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独禁法研究会入会のご案内
―欧米の独禁法を研究する―
2016年度(第25期)
独禁法研究会入会のおすすめ
経済のグローバル化、相互依存関係の進化にともない、商品・サービスの取引が国境を越えて行
われるようになり、日本企業にとって、取引を行う国々における各種法令を十分に把握した上で企
業活動を行うことが不可欠となってきています。
独禁法に違反しないためには、まず、独禁法に違反する行為は何かを的確に把握する必要があり
ます。独禁法違反を考える上で重要な、関連市場の画定や市場支配力の認定といった種々の論点を
理解するためには、とりわけ欧米の独禁法にかかる知見を得ることが有益です。それは、各国の独
禁当局が、欧米を中心に国際的に協調しつつ、独禁法違反を判断するルールを形成しているからで
す。わが国や欧米だけでなくいずれの地域であっても、ビジネスを営むにあたって欧米の独禁法を
理解していることは、有効な独禁法遵守体制の構築に役立つといえましょう。
本研究センターは、1992 年度より「独禁法研究会」(コーディネータ:根岸哲氏、甲南大学法科
大学院教授)を組織し、例会を開催しております。例会には、わが国独禁法研究を主導する学者を
中心に、独禁法実務に関与する弁護士並びに企業法務担当者等が参加しており、欧米の最新の判決
文やガイドライン等について専門家が解説した後に、わが国独禁法と欧米の独禁法との比較法研究
にとどまらず、ビジネスの現状、各国独禁法の運用・執行状況、政府による企業行動の規制のあり
方といった幅広い観点から議論を行っています。
今年も、新年度を迎えるにあたって、新入会員を募ることとなりました。この機会に本会にご入
会のうえ、欧米およびわが国の独禁法の最新の議論にかかる知見を深められますことを、心よりお
すすめ申し上げます。
2016 年 6 月
一般財団法人比較法研究センター
理事長 永 田 眞 三 郎
2016 年度 年間スケジュール
第
第
第
第
第
第
第
第
第
回
1回
2回
3回
4回
5回
6回
7回
8回
9回
開催日
2016 年 7 月 2
9 月3
10月 1
11月 5
12月 3
2017 年 2 月 4
3 月4
4 月1
6 月3
日
日
日
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(土)
(土)
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(土)
※2016年度は全9回開催予定です。全て大阪倶楽部にて、午前10時開始を予定しております。
大阪倶楽部:大阪市中央区今橋4-4-11(京阪淀屋橋駅下車徒歩3分)
事務局
一般財団法人 比較法研究センター (担当:木下、不藤)
〒600-8815 京都市下京区中堂寺粟田町93
京都リサーチパーク4号館
TEL: 075-315-9924 FAX: 075-315-9930 E-mail: [email protected]
開 催 要 項
開催時期
2016 年 7 月から 2017 年 6 月まで。原則として第 1 土曜日午前 10 時より開催。
年間 8 回程度開催(5 月 8 月 1 月は休会)、第 1 回研究会は 7 月 2 日(土)開催予定。
会
大阪市内(その都度ご案内。おおむね中央区今橋もしくは北浜にて開催)
場
コーディネータ 根岸
哲 教授(甲南大学法科大学院教授)
対
象
企業関係者、法曹関係者、研究者
会
費
一般会員 :年間 54,000 円(資料費含む)
(※この研究会はセンター会員価格を設けておりません)
研究テーマ
その都度資料とともにご案内いたします。昨年度の研究テーマは下記ご参照下さい。
申込方法
別紙「入会申込書」に必要事項ご記入の上、事務局まで FAX にてお申込み下さい。
E-mail にて必要事項をお知らせくださっても結構です。
【ご参考】2015年度(第24期)
独禁法研究会テーマ・報告者
(敬称略、肩書きは報告時のもの)
回
1
2
3
内
容
「近年のハイテク産業における合併事例:In the Matter of CoreLogic, Inc., Docket No. C-4458」
田平 恵 氏(埼玉大学経済学部 講師)
「オンラインホテル予約サービスにおける再販売価格拘束(RPM)及び最恵国待遇(MFN)の懸念に対してなされた確約
(commitment)が手続違背を理由に取り消された事例」
池田 毅 氏(森・濱田松本法律事務所 弁護士)
「低炭素電源としての原子力発電所に対する支援策と State Aid 規制」
丸山 真弘 氏(電力中央研究所)
「規格必須特許の FRAND ルール:Ericsson, Inc. et al. v. D-Link Systems, Inc. et al. (Fed. Cir. Dec. 4, 2014)」
芝田 員範 氏(京セラ株式会社 知財戦略部)
「疑似自営業者の団体交渉と EU 競争法 FNV Kunsten Informatie en Media 事件欧州司法裁判所 2014 年 12 月 4 日判決」
和久井 理子 氏(大阪市立大学・立教大学特任教授)
「電力・ガスの長期契約に対する EU 競争法による規制」
佐藤 佳邦 氏(電力中央研究所)
「関係事業者により構成される州機関の行為と state action」
4
5
6
小畑 徳彦 氏(流通科学大学 教授)
「アメックスが加盟店に課している『切換え禁止条項』が、シャーマン反トラスト法 1 条に違反するとされた事例」
井畑 陽平 氏(椙山女学園大学 准教授)
「標準必須特許の権利行使と EU 競争法-モトローラ事件とサムスン事件」
根岸 哲 氏(甲南大学法科大学院 教授)
「EU ガスプロム事件の背景」
武田 邦宣 氏(大阪大学大学院法学研究科 教授)
「米国反トラスト法におけるハブ・アンド・スポーク型の共謀―Total Benefits Planning Agency 事件第 6 巡回区控訴審判
決(2008 年)を中心に―」
渕川 和彦 氏(山口大学経済学部 准教授)
「企業結合におけるガンジャンピング問題」
田平 恵 氏(埼玉大学経済学部 講師)
「英国における競争法執行権限の共同管轄」
7
村田 淑子 氏(京都学園大学 教授)
「シスコ・USフーズ合併事件・米国連邦地裁予備的差止命令(FTC v. Sysco Corp., D.D.C. June 23, 2015)について」
和久井 理子 氏(大阪市立大学・立教大学特任教授)
「欧州委員会によるテレコム合併事例の事後的評価について」
8
田平 恵 氏(埼玉大学経済学部 講師)
「EU競争法におけるリバースペイメント」
鞠山 尚子 氏(東海大学 講師)
「ブラウン管カルテル事件に係る欧州委員会決定」
9
小畑 徳彦 氏(流通科学大学 教授)
「欧州における域外諸国と域内諸国の間のガス取引契約に関する EU の関与と競争法の関係」
丸山 真弘 氏(電力中央研究所)
独禁法研究会
入会申込書
2016 年度独禁法研究会に入会申込みします。
2016 年
月
日
会社・事務所
(会員名簿登録先)
(〒
―
)
上記所在地
(会員名簿登録先)
F
A
X
電話番号
(勤務先・自宅)
E-mail
ふり
部署・役職名
氏
がな
名
入会者名
備
考
比較法研究センター
会員
・
非会員
2014 年度独禁法研究会
会員
・
非会員
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へは上記勤務先等を登録するが、案内状や資料等の郵送はご自宅への送付を希望される場合
は、ここにご自宅の住所をご記入ください)
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本紙のみお送りください。添え状は不要です。
FAX 番号
075-315-9930(一般財団法人比較法研究センター)
電子メール
[email protected](担当者 不藤)
2015 年度独禁法研究会会員様は、連絡先等が変更になった場合のみご送付ください。