微分積分学および演習Ⅰ 演習問題 5 2016 年度前期 工学部・未来科学部 1 年 担当: 原 隆 (未来科学部数学系列・助教) 演習課題 Exercises in class ※ ∗ 印の付いた問題は、少し難易度が高めです。 問題 5-1. (色々な関数のマクローリン展開) 以下の関数のマクローリン展開 (x = 0 のまわりでのテイラー展開) を x3 の項まで求めなさい。 答えは f (x) = a0 + a1 x + a2 x2 + a3 x3 + . . . という形で書くこと (剰余項は計算しなくても良い)。 (1) (4) √ 4−x ( ) 1 f (x) = cos x − π 3 f (x) = 2 (7) f (x) = ex (10) f (x) = cosh(x) ex + e−x = 2 1 −3 (2) f (x) = (5) f (x) = log(1 + x + x2 ) (6) √ 2 3 1 + x f (x) = log (9) 1−x (8) (11)∗ x2 f (x) = xex (3) 1 f (x) = (1 + x2 ) 5 f (x) = esin x (12)∗ f (x) = Arcsin (x) f (x) = Arctan (x) f ′ (x) のマクローリン展開の 積分 を考えてみよう。 【ヒント】 (11), (12) 問題 5-2. (関数の値の近似計算) 関数の x2 の項までのマクローリン近似を利用して以下の関数値を近似計算しなさい。可能ならば 誤差の評価 (剰余項の評価) にも挑戦してみよう。 (1) e0.1 (2) sin(0.2) (3) √ 4 1.15 (4) log(0.95) 問題 5-3. (不定形の極限) 以下の関数の極限値を計算しなさい。 (1) (4) (7) x − sin x x→0 x3 lim (2) 1 lim x(e x − 1) (5) x→+∞ sin x x→0 ex − e−x lim (8) ex − sin x − cos x x→0 x2 √ 7 1+x−1 lim x→0 x log(1 + x3 ) − x3 x→0 x6 √ 3 1 + x − 1 − 31 x (6) lim x→0 cos x − 1 lim (3) esin x − x − cos x x→0 log(1 + x2 ) (9) lim lim lim x log x x→+0 問題 5-4. (関数の増減・凹凸とグラフの概形) 以下の関数の増減、凹凸を調べ、そのグラフの概形を描きなさい。 (1) f (x) = xe−x (2) f (x) = x2 x +4 (3) f (x) = e−x cos(x) (0 ≤ x ≤ 2π)
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