NPO 法人 福井芸術・文化フォーラム主催「激・まちげき 2016」参加作品 相模友士郎演出作品『スーパーインポーズ』福井公演 参加者募集 NPO 法人 福井芸術・文化フォーラム主催「激・まちげき 2016」の参加作品として福井市文化会館ホールにて、 福井市出身の気鋭の演出家・相模友士郎による演劇作品『スーパーインポーズ』が上演されます。 『スーパーインポーズ』は 2016 年 2 月に長野県・信州大学の学生と相模友士郎とが共同で制作した劇場の外からの 電話によって進行する一風変わった演劇作品です。劇場の外に出て行った出演者たちは、 自分がいる場所から見える風景ついて語りながら、徐々に自分自身について語り始めます。 劇場で待つ電話越しの観客たちは語り手の多様な声を聞きながら 語り手の姿を想像し、劇場という場所や、劇場を取り巻く街について思いを巡らす時間になるでしょう。 今年 8 月に行われる福井市文化会館での上演にあたって信州大学の学生に加え、 福井に住む大学生の参加者を募集します。 舞台経験は不問です。信州大学の学生と福井という街や劇場、演劇、芸術について 作品作りを通して一緒に悩んでくれる方の参加をお待ちしています!! 「演劇」というとセリフが上手に話せたりしなきゃいけないの? と思うかもしれませんが、僕はあまりそういう事を重要に思って いません。それ以上に劇場に人が集まり、そこで様々な人が出会う 「場」が作られるという事に僕は演劇の魅力を感じています。 つまり、 演劇とは様々な人が集う「場について考える為のメディア」 だと僕は捉えています。また、一方で劇場といった具体的な「場」 以外にもう一つ重要な「場」をわたしたちは持っています。 それは「わたし」という場です。「わたし」の身体とは様々な 事を悩み、考える意識の入れ物です。これもひとつの「場」と して考えることが出来るでしょう。今回の 『スーパーインポーズ』 は信州大学の学生たちと、それら「場」について 4 ヶ月にわたって 議論ながら制作されました。福井での再演にあたって長野から やってくる信州大学の学生と一緒に、今回の福井の参加者と自 分自身についてや、わたしたちの住む街についてなど、改めて 対話を重ねながら福井にフィットした『スーパーインポーズ』 を創作できればと考えています。みなさんの参加を楽しみ にしています! 構成・演出:相模友士郎 【対象】 福井県在住の大学生の方、5 名程度。 ※舞台経験は問いません。 ※先着順にて決定します。定員になり次第、締め切らせていただきます。 【クリエイション日程】2016 年(福井市内) ⃝ 7 月/ 3 回程度行う予定。 ⃝ 8 月/ 8 月 20 日から信州大学の学生とのクリエイション開始。 ※スケジュールは参加者と日程を相談して決定します。 【リハーサル】8 月 25 日(木)∼26 日(金)/福井市文化会館 【本番】8 月 26 日(金)19:30∼/福井市文化会館ホール 【参加費】無料 【お申し込み・お問い合わせ】[email protected] メールに[お名前・年齢・電話番号]を記載の上、お送り下さい。 メールを確認し次第、今後の予定について折り返しご連絡させていただきます。 【主催・お問い合わせ】NPO 法人 福井芸術・文化フォーラム 〒910-0019 福井市春山 2-7-1 福井市文化会館内 TEL. 0776-23-6905(月∼金 10:00 ∼ 18:00 /土日祝休) 構 成 ・ 演 出 / 相 模 友 士 郎(さがみ・ゆうじろう) 1982 年福井生まれ。演出家。京都在住。2009 年に伊丹に住む 70 歳以上の市民との共同制作舞台『DRAMATHOLOGY /ドラマソロジー』 を発表し、翌年、国際舞台芸術祭フェスティバル/トーキョー 10 に正式招聘される。2012 年に初のダンス作品『天使論』を TPAM inYOKOHAMA2012 にて発表。 『天使論』は各地で再演され、2015 年、TPAM in YOKOHAMA 2015 にて国際コラボレーション作品と して再演。2013 年には、NPO 法人福井芸術・文化フォーラム「福井芸術・文化フォーラム設立 15 周年記念事業/地域とアーティスト との共同制作舞台」のアーティストに選出され、福井在住の 17 ∼ 74 歳の市民 17 人との共同制作『それはかつてあった』(福井市 文化会館、2013 年)を発表。その半年間の制作を追ったドキュメンタリー「『それはかつてあった』∼ 1 人+17 人の舞台制作ドキュ メント∼」は、福井ケーブルテレビにて放送された。その他の作品に『中平卓馬/見続ける涯に火が…』(2011) 、 『ナビゲーションズ』 (2014)、『リアクション』(2015)など。様々なコミュニティの中に入り込み、そこにいる人々と共同しながら、見るという身体的 経験を問い直すような舞台作品を発表している。 http://www.sagami-endo.com/
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