G 医師 東芝病院の内科後期レジデントとして、消化器を中心とする3年間

G 医師
東芝病院の内科後期レジデントとして、消化器を中心とする3年間の研修を終えまし
た。
東芝病院は他科との垣根が低く、内科同士は勿論、外科の先生方にも簡単に consult
することができました。また看護師をはじめコメディカルの方々も皆非常に友好的・協
力的で、人間関係の悩みのない非常に充実した環境で研修することが出来ました。
さて、内視鏡研修についてですが、私の場合3年間上部・下部とも同じ指導医の先生
について研修をさせていただきました。検査中は常にそばで見守っていただき、何か
問題があればその場で相談したり、的確に指導頂き、非常に良い環境で検査にあたる
ことが出来ました。大腸内視鏡検査時にはきちんと時間を区切って、私が挿入困難に
陥った症例も鮮やかに速やかにリカバリして下さると同時に、何がいけなかったのか、
どうすればよかったのか具体的にアドバイスして下さいました。検査終了時には、私の
拙い内視鏡でも、必ず良い所を見つけ、良い点悪い点と両方を指摘していただき、長
所を伸ばし、欠点に対しては失敗を決して怒るのではなく、きちんと叱って頂いたこと
に本当に感謝しています。
また、止血や胆道系の処置や胃瘻増設なども、消化器スタッフ全ての先生方から丁寧
な指導を頂き、積極的に処置に当たらせていただきました。
また、週 1 回の内視鏡カンファレンスでは、早期胃癌を中心に様々な症例を提示され、
範囲や進達度などの内視鏡診断の目を養うとともに、1つの病変に対してどのような言
葉で表現すれば他者にも同じように伝わるのか、正確なレポートの書き方ができるよう
に、細やかな言葉の使い方まで指導いただき、非常に充実した内容でした。
東芝病院で消化器内科医としての第一歩を踏み出せたのは幸運でした。3 年間で得
た知識と経験をもとに、一層成長していけるよう今後も精進したいと思います。田上先
生をはじめ、消化器の先生方皆様、3 年間お世話になりました。本当に有難うございま
した。