情報提供資料 リート・ウィークリーレポート(2016/6/7) マーケットデータ(2016/6/3) ※リート平均配当利回りは2016年5月末時点 リート指数 為替(対円) 金利 終値 騰落率 (%) リート平均 配当利回り 終値 騰落率 先進国(含日本) 876.06 -1.7% 3.87 先進国(除日本) 867.75 -2.0% 3.95 日本 402.79 +1.1% 米国 1168.65 +1.0% 米ドル 106.53 902.81 +0.1% カナダドル 1138.87 -1.0% 英国 85.24 豪州 (%) -0.10 2.95 -3.4% 1.70 3.80 82.35 -2.8% 1.18 5.71 ユーロ 121.09 -1.2% 0.07 3.89 -1.7% 英ポンド 154.68 -4.2% 1.28 3.12 664.42 -0.1% 豪ドル 78.49 -1.0% 2.23 4.56 シンガポール 483.02 +0.2% 78.54 -1.8% 2.15 6.39 香港 525.23 +2.2% 13.71 -3.5% 1.29 4.54 カナダ 欧州(除英国) シンガポール ドル 香港ドル (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) ※騰落率については、原則先々週末(営業日ベース)の値を基に算出し小数点第2位を四捨五入して表示。 ※【リート指数】・【リート平均配当利回り】先進国(含日本)・先進国(除日本)、日本・米国・カナダ・欧州(除英国)・英国・豪州・シンガ ポール・香港:S&P 先進国 REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)、S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨 ベース、配当込み、為替ヘッジなし)の値および平均配当利回り。 ※【為替】NY市場終値。※【金利】各国・地域の10年国債利回り。ただし欧州(除英国)はドイツ10年国債利回りを使用。 リート市場の動き 【直近3カ月間:2016/3/3~2016/6/3】 (ポイント) 1,200 950 890 800 830 400 770 0 3/3 【2004/3/31~2016/6/3】 (ポイント) 4/3 5/3 6/3 04/3 06/3 08/3 10/3 12/3 (月/日) 14/3 16/3 (年/月) (出所:S&PのデータをもとにDIAM作成) ※先進国(含日本)のREITインデックスのグラフデータ:S&P先進国REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし) ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 商 号 等 / DIAMアセットマネジメント株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第324号 加入協会/ 一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会 1/5 リート・ウィークリーレポート マーケット動向(2016/5/30~2016/6/3) 【日本】 J-REIT市場は上昇しました。急激な円高進行を嫌気した株式市場の下落に引きずられる形でJ-REIT市 場も一時下落しましたが、米国株式市場の反発に追随し、週後半にかけては上昇しました。なお、日銀 は5月30日にJ-REITを12億円、買い入れています。 【米国】 米国リート市場は上昇しました。追加利上げ懸念に加え、消費者信頼感指数などマクロ統計が全般に 弱含んだことを背景に、週前半は上値の重い展開となりました。しかしその後、ISM製造業景況指数など の改善を受け上昇に転じると、金曜には雇用統計が市場予想を下回ったことによって利上げの後ずれ観 測が高まり、利回り資産が買われました。なお、5月30日の米国市場は休場となっています。 【欧州】 欧州リート市場は下落しました。米国の追加利上げへの警戒感が残る中、最新の世論調査で英国のEU (欧州連合)離脱支持派が残留派を上回ったことが明らかとなり、EU離脱が同国および欧州の経済へ与 える悪影響への懸念が再度高まりました。2日のECB(欧州中央銀行)定例政策委員会では、主要政策金 利の据え置きが決まりました。英国では5月の全国住宅価格および4月の住宅ローン承認件数がともに市 場予想を下回りました。なお、5月30日の英国市場は休場となっています。 【豪州】 豪州リート市場は小幅に下落しました。1日に発表された1-3月期GDP(国内総生産)は、通貨安によ る輸出の増加などが寄与し、市場予想を上回る前期比1.1%増となりました。これにより、追加利下げへ の期待がやや後退しました。 【アジア】 アジアリート市場は上昇しました。香港市場では、深セン・香港両証券取引所の接続開始時期が発表 されるとの期待感が高まりました。4月の香港の小売売上高は前年同月比7.5%減となりましたが、3月の 同9.8%減からはややマイナス幅が縮小しました。食品、日用品等は安定的なプラスで推移している一方、 宝飾品、家電製品等の苦戦が顕著となっています。 トピックス ■ 下落基調の香港住宅市場(香港) 中国本土景気の減速や外国人旅行者数の減少によって、香港経済は低迷しており、影響は住宅をはじ めとする不動産市場にも及んでいます。調査によると住宅価格は昨年9月のピークから13%も下落したと みられます。住宅価格の上昇を抑制するため、香港では2010年に最低頭金の引き上げ、居住目的以外の 住宅取得者への課税、短期の転売に対する追加課税などの制度が導入されました。足元の市況軟化を受 けて、こうした規制の撤廃を要求する動きも業界などから出ていますが、梁振英行政長官が、依然とし て香港の不動産価格は高すぎる、と5月にも発言するなど、当局の腰は重いままです。実際、香港におけ る人々の収入に対する住宅価格の倍率は、昨年来の市況下落にもかかわらず主要国でも突出して高い状 態が続いています。香港行政長官の支持率が低迷していることや、立法会(議会)の選挙を今年9月に控 えていることもあって、政策当局の目は不動産価格の下落による景気への悪影響よりも、経済格差の拡 大による人々の不満に向いています。少なくとも選挙が終わるまでは、規制の緩和は期待薄との見方が 多くなっています。 ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 2/5 リート・ウィークリーレポート 各国・地域別グラフ(2016/3/3~2016/6/3) 《日本》 (ポイント) 440 ※各国および地域のリート指数、為替の使用 データについては、P.1「マーケットデータ」の 注記をご参照ください。 日本リート指数 410 380 350 3/3 4/3 5/3 《米国》 (ポイント) 1,250 6/3 (月/日) (円) 米国リート指数 121 1,150 114 1,050 107 950 100 3/3 4/3 5/3 6/3 《欧州(除く英国)》 (ポイント) 1,280 3/3 (月/日) (円) 欧州リート指数 140 1,170 130 1,060 120 950 110 3/3 4/3 5/3 《英国》 (ポイント) 95 3/3 6/3 (月/日) (円) 英国リート指数 190 88 175 81 160 74 145 3/3 4/3 5/3 6/3 (月/日) 3/3 米ドル/円 4/3 5/3 6/3 (月/日) ユーロ/円 4/3 5/3 6/3 (月/日) 英ポンド/円 4/3 5/3 6/3 (月/日) (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 3/5 リート・ウィークリーレポート 《豪州》 (ポイント) 680 (円) 豪州リート指数 88 640 83 600 78 560 豪ドル/円 73 3/3 4/3 5/3 6/3 《シンガポール》 (ポイント) 520 3/3 (月/日) (円) シンガポールリート指数 90 480 85 440 80 400 4/3 5/3 6/3 (月/日) シンガポールドル/円 75 3/3 《香港》 (ポイント) 540 4/3 5/3 6/3 3/3 (月/日) (円) 香港リート指数 15.9 500 15.1 460 14.3 420 13.5 3/3 4/3 5/3 6/3 (月/日) 3/3 4/3 5/3 6/3 (月/日) 香港ドル/円 4/3 5/3 6/3 (月/日) (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) 【各指数の著作権等】 ■Standard & Poor’s®並びにS&P®は、スタンダード&プアーズ・ファイナンシャル・サービシーズLLC(以下「S&P」)の 登録商標です。Dow Jones®は、ダウ・ジョーンズ・トレードマーク・ホールディングズLLC(以下「ダウ・ジョーンズ」)の 登録商標です。これらはS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLCに対して使用許諾が与えられており、DIAMアセットマネジ メント株式会社に対しては特定の目的のために使用するサブライセンスが与えられています。S&P 先進国 REITインデックス (円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)、S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジ なし)はS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが所有しており、DIAMアセットマネジメント株式会社に対して使用許諾が 与えられています。S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLC、ダウ・ジョーンズ、S&Pおよびその関連会社は、DIAMアセッ トマネジメント株式会社の商品を支持、推奨、販売、販売促進するものではなく、また投資適合性についていかなる表明をする ものではありません。 ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 4/5 リート・ウィークリーレポート 160607情報リートW-1 5/5
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