厚真町・安平町移住・定住推進政策連携事業の概要

協議事項(1)
[地方創生加速交付金申請事業]
北海道厚真町・安平町移住・定住推進政策連携事業
~地域特性を融合した多様な「はたらき方」と「田舎くらしの」プロデュース~
事業の背景
地方への人の流れ-地方創生人材の
確保・育成等の人材分野
交付決定額:49,465千円
・都市住民の地方移住のインセンティブは、仕事と生活の調和と魅力ある就業の機会の創出にあるものの、従来両町は地理的優位性
を生かした住環境整備に力点を置き、仕事づくりを通じた人の流れの創造の視点が不足している。
・隣接する両町は過去より広域連携事業を展開しているが、雇用創出と移住・定住対策は個別に施策展開していたため、両町の特性
を合わせることで発揮されるはずの潜在能力が顕在化せず、知名度の向上に寄与していない。
事業の概要
[事業費]厚真町:23.210千円(内交付金対象額:21,270千円) 安平町:28,195千円
推進体制構築事業
「しごと」「住まい」に関する
施策や都市部へのプロモーショ
ンを総合的かつ一元的に展開
→「移住者を取り合う」構図か
ら「広域として移住・定住者を
迎える」コンセプトへの変革
行政、大学、民間事業者、民間
事業者、誘致企業、金融機関等
による産官学金労言の連携とと
もに、両町へ新規に移住・定住
した住民を巻き込んだ「厚真
町・安平町移住連促進連絡会議
(仮称)」を設置し、情報交換
と意見交換を図る。
戦略的シティプロモーション事業
事業費:14,623千円
KPI(重要業績評価指標)
厚真町:移住相談件数 200件 等
安平町:移住相談件数 200件 等
「はたらき方」開発事業 事業費:26,380千円
①田舎型しごと創出事業
事業費:1,930千円
両町が持つ課題に対して「起
業」や「地域おこし」に関心の
ある都市部の大学生や若者を集
め、外部の視線から企画・提
案・試行を行う。
②田舎型しごとリサーチ
事業費:13,804千円
企業進出による新しい雇用の創
出を目的とした商流調査と移住
者と企業のマッチングのための
雇用意向調査等を実施する。
「田舎暮らし」創出事業
①住まいデータバンク
事業費:10,095千円
統合型GISの整備を通じ、空き家、売地等の両町
の住まいの情報を整理し、住まいデータバンクと
して一元的に情報提供する。
□札幌市へのメディアミックスに
よるプロモーション
事業費:2,880千円
※対象事業(事業費全額)
③お試しサテライトオフィス
事業費:10,646千円
田舎での「はたらき方」を体験
できる施設としてお試しサテラ
イトオフィス、テレワークセン
ター等の機能を有した拠点施設
を整備する。
事業:10,392千円
②「田舎くらし」体験ツアー
事業費:297千円
おためし暮らし住宅事業と連動した移住希望者・交
流希望者に対する各種体験ツアー等を共同で実施
する。
□首都圏移住相談会イベント
への参加
事業費:2,307千円
□雑誌・新聞・インターネット
でのプロモーション
事業費:9,436千円
※対象事業(事業費の一部)
将来ビジョン
将来的に定住自立圏構成市町を中心とした地域連携規模への拡大を目指す。合わせて観光分野との
政策間連携へと繋げ、移住・定住までのプロセスにおいて「稼ぐ」ことが可能な事業推進主体とな
る民間組織の立ち上げを視野に各施策展開を図る。