情報システム管理者の皆様 Skylake 問題をご存知ですか ? 搭載の端末上での 端末上 サポ トは Skylake 搭載 Windows7/ 8.1のサポートは 2018 年 7 月 17 日で打ち切られます。 「Skylake(スカイレイク)」は、2015 年 8 月に発表された第 6 世代 Intel Coreプロセッサの CPU 開発コードネー ムです。Microsoft はその Skylake を搭載した機器上での Windows7 と Windows8.1 のサポートについて、 2018 年 7月 17 日で終了すると発表しました。 通常であれば、Windows7 は 2020 年まで、Windows8.1 は 2023 年までメーカーサポートが受けられる予定 でしたが、サポート期間が短縮されたことになります。Skylake は最新の CPU のため、Windows7 や 8 では性 能 を発揮しきれず、正常に動作しないものが出てくる可能性があるというのがその理由のようです。 今回 2018 年 7 月 17 日までサポートが提供される Skylake+Windows 7/8.1デバイスは Skylake Support List (http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows/skylake-support) に公開されています。 ▲ 対策 1 個人使用の場合 Windows7/8.1 の PC 端末で CPU が「Skylake」を搭載 している場合、2016年7月29日までは、Windows10 に無償でアップグレードできます。期限以降にアップ グレードする場合は有償にてソフトを購入することに なりますのでご注意ください。 無償、有償を問わず、アップグレードをする際は周辺 機器の対応状況やファイルの引き継ぎなどに注意が必 要です。 ▲ ▲ 「コントロールパネル」「システムとセキュリティ」 企業の場合 「システム」に、搭載されている CPU の情報が ▲ 対策 2 PC 端末が「Skylake」を 搭載しているか調べる方法 問題となるのは、システム管理者が管理を行っている 企業の PC 端末です。Windows10 が発売されて間も ないため、業務で使うソフトの動作保証がとれておら ず、直ちに OS をアップデートできない状況です。今 のところ Microsoft はサポート打ち切りの際も、重大 なセキュリティアップデートや、古い CPU で動作する Windows への悪影響がないと判断されれば、パッチ を提供することもあると説明しています。 また、次世代 CPU「Kaby Lake」が主流になるタイミ ングで PC 端末の入れ替えを検討している企業も注意 が必要です。次世代 CPU では Windows 10のみがサ ポート対象になることから、ダウングレード権を行使 し Windows7/8 を使い続けたとしても、サポートに不 安が残ります。移行対策、新規購入の際には十分に ご検討ください。 表示されています。 CPU の 名 称 が「Skylake」の 場 合、Core i7 Core などと書かれている後ろの 番 号 が i5、Core i3 番台で表示されています。 6000 55 Office Catalog Vol.12
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