年3月下旬予定
ケ 指定管理業務開始
平成29年4月1日(土)~
(2) 説明会(現地説明会を含む。)について
ア 日
時 平成28年6月22日(水)午後1時30分から午後4時まで
イ 場
所 大府市役所2階 201会議室
ウ 参加人数 各事業所3名まで
※ 説明会は欠席するが、指定管理者の申請書の提出を予定している場合は、
連絡してください。
(3) 指定申請に係る質問の受付期間と回答
ア 受付期間 平成28年6月13日(月)午前9時
~平成28年7月1日(金)午後5時まで
イ 質問がある場合は、住所、代表者名及び連絡先を大府市自然体験学習施設の指
定管理者募集に関する質問書(様式1)に明記の上、電子メールで提出願います。
(メールアドレス:[email protected])
ウ 回答につきましては、随時電子メールにて送付します。
(4) 選定方法
応募書類及びプレゼンテーション(ヒアリング含む。)により選考します。なお、
応募者多数の場合は書類審査のみで第1次審査を行い、上位団体を対象にプレゼ
ンテーションによる第2次審査を行います。
※ 別途第2次審査対象者に実施方法等を通知します。プロジェクター、スクリ
ーンは、市で用意します。パソコン等は各自でご用意願います。
ア プレゼンテーション開催日時
平成28年8月8日(月)午後1時から午後3時まで(予定)
イ 開催場所(予定)
大府市役所2階 202会議室
ウ 出席者について
応募された法人等の代表者、又は代表者に準ずる方の出席をお願いします。
また、出席者は3名以内とさせていただきます。
エ 資料の用意について
プレゼンテーションで使用する資料は、各団体が10部を用意してください。
印刷は原則、A4用紙とします。A3の場合は、3つ折りにしてください。
オ 選定会議による審査
指定管理者選定に関する審査基準に基づき総合評価により審査します。
(5) 選定結果の通知等
選定結果は、文書でお知らせします。また、選定された法人等は市のホームペ
ージ等に掲載し、公表を行います。選定された法人等は、市と優先的に交渉をす
ることが出来るものです。
(6) 協議・協定の締結
市議会で指定の議決を経て、市と指定管理者の指定をしようとする者との協議
の上、協定を締結します。
5
10
申請書類
指定管理者の応募にあたっては、大府市自然体験学習施設設置及び管理に関する
条例(平成16年大府市条例第1条)及び大府市運動広場の設置及び管理に関する
条例(昭和54年大府市条例第15号)第11条の規定に基づき、下記書類を提出
してください。なお申請書は、市で複写することがあることをご承知おきください。
(1) 指定管理者指定申請書
(2) 添付書類
ア 定款、又はこれに準ずるもの
イ 法人である場合にあっては、登記事項証明書、又はこれに準ずるもの
ウ 管理運営に関する基本的な考え方(様式2)
※ 管理運営に係る提案についても積極的に記載してください。
エ 直近3年度分の貸借対照表及び損益計算書、又はこれらに準ずるもの
オ 職員配置計画書(様式3)
カ 経費見積書(様式4)
キ 事業経歴及び現に行っている業務の概要(様式5)
ク 誓約書(様式6)
ケ 前記に掲げるもののほか、市長が必要と認めた場合はその他の書類の提出を
求める場合があります。
(3) 提出部数
正本)1部
副本)2部
(4) 提出先
大府市建設部都市計画課
〒474-8701 大府市中央町五丁目70番地
℡0562-45-6236(ダイヤルイン)
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指定管理者の選定
指定管理者の選定にあたっては、別添の公募プロポーザルにおける審査基準に照
らし合わせ、次の(1)から(4)の事項について審査を行います。
(1) 利用者の平等利用が確保されるとともに、サービスの向上が図られるもので
あること。
(2) 「管理運営に関する基本的な考え方(様式2)
」などの業務の実施に関する計画
が、施設の設置目的を最も効果的に達成するものであること。
(3) 「管理運営に関する基本的な考え方(様式2)
」などの業務の実施に関する計画
を適確に実施するための物的及び人的な能力を有していること。
(4) 上記のほか、指定管理者業務を公正かつ適確に行うことができること。
12 指定管理者の指定及び協定書に関する事項
(1) 指定管理者の指定
指定管理者の指定には、市議会の議決が必要です。原則として選定された指定
管理者候補者を平成28年第4回大府市議会定例会に上程し、議決を経た後、
指定管理者とする予定です。
(2) 協定書
指定管理者の指定後、市は指定管理者の指定をしようとする者と、以下のとお
り当該施設の管理に関する協定を締結します。
ア 協定に盛り込む事項
① 指定管理者が行う業務(指定管理者業務)の具体的内容
6
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
指定管理者の指定の期間
市が支払うべき指定管理者業務に係る経費に関する事項
指定管理者業務に関連して取得する個人情報の保護に関する事項
指定管理者の指定の取消し及び指定管理者業務の停止に関する事項
事業報告書に関する事項
緊急時等における対応方法
その他市長が必要と認める事項
イ 締結できない場合の措置
指定管理者が、協定の締結までに以下に掲げる事項に該当するときは、その指
定を取り消すことがあります。
① 指定管理者が、正当な理由なくして協定の締結に応じない場合
② 経営状況の悪化により、指定管理業務の履行ができないと判断された場合
③ 社会的信用を著しく損なうなど、指定管理者としてふさわしくない行動があ
ったと認められる場合
④ 市議会の議決で否決された場合
⑤ 市の予算にて、措置が出来なくなった場合
13 留意事項
(1) 応募書類の取扱い
応募書類は理由の如何を問わず、返却いたしません。
(2) 応募に関する費用負担
応募に関して必要となる費用は、全て応募者の負担とします。
(3) 応募内容の変更禁止
提出された書類の内容を変更することはできません。
(4) 虚偽の記載をした場合の取扱い
応募書類に虚偽の記載があった場合は、失格とします。
(5) 提出書類の著作権
応募者の提出する書類の著作権はそれぞれの応募者に帰属します。なお、本事業
において公表する場合、その他市が必要と認めるときは、市は提出書類の全部、又
は一部を使用できるものとします。
(6) 応募の辞退
申請後、辞退する場合には申請辞退届(様式7)を提出してください。
(7) 印紙税の取扱い
指定管理者の指定は行政処分であり、印紙税法(昭和42年法律第23号)で
課税の対象となる「請負に関する契約」には該当しないことから、協定書への印紙
の貼付は必要ありません。
14 その他の事項
(1) 事業の継続が困難となった場合の措置
ア
指定管理者の責に帰すべき事由により業務の継続が困難になった場合は、市
は指定の取消しができるものとします。その場合は、市に生じた損害は、指定
管理者が賠償するものとします。
なお、次期指定管理者が円滑かつ支障なく、業務を遂行できるよう引継ぎを行
うものとします。
イ 不可抗力など市及び指定管理者双方の責に帰すことのできない事由により、業
7
務の継続が困難になった場合は、事業継続の可否について協議するものとします。
一定期間内に協議が整わないときは、それぞれ事前に書面により通知すること
により、協定を解除できるものとします。
なお、次期指定管理者が円滑かつ支障なく、業務を遂行できるよう引継ぎを行
うものとします。
(2) 協定書の解釈に疑義が生じた場合、又は協定書に定めのない事項が生じた場合は、
市と指定管理者は誠意をもって協議することとします。
○参考資料
【大府市自然体験学習施設の設置及び管理に関する条例】
(趣旨)
第 1 条 こ の 条 例 は 、 地 方 自 治 法 ( 昭 和 22年 法 律 第 67号 ) 第 244条 の 2 の 規 定 に 基 づ き 、 大
府市自然体験学習施設の設置及び管理について、必要な事項を定めるものとする。
(設置)
第2条 水と緑に恵まれた環境の中で市民に自然体験学習の機会を提供するため、自然体
験学習施設を設置する。
2 自然体験学習施設の名称及び位置は、次のとおりとする。
名称 二ツ池セレトナ
位 置 大 府 市 横 根 町 名 高 山 88番 地 の 1
(職員)
第3条 二ツ池セレトナ(以下「セレトナ」という。)に必要な職員を置く。ただし、第
11条 第 1 項 に 規 定 す る 指 定 管 理 者 の 指 定 を し た 場 合 は 、 こ の 限 り で な い 。
(入館の制限)
第 4 条 市 長 は 、入 館 者 が 次 の 各 号 の い ず れ か に 該 当 す る と 認 め る と き は 、入 館 を 拒 否 し 、
又は退館を命ずることができる。
(1 ) 他 人 に 迷 惑 を か け 、 若 し く は 危 害 を 加 え 、 又 は そ の お そ れ の あ る と き 。
(2 ) 他 人 に 迷 惑 を か け 、又 は 危 害 を 加 え る お そ れ の あ る 物 品 又 は 動 物 を 携 行 し た と き 。
(3 ) 公 の 秩 序 若 し く は 善 良 な 風 俗 を 乱 し 、 又 は 乱 す お そ れ の あ る と き 。
(4 ) 集 団 的 又 は 常 習 的 に 暴 力 的 不 法 行 為 を 行 う お そ れ の あ る 組 織 の 利 益 に な る と き 。
(5 ) 前 各 号 に 掲 げ る も の の ほ か 、 セ レ ト ナ の 管 理 上 支 障 が あ る と き 。
(専用利用)
第5条 セレトナの施設のうち学習室及び市長が別に定める施設(以下「学習室等」とい
う。)について、次の各号のいずれにも該当するときは、専用利用することができる。
(1 ) 非 営 利 及 び 公 共 の 福 祉 の た め に 活 動 す る 団 体 が 利 用 す る と き 。
(2 ) 利 用 の 目 的 が セ レ ト ナ の 本 来 の 用 途 又 は 目 的 の 範 囲 内 で あ る と 認 め ら れ る と き 。
(専用利用の許可)
第6条 学習室等を専用利用しようとする者は、市長の許可を受けなければならない。専
用利用の許可を受けた者(以下「専用利用者」という。)がその許可された事項を変更
しようとする場合においても、同様とする。
2 市長は、学習室等の管理上必要があると認めるときは、前項の許可に条件を付するこ
とができる。
3 専用利用者は、学習室等の利用に際して、この条例及びこの条例に基づく規則の規定
並びに前項の規定により許可に付された条件及び市長の指示に従わなければならない。
(専用利用の不許可)
第7条 市長は、学習室等を専用利用しようとする者が第4条各号のいずれかに該当する
と認めるときは、利用を許可しない。
(許可の取消し等)
第 8 条 市 長 は 、次 の 各 号 の い ず れ か に 該 当 す る と き は 、第 6 条 第 1 項 の 許 可 を 取 り 消 し 、
専 用 利 用 の 中 止 を 命 じ 、許 可 に 付 さ れ た 条 件 を 変 更 し 、又 は 退 館 を 命 ず る こ と が で き る 。
(1 ) 専 用 利 用 者 が 次 条 の 規 定 に 違 反 し た と き 。
8
(2 ) 専 用 利 用 者 が 第 4 条 各 号 の い ず れ か に 該 当 す る こ と が 明 ら か と な っ た と き 。
(3 ) 公 共 の 福 祉 の た め 、 や む を 得 な い 理 由 が あ る と 認 め る と き 。
2 前項の規定によって利用者に損害が生じた場合においても、市長はその責任を負わな
いものとする。
(入館者の義務)
第9条 入館者は、セレトナの使用に際しては、この条例及びこれに基づく規則の規定並
びに市長の指示に従わなければならない。
(損害賠償)
第 10条 入 館 者 が 故 意 又 は 過 失 に よ っ て 、 セ レ ト ナ 又 は そ の 附 属 設 備 を 汚 損 、 損 傷 又 は 滅
失したときは、その損害を賠償しなければならない。ただし、市長が損害を賠償させる
ことが適当でないと認めるときは、この限りでない。
(指定管理者による管理)
第 11条 市 長 は 、 法 人 そ の 他 の 団 体 で あ っ て 市 長 が 指 定 す る も の ( 以 下 「 指 定 管 理 者 」 と
いう。)に、次に掲げる業務を行わせることができる。
(1 ) 学 習 室 等 の 利 用 の 許 可 そ の 他 利 用 に 関 す る こ と 。
(2 ) セ レ ト ナ の 施 設 及 び 設 備 の 維 持 管 理 に 関 す る こ と 。
(3 ) 前 2 号 に 掲 げ る も の の ほ か 、 市 長 が 必 要 と 認 め る こ と 。
2 指定管理者の指定をした場合における第4条、第6条、第7条、第8条第1項及び第
9 条 の 規 定 の 適 用 に つ い て は 、 こ れ ら の 規 定 中 「 市 長 」 と あ る の は 、 「 第 11条 第 1 項 に
規定する指定管理者」とする。
(指定管理者の指定の手続)
第 12条 前 条 第 1 項 の 規 定 に よ る 指 定 を 受 け よ う と す る 者 は 、規 則 で 定 め る と こ ろ に よ り 、
市長に申請しなければならない。
2 市長は、前条第1項の規定による指定をするときは、前項の規定により申請した者の
うちから、次に掲げる基準により、指定管理者を指定するものとする。
(1 ) 利 用 者 の 平 等 利 用 が 確 保 さ れ る こ と 。
(2 ) 指 定 管 理 者 が 行 う 業 務 ( 以 下 「 指 定 管 理 者 業 務 」 と い う 。 ) の 実 施 に 関 す る 計 画
が、セレトナの設置目的を最も効果的に達成するものであること。
(3 ) 前 号 の 計 画 を 適 確 に 実 施 す る た め の 物 的 及 び 人 的 な 能 力 を 有 し て い る こ と 。
(4 ) 前 3 号 に 掲 げ る も の の ほ か 、 指 定 管 理 者 業 務 を 公 正 か つ 適 確 に 行 う こ と が で き る
こと。
3 市長は、指定管理者の指定をし、若しくは指定を取り消し、又は指定管理者業務の停
止を命じたときは、遅滞なく、その旨を告示するものとする。
(指定管理者が行う管理の基準)
第 13条 指 定 管 理 者 は 、次 に 掲 げ る 基 準 に よ り 、指 定 管 理 者 業 務 を 行 わ な け れ ば な ら な い 。
(1 ) 関 係 法 令 並 び に こ の 条 例 及 び こ の 条 例 に 基 づ く 規 則 の 規 定 を 遵 守 し 、 誠 実 に 指 定
管理者業務を行うこと。
(2 ) 利 用 者 に 対 し て 適 切 な サ ー ビ ス の 提 供 を 行 う こ と 。
(3 ) 利 用 者 に 対 し て 不 当 な 差 別 的 取 扱 い を し な い こ と 。
(4 ) 指 定 管 理 者 業 務 に 関 連 し て 取 得 し た 個 人 に 関 す る 情 報 そ の 他 の 情 報 を 適 切 に 取 り
扱うこと。
(5 ) 前 各 号 に 掲 げ る も の の ほ か 、 市 長 が 定 め る 基 準
(委任)
第 14条 こ の 条 例 に 定 め る も の の ほ か 、 必 要 な 事 項 は 、 市 長 が 別 に 定 め る 。
附 則
こ の 条 例 は 、 平 成 16年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。
附 則 ( 平 成 20年 6 月 25日 条 例 第 19号 )
(施行期日)
1 こ の 条 例 は 、 平 成 21年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。 た だ し 、 次 項 の 規 定 は 、 公 布 の 日 か ら
施行する。
(準備行為)
2 改正後の大府市自然体験学習施設の設置及び管理に関する条例(以下「新条例」とい
う 。 ) 第 11条 第 1 項 の 規 定 に よ る 指 定 管 理 者 の 指 定 及 び こ れ に 関 し 必 要 な 手 続 そ の 他 の
行 為 は 、 こ の 条 例 の 施 行 前 に お い て も 、 新 条 例 第 12条 の 規 定 の 例 に よ り 行 う こ と が で き
9
る。
(経過措置)
3 この条例の施行前に改正前の大府市自然体験学習施設の設置及び管理に関する条例の
規定によりされた処分、手続その他の行為は、新条例中にこれに相当する規定がある場
合には、当該規定によりされたものとみなす。
附 則 ( 平 成 24年 3 月 28日 条 例 第 2 号 )
この条例は、公布の日から施行する。
【大府市自然体験学習施設の設置及び管理に関する条例施行規則】
(趣旨)
第 1 条 こ の 規 則 は 、 大 府 市 自 然 体 験 学 習 施 設 の 設 置 及 び 管 理 に 関 す る 条 例 ( 平 成 16年 大
府 市 条 例 第 1 号 。 以 下 「 条 例 」 と い う 。 ) 第 14条 の 規 定 に 基 づ き 、 二 ツ 池 セ レ ト ナ ( 以
下「セレトナ」という。)の管理及び運営について、必要な事項を定めるものとする。
(所掌業務)
第2条 セレトナは、次に掲げる業務を行う。
(1 ) 自 然 体 験 学 習 の 場 の 提 供 に 関 す る こ と
(2 ) 自 然 に 関 す る 主 催 講 座 の 開 催 に 関 す る こ と 。
(3 ) 自 然 体 験 学 習 の 相 談 業 務 に 関 す る こ と 。
(4 ) 自 然 体 験 学 習 を 目 的 と し た 団 体 の 育 成 に 関 す る こ と 。
(5 ) そ の 他 セ レ ト ナ の 管 理 に 関 す る こ と 。
(開館時間)
第3条 セレトナの開館時間は、午前9時から午後5時までとする。ただし、市長が必要
があると認めるときは、これを変更することができる。
(休館日)
第4条 セレトナの休館日は、次のとおりとする。ただし、市長が必要があると認めると
きは、これを変更し、又は臨時休館日を定めることができる。
(1 ) 月 曜 日( 当 該 月 曜 日 が 国 民 の 祝 日 に 関 す る 法 律( 昭 和 23年 法 律 第 178号 )に 規 定 す
る休日(以下「休日」という。)に該当する場合は、その直後の休日でない日)
(2 ) 12月 28日 か ら 翌 年 1 月 4 日 ま で
(専用利用の申請)
第5条 学習室又は市長が別に定める施設を専用利用しようとする者は、自然体験学習施
設 専 用 利 用 許 可 申 請 書 ( 第 1 号 様 式 ) を 市 長 ( 条 例 第 11条 第 1 項 に 規 定 す る 指 定 管 理 者
の指定をした場合にあっては、指定管理者。次条及び第7条ただし書において同じ。)
に提出し、その許可を受けなければならない。
(専用利用の許可)
第6条 市長は、前条の申請書を受理したときは、その内容を審査し、適当と認めるとき
は、自然体験学習施設専用利用許可書(第2号様式)を当該申請者に交付するものとす
る。
2 前条の許可を受けた者は、許可を受けた事項を変更し、又は専用利用を取り消そうと
するときは、自然体験学習施設専用利用変更・取消許可申請書(第3号様式)に前項の
許可書を添えて市長に提出し、その許可を受けなければならない。
(専用利用時間)
第 7 条 学 習 室 及 び 市 長 が 別 に 定 め る 施 設 の 専 用 利 用 時 間 は 、 午 前 9 時 30分 か ら 午 後 4 時
30分 ま で と す る 。 た だ し 、 市 長 が 必 要 と 認 め る と き は 、 こ の 限 り で な い 。
(入館者の遵守事項)
第8条 入館者は、次に掲げる事項を守らなければならない。
(1 ) 喫 煙 を し 、 又 は 火 気 を 使 用 し な い こ と 。
(2 ) 許 可 を 受 け な い で 、 施 設 内 に お い て 物 品 等 の 展 示 、 販 売 又 は こ れ に 類 す る 行 為 を
しないこと。
(3 ) そ の 他 施 設 の 管 理 上 必 要 な 事 項 に つ い て 職 員 の 指 示 に 従 う こ と 。
(指定管理者の指定の申請)
第 9 条 条 例 第 12条 第 1 項 の 規 定 に よ る 申 請 は 、 市 長 が 定 め る 期 間 内 に 、 自 然 体 験 学 習 施
設指定管理者指定申請書(第4号様式)を市長に提出することにより行うものとする。
2 前項の申請には、次に掲げる書類を添付しなければならない。
10
(1 ) 定 款 又 は こ れ に 準 ず る も の
(2 ) 法 人 で あ る 場 合 に あ っ て は 、 登 記 事 項 証 明 書 又 は こ れ に 準 ず る も の
(3 ) 指 定 管 理 者 が 行 う 業 務 の 実 施 に 関 す る 計 画 を 記 載 し た 書 類
(4 ) 市 長 が 指 定 す る 事 業 年 度 の 貸 借 対 照 表 及 び 損 益 計 算 書 又 は こ れ ら に 準 ず る も の
(5 ) 職 員 配 置 計 画 書 、 経 費 見 積 書 そ の 他 の 組 織 及 び 運 営 に 関 す る 事 項 を 記 載 し た 書 類
(6 ) 事 業 経 歴 及 び 現 に 行 っ て い る 業 務 の 概 要 を 記 載 し た 書 類
(7 ) 前 各 号 に 掲 げ る も の の ほ か 、 市 長 が 必 要 と 認 め る 書 類
(事業報告書の提出)
第 10条 指 定 管 理 者 は 、地 方 自 治 法( 昭 和 22年 法 律 第 67号 )第 244条 の 2 第 7 項 の 規 定 に よ
り 、 毎 年 度 終 了 後 30日 以 内 に 、 事 業 報 告 書 を 市 長 に 提 出 し な け れ ば な ら な い 。
(委任)
第 11条 こ の 規 則 に 定 め る も の の ほ か 、 必 要 な 事 項 は 、 市 長 が 別 に 定 め る 。
附 則
こ の 規 則 は 、 平 成 16年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。
附 則 ( 平 成 20年 6 月 25日 規 則 第 53号 )
(施行期日)
1 こ の 規 則 は 、 平 成 21年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。 た だ し 、 次 項 の 規 定 は 、 公 布 の 日 か ら
施行する。
(準備行為)
2 改正後の大府市自然体験学習施設の設置及び管理に関する条例施行規則(以下「新規
則」という。)第9条の規定による指定管理者の指定の申請及びこれに関し必要な手続
その他の行為は、この規則の施行前においても行うことができる。
(経過措置)
3 この規則の施行前に改正前の大府市自然体験学習施設の設置及び管理に関する条例施
行規則(以下「旧規則」という。)の規定によりされた処分、手続その他の行為は、新
規則中にこれに相当する規定がある場合には、当該規定によりされたものとみなす。
4 この規則の施行の際現に旧規則の規定に基づき作成されている第1号様式及び第3号
様式による用紙は、新規則の規定にかかわらず、当分の間、使用することができる。
【大府市運動広場の設置及び管理に関する条例】
(趣旨)
第1条 この条例は、地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2の規定に基づき、大府市運動広場
(以下「運動広場」という。)の設置及び管理について必要な事項を定めるものとする。
(設置)
第2条 体育の向上及び普及を図るため、運動広場を次の位置に設置する。
名称
位置
横根グラウンド
大府市横根町平地1番地の3
二ツ池公園グラウンド
大府市横根町名高山75番地
大府市営テニスコート
大府市長草町車池16番地の24
東新テニスコート
大府市東新町三丁目1番地の9
横根フットサルコート
大府市横根町平地269番地
横根多目的グラウンド
大府市横根町平地211番地
吉田多目的グラウンド
大府市吉川町三丁目167番地
石ヶ瀬多目的グラウンド
大府市森岡町二丁目58番地
米田多目的グラウンド
大府市米田町五丁目18番地
(利用の許可)
第3条 運動広場を利用しようとする者は、大府市教育委員会(以下「教育委員会」という。)の許可を
受けなければならない。利用許可を受けた者(以下「利用者」という。)が許可された事項を変更しよ
うとする場合においても同様とする。
2 教育委員会は、前項の規定により利用を許可する場合において、管理上必要な条件を付けることがで
11
きる。
(利用の不許可)
第4条 教育委員会は、運動広場を利用しようとする者が次の各号のいずれかに該当するときは、利用を
許可しない。
(1) 公の秩序又は善良な風俗を乱すおそれがあると認めるとき。
(2) 集団的又は常習的に暴力的不法行為を行うおそれのある組織の利益になると認めるとき。
(3) 前2号のほか、運動広場の管理上支障があると認めるとき。
(特別の設備)
第5条 利用者は、特別の設備をし、又は既設設備を変更してはならない。ただし、教育委員会の許可を
受けたときは、この限りでない。
(利用者の義務)
第6条 利用者は、利用に際して、この条例及びこの条例に基づく規則により、許可に付された条件及び
教育委員会の指示に従わなければならない。
(許可の取消し及び利用の中止命令)
第7条 教育委員会は、次の各号のいずれかに該当するときは、第3条第1項の許可を取り消し、又は利
用の中止を命ずることができる。
(1) 利用者が前条の規定に違反したとき。
(2) 第4条各号のいずれかに該当することが明らかとなったとき。
(3) 公共の福祉のためやむを得ない理由があると認めるとき。
2 前項の規定によって利用者が受ける損害に対して、教育委員会はその責任を負わない。
(使用料)
第8条 利用者は、大府市使用料条例(昭和45年大府市条例第48号)の定めるところにより使用料を納付
しなければならない。
(損害賠償)
第9条 利用者が故意又は過失によって施設を損傷又は滅失したときはその損害を賠償しなければなら
ない。ただし、市長が損害を賠償させることが適当でないと認めたときは、この限りでない。
(過料)
第10条 この条例に違反した場合その他不正の方法により利用の許可を受けて利用したときは、該当する
者に対して5万円以下の過料を科することができる。
(指定管理者による管理)
第11条 教育委員会は、法人その他の団体であって教育委員会が指定するもの(以下「指定管理者」とい
う。)に、次に掲げる業務を行わせることができる。
(1) 運動広場の利用の許可その他利用に関すること。
(2) 使用料の徴収事務に関すること。
(3) 運動広場の施設及び設備の維持管理に関すること。
(4) 前3号に掲げるもののほか、教育委員会が必要と認めること。
2 指定管理者の指定をした場合における第3条から第6条まで及び第7条第1項の規定の適用につい
ては、これらの規定中「大府市教育委員会」又は「教育委員会」とあるのは、「第11条第1項に規定す
る指定管理者」とする。
(指定管理者の指定の手続)
第12条 前条第1項の規定による指定を受けようとする者は、規則で定めるところにより、教育委員会に
申請しなければならない。
2 教育委員会は、前条第1項の規定による指定をするときは、前項の規定により申請した者のうちから、
次に掲げる基準により、指定管理者を指定するものとする。
(1) 利用者の平等利用が確保されること。
(2) 指定管理者が行う業務(以下「指定管理者業務」という。)の実施に関する計画が、運動広場の
設置目的を最も効果的に達成するものであること。
12
(3) 前号の計画を適確に実施するための物的及び人的な能力を有していること。
(4) 前3号に掲げるもののほか、指定管理者業務を公正かつ適確に行うことができること。
3 教育委員会は、指定管理者の指定をし、若しくは指定を取り消し、又は指定管理者業務の停止を命じ
たときは、遅滞なく、その旨を告示するものとする。
(指定管理者が行う管理の基準)
第13条 指定管理者は、次に掲げる基準により、指定管理者業務を行わなければならない。
(1) 関係法令並びにこの条例及びこの条例に基づく規則の規定を遵守し、誠実に指定管理者業務を行
うこと。
(2) 利用者に対して適切なサービスの提供を行うこと。
(3) 利用者に対して不当な差別的取扱いをしないこと。
(4) 指定管理者業務に関連して取得した個人に関する情報その他の情報を適切に取り扱うこと。
(5) 前各号に掲げるもののほか、教育委員会が定める基準
(委任)
第14条 この条例の施行について必要な事項は、教育委員会が別に定める。
【大府市運動広場管理規則】
(趣旨)
第1条 この規則は、大府市運動広場の設置及び管理に関する条例(昭和54年大府市条例第15号。以下「条
例」という。)第14条の規定に基づき、大府市運動広場(以下「運動広場」という。)の管理について
必要な事項を定めるものとする。
(利用時間及び休日)
第2条 運動広場の利用時間は、午前8時から午後6時までとする。ただし、5月1日から10月31日まで
の期間においては、次の表に定めるところによる。
名称
利用時間
備考
横根グラウンド
午前6時から午後9時まで(7月1日か
ら9月30日までの期間は、午前6時から
午後9時30分まで)
午後6時以降について
は、夜間照明施設を利
用する場合に限る。
二ツ池公園グラウンド
午前6時から午後6時まで
大府市営テニスコート
午前6時から午後9時まで
東新テニスコート
午前8時から午後6時まで
横根フットサルコート
午前6時から午後6時まで
横根多目的グラウンド
午前6時から午後6時まで
吉田多目的グラウンド
午前8時から午後6時まで
石ヶ瀬多目的グラウンド
午前6時から午後6時まで
米田多目的グラウンド
午前6時から午後6時まで
2
運動広場の休日は、次のとおりとする。
(1) 毎月第3月曜日。ただし、この日が国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)に規定す
る休日に当たる場合は、その翌日とする。
(2) 1月1日から1月4日まで及び12月28日から12月31日まで
3 大府市教育委員会(以下「教育委員会」という。)は、前2項の規定にかかわらず、必要があると認
めたときは、利用時間及び休日の変更又は臨時休日を定めることができる。
(利用の手続)
第3条 運動広場の利用の許可を受けようとする者は、大府市運動広場利用許可申請書(第1号様式)又
は大府市運動広場利用許可申請書兼使用料免除申請書(第1号様式の2又は第1号様式の3)を利用の
日までに教育委員会(条例第11条第1項に規定する指定管理者の指定をした場合にあっては、指定管理
者。以下この条、次条、第6条、第7条、第8条及び第9条において同じ。)に提出し、大府市運動広
場利用許可書(第2号様式)又は大府市運動広場利用許可書兼領収書(第2号様式の2又は第2号様式
13
の3。以下これらを「許可書」という。)の交付を受けなければならない。ただし、教育委員会が、や
むを得ない理由があると認めた場合は、この限りでない。
(利用の許可の変更及び取消し)
第4条 前条の規定により運動広場の許可書を交付された者(以下「利用者」という。)は、許可書に記
載された内容を変更して利用しようとするとき、又は取消しをしようとするときは、大府市運動広場利
用変更・取消許可申請書(第3号様式)に許可書を添えて、利用の日の7日前までに教育委員会に提出
し、大府市運動広場利用変更・取消承認書(第4号様式)の交付を受けなければならない。
(許可書の所持等)
第5条 利用者は、利用の際許可書を所持し、係員の要求があったときは、提示しなければならない。
(利用後等の届出)
第6条 利用者は、運動広場の利用の中止又は利用が終わったときは、速やかに備品等を原状に回復し、
その旨を教育委員会に届け出なければならない。
2 利用者は、運動広場、備品等を損傷したとき、又は事故が発生したときは、直ちにその旨を教育委員
会に届け出なければならない。
(利用の制限)
第7条 教育委員会は、次の各号のいずれかに該当する者に対し、利用を禁止し、又は退場させることが
できる。
(1) 他人に迷惑若しくは危害を及ぼし、又は及ぼすおそれのある者
(2) 施設、設備等に損害を与え、又は与えるおそれのある者
(3) その他管理上支障があると認められる者
(使用料の還付)
第8条 教育委員会は、大府市使用料条例(昭和45年大府市条例第48号。以下「使用料条例」という。)
第5条の規定により、次の各号のいずれかに該当するときは、その全部又は一部を還付することができ
る。
(1) 災害その他の事故により、利用することができないとき。
(2) 条例第7条第1項第2号又は第3号の規定に該当したとき。
(3) 第4条の規定により申請したとき。
2 教育委員会は、前項の規定により使用料の還付をするときは、大府市運動広場使用料還付通知書(第
5号様式)により通知するものとする。
(使用料の免除)
第9条 使用料条例第6条の規定により、使用料を免除する場合は、次のとおりとする。
(1) 市又は教育委員会が主催又は主管する行事を行うとき。
(2) 公共的団体及び市中小学校体育連盟が主催又は主管する行事を行うとき。
(3) 自治区及びコミュニティが主催又は主管する行事を行うとき。
(4) 前3号に掲げるもののほか、教育委員会が特別の理由があると認めるとき。
(使用料の免除の申請)
第10条 使用料の免除を受けようとする者は、大府市運動広場利用許可申請書兼使用料免除申請書に免除
理由を記入して、教育委員会に提出しなければならない。
(遵守事項)
第11条 利用者又は入場者は、次に掲げる事項を守らなければならない。
(1) 利用者は、秩序を保持するため必要に応じて整理員を置くこと。
(2) 所定の場所以外において、飲食、喫煙をし、又は火気を使用しないこと。
(3) 他人に危害を加え、又は迷惑となる物品、動物の類を携帯若しくは連行しないこと。
(4) 許可を受けないで施設の敷地内において物品等を展示販売又はこれに類する行為をしないこと。
(5) 利用者は、許可事項を厳守し、他の施設等へ立ち入らないこと。また、関係職員の指示に従うこ
と。
(6) 他人の迷惑又は危険な行為をしないこと。
14
(7) その他管理上必要な指示に反する行為をしないこと。
(目的外利用及び利用権譲渡等の禁止)
第12条 利用者は、許可を受けた目的以外の利用をしたり、利用の権利を譲渡又は転貸してはならない。
(指定管理者の指定の申請)
第13条 条例第12条第1項の規定による申請は、教育委員会が定める期間内に、大府市運動広場指定管理
者指定申請書(第6号様式)を教育委員会に提出することにより行うものとする。
2 前項の申請には、次に掲げる書類を添付しなければならない。
(1) 定款又はこれに準ずるもの
(2) 法人である場合にあっては、登記事項証明書又はこれに準ずるもの
(3) 指定管理者が行う業務の実施に関する計画を記載した書類
(4) 教育委員会が指定する事業年度の貸借対照表及び損益計算書又はこれらに準ずるもの
(5) 職員配置計画書、経費見積書その他の組織及び運営に関する事項を記載した書類
(6) 事業経歴及び現に行っている業務の概要を記載した書類
(7) 前各号に掲げるもののほか、教育委員会が必要と認める書類
(事業報告書の提出)
第14条 指定管理者は、地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第7項の規定により、毎年度終
了後30日以内に、事業報告書を教育委員会に提出しなければならない。
(委任)
第15条 この規則に定めるもののほか、必要な事項は、教育委員会が別に定める。
【大府市使用料条例(抜粋)】
市民体育
競技
メインアリー
館及び附
場
ナ全面
属設備使
午前
4,850円
午後
6,150円
用料
夜間
7,120円
使用の
午 前 は 9 時 か ら 12
承認を
時まで
受けた
午 後 は 13時 か ら 17
とき
時まで
夜 間 は 18時 か ら 21
時まで
昼間
11,000円
昼 間 は 9 時 か ら 17
時まで
全日
18,120円
全 日 は 9 時 か ら 21
時まで
メインアリー
午前
1,610円
ナ 1/3面
午後
2,040円
夜間
2,370円
昼間
3,650円
全日
第1サブアリ
6,020円
午前
1,830円
ーナ
午後
2,370円
夜間
2,690円
昼間
4,200円
全日
6,890円
15
第2サブアリ
午前
1,080円
ーナ
午後
1,390円
夜間
1,610円
昼間
2,470円
全日
弓道場
4,080円
午前
460円
午後
570円
夜間
690円
昼間
1,030円
全日
トレーニング
1,720円
午前
1,390円
ルーム
午後
1,830円
夜間
2,040円
昼間
3,220円
全日
5,260円
摘要
1
金 額 は 、ア マ チ ュ ア ス ポ ー ツ の 目 的 の た め に 専 用 利 用 す る 場 合 の 料 金 を さ
す。
2
入場料又はこれに類するものを徴する場合の使用料は、2倍の額とする。
こ の 場 合 に お い て 、メ イ ン ア リ ー ナ に あ っ て は 、全 面 専 用 に 限 る も の と す る 。
3
興 行( 営 利 又 は 宣 伝 を 目 的 と し 、入 場 料 等 を 徴 し て 大 衆 に 見 せ る も の を い
う 。第 6 号 及 び 第 8 号 に お い て 以 下 同 じ 。)の 目 的 の た め に 専 用 利 用 す る 場
合 の 使 用 料 は 、 12倍 の 額 と す る 。
4
大 府 市 、半 田 市 、常 滑 市 、東 海 市 、知 多 市 、阿 久 比 町 、東 浦 町 、南 知 多 町 、
美 浜 町 若 し く は 武 豊 町 に 在 住 し 、在 勤 し 、又 は 在 学 す る 者 以 外 の 者 が 過 半 数
を占めるものが専用利用する場合の使用料は、2倍の額とする。
5
時 間 区 分 を 超 え て 利 用 す る 場 合 の 時 間 外 に 係 る 使 用 料 は 、時 間 区 分 外 1 時
間につき、当該使用料の1時間当たりの額とする。
6
準 備 等 の た め 使 用 す る 場 合 の 使 用 料 は 、そ の 時 間 区 分 の 使 用 料 の 半 額 と す
る。ただし、興行のためのものは除く。
7
前 2 号 の 使 用 料 の 計 算 に お い て 100円 未 満 の 端 数 が 生 じ た 場 合 は 、 そ の 端
数 金 額 は 100円 と す る 。
8
アマチュアスポーツ又は興行の目的以外に専用利用する場合の使用料は、
4倍の額とする。
9
個 人 利 用 は 、午 前 、午 後 及 び 夜 間 を そ れ ぞ れ 1 回 と し 、大 人 は 、1 人 1 回
に つ き 100円 、 小 人 ( 小 中 学 生 ) は 、 1 人 1 回 に つ き 50円 と す る 。 た だ し 、
ト レ ー ニ ン グ ル ー ム は 大 人 の み 利 用 で き る も の と し 、 1 人 1 回 に つ き 210円
16
( 月 額 2,100円 ) と す る 。
第1会議室
午前
480円
午後
640円
夜間
480円
1,120円
全日
1,600円
午前
640円
承認を
時まで
受けた
午 後 は 13時 か ら 17
とき
時まで
夜 間 は 18時 か ら 21
昼 間 は 9 時 か ら 17
時まで
全 日 は 9 時 か ら 21
時まで
空気調和設備に係
午後
860円
夜間
640円
昼間
1,500円
る使用料は、個人
使用の場合には徴
収しない。
使用回数の計算
は、午前、午後又
全日
第3会議室
午 前 は 9 時 か ら 12
時まで
昼間
第2会議室
使用の
2,140円
午前
640円
午後
860円
は夜間をそれぞれ
1回とし、全日は
3回とする。(ロ
ッカーは、開閉ご
と に 1 回 と す る 。)
夜間
640円
昼間
1,500円
全日
視聴覚室
2,140円
午前
1,290円
午後
1,720円
夜間
1,290円
昼間
3,010円
全日
空気
メインア
調和
リーナ
設備
4,300円
11,550円
(冷房)
11,880
円
(冷房)
13,650円
(暖房)
14,040
円
(暖房)
トレーニ
ングルー
1,050円
(冷房)
1,080円
17
ム
(冷房)
1,260円
(暖房)
1,290円
(暖房)
バスケットゴール
1回
210円
1組
バレーボール支
1回
210円
柱・ネット1組
ハンドボールゴー
1回
210円
ル・ネット1組
テニス支柱・ネッ
1回
210円
ト1組
バドミントン支
1回
100円
柱・ネット1組
卓球台・ネット1
1回
100円
組
体操器具1組
1回
審判台1台
1回
的わく1個
1回
簡易得点表示器1
1回
210円
50円
50円
50円
組
放 送 設 備( 放 送 室 )
1回
1,610円
1式
電光得点表示装置
1回
1,080円
1式
携帯用放送設備1
1回
530円
式
大府体育
ロッカー
1回
床シート1巻
1回
映写装置1式
1回
仮設舞台設備1式
1回
机1脚
1回
椅子1脚
1回
専用利用
午前
50円
100円
530円
1,080円
50円
30円
1,830円
センター
及び附属
設備使用
午後
2,370円
夜間
2,690円
料
使用の
午 前 は 9 時 か ら 12
承認を
時まで
受けた
午 後 は 13時 か ら 17
とき
時まで
夜 間 は 18時 か ら 21
時まで
昼間
4,200円
18
全日
個人利用
1回
時まで
全 日 は 9 時 か ら 21
50円
(小中学生)
個人利用(高校生
昼 間 は 9 時 か ら 17
6,890円
時まで
1回
専 用 使 用 で 1/2面
100円
以上)
使用の場合は、そ
バスケットゴール
1回
バレーボール支
れぞれの使用料の
210円
1組
1回
額 の 1/2の 額 と す
る。
210円
柱・ネット1組
使用回数の計算
は、午前、午後又
は夜間をそれぞれ
1回とし、昼間は
2回、全日は3回
とする。
バドミントン支
1回
100円
柱・ネット1組
卓球台・ネット1
1回
100円
組
運動広場
グラ
及び附属
ウン
設備使用
ド
料
使用の
横根グラウンド
承認を
1時間まで
760円
とき
1時間を超過する場
380円
合 30分 に つ き
横根グラウンド夜間照
明施設
1時間まで
4,380円
1時間を超過する場
2,190円
合 30分 に つ き
テニ
大府市営テニスコート
スコ
ート
1面
1時間まで
220円
1時間を超過する場
110円
合 30分 に つ き
大府市営テニスコート
夜間照明施設
1面
フッ
580円
横根フットサルコート
トサ
ルコ
受けた
1面
ート
1時間まで
1,020円
19
1時間を超過する場
510円
合 30分 に つ き
【地方自治法(抜粋)】
(行政財産の管理及び処分)
第二百三十八条の四 行政財産は、次項から第四項までに定めるものを除くほか、これを貸し付け、交換
し、売り払い、譲与し、出資の目的とし、若しくは信託し、又はこれに私権を設定することができない。
2 行政財産は、次に掲げる場合には、その用途又は目的を妨げない限度において、貸し付け、又は私権
を設定することができる。
一 当該普通地方公共団体以外の者が行政財産である土地の上に政令で定める堅固な建物その他の土
地に定着する工作物であつて当該行政財産である土地の供用の目的を効果的に達成することに資す
ると認められるものを所有し、又は所有しようとする場合(当該普通地方公共団体と一棟の建物を
区分して所有する場合を除く。)において、その者(当該行政財産を管理する普通地方公共団体が当
該行政財産の適正な方法による管理を行う上で適当と認める者に限る。
)に当該土地を貸し付けると
き。
二 普通地方公共団体が国、他の地方公共団体又は政令で定める法人と行政財産である土地の上に一棟
の建物を区分して所有するためその者に当該土地を貸し付ける場合
三 普通地方公共団体が行政財産である土地及びその隣接地の上に当該普通地方公共団体以外の者と
一棟の建物を区分して所有するためその者(当該建物のうち行政財産である部分を管理する普通地方
公共団体が当該行政財産の適正な方法による管理を行う上で適当と認める者に限る。)に当該土地を
貸し付ける場合
四 行政財産のうち庁舎その他の建物及びその附帯施設並びにこれらの敷地(以下この号において「庁
舎等」という。)についてその床面積又は敷地に余裕がある場合として政令で定める場合において、
当 該普通地方公共団体以外の者(当該庁舎等を管理する普通地方公共団体が当該庁舎等の適正な方
法による管理を行う上で適当と認める者に限る。)に当該余裕がある部分を貸し付けるとき(前三号
に掲げる場合に該当する場合を除く。
)。
五 行政財産である土地を国、他の地方公共団体又は政令で定める法人の経営する鉄道、道路その他政
令で定める施設の用に供する場合において、その者のために当該土地に地上権を設定するとき。
六 行政財産である土地を国、他の地方公共団体又は政令で定める法人の使用する電線路その他政令で
定める施設の用に供する場合において、その者のために当該土地に地役権を設定するとき。
(公の施設)
第二百四十四条 普通地方公共団体は、住民の福祉を増進する目的をもつてその利用に供するための施設
(これを公の施設という。
)を設けるものとする。
2 普通地方公共団体(次条第三項に規定する指定管理者を含む。次項において同じ。)は、正当な理由
がない限り、住民が公の施設を利用することを拒んではならない。
3 普通地方公共団体は、住民が公の施設を利用することについて、不当な差別的取扱いをしてはならな
い。
(公の施設の設置、管理及び廃止)
第二百四十四条の二 普通地方公共団体は、法律又はこれに基づく政令に特別の定めがあるものを除くほ
か、公の施設の設置及びその管理に関する事項は、条例でこれを定めなければならない。
2 普通地方公共団体は、条例で定める重要な公の施設のうち条例で定める特に重要なものについて、こ
れを廃止し、又は条例で定める長期かつ独占的な利用をさせようとするときは、議会において出席議員
の三分の二以上の者の同意を得なければならない。
3 普通地方公共団体は、公の施設の設置の目的を効果的に達成するため必要があると認めるときは、条
例の定めるところにより、法人その他の団体であつて当該普通地方公共団体が指定するもの(以下本条
及び第二百四十四条の四において「指定管理者」という。)に、当該公の施設の管理を行わせることが
できる。
4 前項の条例には、指定管理者の指定の手続、指定管理者が行う管理の基準及び業務の範囲その他必要
な事項を定めるものとする。
5 指定管理者の指定は、期間を定めて行うものとする。
6 普通地方公共団体は、指定管理者の指定をしようとするときは、あらかじめ、当該普通地方公共団体
の議会の議決を経なければならない。
20
7
指定管理者は、毎年度終了後、その管理する公の施設の管理の業務に関し事業報告書を作成し、当該
公の施設を設置する普通地方公共団体に提出しなければならない。
8 普通地方公共団体は、適当と認めるときは、指定管理者にその管理する公の施設の利用に係る料金(次
項において「利用料金」という。
)を当該指定管理者の収入として収受させることができる。
9 前項の場合における利用料金は、公益上必要があると認める場合を除くほか、条例の定めるところに
より、指定管理者が定めるものとする。この場合において、指定管理者は、あらかじめ当該利用料金に
ついて当該普通地方公共団体の承認を受けなければならない。
10 普通地方公共団体の長又は委員会は、指定管理者の管理する公の施設の管理の適正を期するため、
指定管理者に対して、当該管理の業務又は経理の状況に関し報告を求め、実地について調査し、又は必
要な指示をすることができる。
11 普通地方公共団体は、指定管理者が前項の指示に従わないときその他当該指定管理者による管理を
継続することが適当でないと認めるときは、その指定を取り消し、又は期間を定めて管理の業務の全部
又は一部の停止を命ずることができる。
(公の施設の区域外設置及び他の団体の公の施設の利用)
第二百四十四条の三 普通地方公共団体は、その区域外においても、また、関係普通地方公共団体との協
議により、公の施設を設けることができる。
2 普通地方公共団体は、他の普通地方公共団体との協議により、当該他の普通地方公共団体の公の施設
を自己の住民の利用に供させることができる。
3 前二項の協議については、関係普通地方公共団体の議会の議決を経なければならない。
(公の施設を利用する権利に関する処分についての不服申立て)
第二百四十四条の四 普通地方公共団体の長がした公の施設を利用する権利に関する処分に不服がある
者は、都道府県知事がした処分については総務大臣、市町村長がした処分については都道府県知事に審
査請求をすることができる。この場合においては、異議申立てをすることもできる。
2 第百三十八条の四第一項に規定する機関がした公の施設を利用する権利に関する処分に不服がある
者は、当該普通地方公共団体の長に審査請求をすることができる。
3 普通地方公共団体の長及び前項に規定する機関以外の機関(指定管理者を含む。)がした公の施設を
利用する権利に関する処分についての審査請求は、普通地方公共団体の長が処分庁の直近上級行政庁で
ない場合においても、当該普通地方公共団体の長に対してするものとする。
4 普通地方公共団体の長は、公の施設を利用する権利に関する処分についての異議申立て又は審査請求
(第一項に規定する審査請求を除く。)があつたときは、議会に諮問してこれを決定しなければならな
い。
5 議会は、前項の規定による諮問があつた日から二十日以内に意見を述べなければならない。
6 公の施設を利用する権利に関する処分についての審査請求(第一項に規定する審査請求を除く。)に
対する裁決に不服がある者は、都道府県知事がした裁決については総務大臣、市町村長がした裁決につ
いては都道府県知事に再審査請求をすることができる。
21
審査表 ※ 標準点:6割
審 査 基 準
評点
1 利用者の平等利用が確保されること。
(1) 平等利用及び適格性の確保
① 申込方法等について市民の平等利用が図られているか。
5
② 事業内容に偏りがあり、利用者が限られることはないか。
③ 指定管理者応募者に市長、議員その他特別職の家族等が役員等となっていないか。
小計
2 指定管理者が行う業務の実施に関する計画が、施設の設置目的を最も効果的に達成するものであるこ
5
と。
(1) 設置目的及び運営の方向性との適合性
① 運営に関する基本方針は、施設の設置目的及び運営の方向性に適合しているか。
10
② 事業計画は、施設の設置目的及び運営の方向性と適合しているか。
③ 事業計画は、目標(指標)が達成できると見込まれるものであるか。
(2) サービス向上
① 施設の利用促進、利用者の増加に向けた事業計画であるか。
② 質の高いサービスの提供を実現させる事業計画であるか。
10
③ 利用者の意見を取り入れる仕組みはあるか。
④ 事業の提案内容や施設の有効活用に創意工夫や斬新性は認められるか。
(3) 収支計画
① 収入・支出の積算が適切であり、過小又は過大な見積りはなく、積算根拠や方法は適当であるか。
② 事業計画との整合性は図られているか。
10
③ 事業計画を実行するための、必要な経費がすべて計上されているか。
(4) 施設管理
① 管理区域、業務範囲について、漏れなく適切に把握しているか。
②
③
④
⑤
(5)
①
②
管理業務を行うため、必要な職員体制(現場責任者・指揮系統等)や配置人員(有資格者の配置、人
数等)は適切であるか。
周辺環境や地域住民等への配慮はされているか。
省エネ、環境負担の軽減等、環境への配慮はされているか。
障がい者、子ども、高齢者の立場で利用への配慮はされているか。
安全対策(リスクマネジメント)
利用者の安全対策は適切に示されているか。
災害その他緊急時の危機管理体制は適切に示されているか。
10
10
③ 個人情報の保護、秘密保持、情報公開への取組は適切に示されているか。
(6) 研修計画
① 事業の実施に関する知識・技能、接遇など施設を適切に運営するための研修が確保されているか。
② 利用者の安全対策についての研修が確保されているか。
10
③ 個人情報の保護、秘密保持についての研修が確保されているか。
小計
3. 指定管理者が行う業務の実施に関する計画を的確に実施するための物的及び人的な能力を有している
60
こと。
(1) 物的能力
① 団体の経営状況は良好か。(過去の決算や業績から経営の安定性を欠くようなことはないか。)
10
② 団体として当該施設管理運営をサポートする体制はあるか。
③ 必要な資機材を確保しているか、または確保できる見込みがあるか。
(2) 人的能力
① 事業計画に沿った管理を的確に実施するための人的能力を有しているか。
10
② 施設管理業務に関する知識と経験を有した職員を配置する計画となっているか。
③ 市や関係団体と緊密に連携し、事業を取り組む体制があるか。
(3) 類似施設の管理実績
5
① 類似施設の管理実績があるか。
小計
22
25
4. その他、指定管理者業務を公正かつ的確に行うことができること。
(1) 見積金額
5
① 見積金額は、仕様内容や水準等を満たし、より安価な設定であるか。
② 効率的な管理業務を行い、経費の縮減に取り組む計画であるか。
(2) 雇用への配慮
5
① 新たに雇用が発生する場合は、率先して市民の雇用を図る計画となっているか。
小計
合計
23
10
100
審査表 ※ 標準点:6割
審 査 基 準
評点
1 利用者の平等利用が確保されること。
(1) 平等利用及び適格性の確保
① 申込方法等について市民の平等利用が図られているか。
5
② 事業内容に偏りがあり、利用者が限られることはないか。
③ 指定管理者応募者に市長、議員その他特別職の家族等が役員等となっていないか。
小計
2 指定管理者が行う業務の実施に関する計画が、施設の設置目的を最も効果的に達成するものであるこ
5
と。
(1) 設置目的及び運営の方向性との適合性
① 運営に関する基本方針は、施設の設置目的及び運営の方向性に適合しているか。
10
② 事業計画は、施設の設置目的及び運営の方向性と適合しているか。
③ 事業計画は、目標(指標)が達成できると見込まれるものであるか。
(2) サービス向上
① 施設の利用促進、利用者の増加に向けた事業計画であるか。
② 質の高いサービスの提供を実現させる事業計画であるか。
10
③ 利用者の意見を取り入れる仕組みはあるか。
④ 事業の提案内容や施設の有効活用に創意工夫や斬新性は認められるか。
(3) 収支計画
① 収入・支出の積算が適切であり、過小又は過大な見積りはなく、積算根拠や方法は適当であるか。
② 事業計画との整合性は図られているか。
10
③ 事業計画を実行するための、必要な経費がすべて計上されているか。
(4) 施設管理
① 管理区域、業務範囲について、漏れなく適切に把握しているか。
②
③
④
⑤
(5)
①
②
管理業務を行うため、必要な職員体制(現場責任者・指揮系統等)や配置人員(有資格者の配置、人
数等)は適切であるか。
周辺環境や地域住民等への配慮はされているか。
省エネ、環境負担の軽減等、環境への配慮はされているか。
障がい者、子ども、高齢者の立場で利用への配慮はされているか。
安全対策(リスクマネジメント)
利用者の安全対策は適切に示されているか。
災害その他緊急時の危機管理体制は適切に示されているか。
10
10
③ 個人情報の保護、秘密保持、情報公開への取組は適切に示されているか。
(6) 研修計画
① 事業の実施に関する知識・技能、接遇など施設を適切に運営するための研修が確保されているか。
② 利用者の安全対策についての研修が確保されているか。
10
③ 個人情報の保護、秘密保持についての研修が確保されているか。
小計
3. 指定管理者が行う業務の実施に関する計画を的確に実施するための物的及び人的な能力を有している
60
こと。
(1) 物的能力
① 団体の経営状況は良好か。(過去の決算や業績から経営の安定性を欠くようなことはないか。)
10
② 団体として当該施設管理運営をサポートする体制はあるか。
③ 必要な資機材を確保しているか、または確保できる見込みがあるか。
(2) 人的能力
① 事業計画に沿った管理を的確に実施するための人的能力を有しているか。
10
② 施設管理業務に関する知識と経験を有した職員を配置する計画となっているか。
③ 市や関係団体と緊密に連携し、事業を取り組む体制があるか。
(3) 類似施設の管理実績
5
① 類似施設の管理実績があるか。
小計
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4. その他、指定管理者業務を公正かつ的確に行うことができること。
(1) 見積金額
5
① 見積金額は、仕様内容や水準等を満たし、より安価な設定であるか。
② 効率的な管理業務を行い、経費の縮減に取り組む計画であるか。
(2) 雇用への配慮
5
① 新たに雇用が発生する場合は、率先して市民の雇用を図る計画となっているか。
小計
合計
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10
100