随 時 監 査 (備 品 管 理 )結 果 報 告 書 第1 監査の概要 1 監査の目的 地方自治法第199条第5項の規定による随時監査で、町が管 理する備品に係わる以下の事項について監査を実施した。 (1) 備品台帳が正確に整理され、備品の管理が適正に行われて いるか。 (2) 備品として購入されたものが有効に使用されているか。 2 監査対象 蓮野小学校、蓮野こども園 3 監査期間 平成 28 年5月 24 日 4 監査員氏名 聖籠町代表監査委員 二 宮 秀 男 聖 籠 町 監 査 委 員 髙 松 守 雄 第2 監査結果 1 蓮野小学校 備品台帳に基づき 20 数点を抽出し、現地にて、子ども教育課長、担当者及び 教頭、事務職員立ち合いで、監査を実施した。 全般的に備品の管理、保管及び利用状況は良好であったが、次の点について 検討を望む。 (1) 陶芸製作用教材焼釜(七宝焼用)について、必要とされる課に所管換えを行 い有効利用されるよう検討されたい。 (2) 平成 27 年度に購入した備品に未だ利用されていないものが見受けられた。 (3) 備品等の保管について一層の整理整頓をされたい。 2 蓮野こども園 備品台帳に基づき 10 数点を抽出し、現地にて、子ども教育課長、担当者及び 園長立ち合いで、監査を実施した。 全般的には問題はなかったが一部、次の点について検討されたい。 (1) 園児用の自転車について、利用がなく 7 台倉庫に保管されていた。必要と される課に所管換えを行い有効利用されるよう検討されたい。又、古くて使 われてない映写機一式があり、廃棄手続きを行い整理されたい。 (2) 備品台帳に載っていない寄贈されたと思われる物品があった。早急に調査 し、台帳登録をされたい。 3 総括意見について 学校、園ともに備品は充実しているが、老朽化が進んでおり今後、買替えが必 要になると思われるので計画的に対応されたい。又、学校における教材備品につ いては、必要な配備を行い教育効果の向上に資するよう望む。 なお、学校、園は、所管課による定期的な備品等の管理状況の確認を実施する ことが望ましい。 以上
© Copyright 2025 ExpyDoc