グローバル報の取り組み 株式会社ワークスアプリケーションズ

グローバル報の取り組み
を限定していたのですが、それで
は不平等。そこで思い切って今の
スタイルにしました。コストより
も
「読みやすさ」
と「平等」
の方が重
要だと考え直したからです。
海外拠点訪問を機に
﹁疎外感﹂払拭を決意
「平等」を考えるきっかけにな
ったのは、2015年1月に海外
拠点を訪問したことです。シンガ
ポールと上海へ行き、現地の社員
と対面で話すことで、一気に距離
が縮まりました。
それを機に、表現や言葉の選び
方 も 変 わ っ て き ま し た。 た と
え ば、「 従業員 」という言葉は
emp loyee とそのまま訳さ
併記した右綴じでしたが、
「読み
初は縦組の日本語と横組の英語を
字が日本語よりも小さくなってし
係上︵英語は 倍必要︶英語の文
に読みづらい。それに、字数の関
あたりの文字量が多くなり、非常
から。併記にすると、1 ページ
併記をやめたのは、海外の社員
をより大切にしていこうとの想い
にしています。
けで大丈夫だろうと思われる記事
を先、日本語を後で出す。英語だ
方の記事をアップするときは英語
意識は高く持っています。和英両
イントラ版の情報発信も日々行
っていますが、こちらも英語への
機会もつとめて多くしています。
た、非日本人社員を誌面に載せる
り柔らかく、一体感を感じさせる
ず member に す る な ど。よ
やすさ」に重点を置き1年後には
まい、まるで日本語を優遇してい
は英語のみで発信するなど、やや
転して日英とも左から読める体裁
日英とも横組の左綴じへ変更。さ
るようにも見えます。また、当初
表現にするようになりました。ま
らに今年に入ってからは、日本語
はコストを考え、英語化する記事
グローバル報を始めたのは20
13年 9・ 月号からです。最
と英語のページをセンターで完全
3年前のスタートから
3段階で進化を遂げる
「社員をあっと驚かせたい」というチームワーク抜群の編集部メンバー
後列左から、加藤典子さん、仁木聖子さん
中央左から、大沼彩祐さん、榮本愛子さん、稲村真琴さん。前列が程原さん
に分け︵内容は同一︶
、天地を逆
1.3
10
株式会社ワークスアプリケーションズ
事例
会社のグローバル展開に合わせ 2013 年から社内報を
グローバル報に転換したワークスアプリケーションズ。
非日本人社員とのコミュニケーションも積極的にとり、
感情に訴えワクワクさせる社内報づくりは常に進化の連続です。
経営企画 コミュニケーション事務局 程原優季さん
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コミサポプラス 2016-6