仕様書 1 件名 新生活応援キャンペーン事務局等運営の委託(2016年) 2

仕様書
1
件名
新生活応援キャンペーン事務局等運営の委託(2016年)
2
委託項目(概要)
株式会社ゆうちょ銀行にて実施するキャンペーンに関して、以下の事務局業務を行うこと。それに
伴い、受託後すみやかに、業務概要、体制図、業務フロー、スケジュール等をまとめた事務局運営
マニュアルを制作すること。内容等詳細については、事前に株式会社ゆうちょ銀行営業部門営業統括部
プロモーション担当(以下「主管担当」という。)の確認を受け確定させること。
(1) キャンペーン対象者の抽せん
(2) 当せん者向けあいさつ状等の制作
(3) 当せん者向けあいさつ状等発送及び当せん者向けキャンペーン事務局の運営
(4) 最終報告書の作成
3
委託期間
契約締結日から2016年10月7日(金)まで
4
委託内容
(1) キャンペーン対象者の抽せん
主管担当から抽せん対象者データ(管理番号及び口数)(CSVファイル(予定))を2種(以下「抽
せんデータ①及び②」という。)交付するので、主管担当立会いのもと厳正な抽せん作業を行うこと。
そのうえで、抽せん対象者データ全件を、当せん順位に並び替えたデータ(以下「当せんデータA、B
及びC」という。)を作成し 主管担当に納品すること。当せん順位は、繰り上げ当せん等に使用する
ことがあるため、主管担当が指定する当せん者数以下の順位についても順位をつけて納品すること。
なお、予備数は各賞当せん者数の30%とする。また、当せん順位が付与されなかった管理番号は削除
せず、当せん順位に並び替えたデータの下方に残すこと。
抽せんの具体的な方法等については、主管担当と事前に調整し、抽せんフロー等について
報告書
として主管担当に提出すること。
抽せん対象者データ交付日等は以下のとおり。
抽せん
抽せん
当せん
データ
対象者数
データ
①
約476千件
(見込)
当せん者数
データ交付日
抽せん実施日
当せんデータ
納品日
3,000名
A
※ 3,001位以下についても
順位をつけること
2,000名
B
②
抽せん対象者
※ 2,001位以下についても
約498千件
順位をつけること
(見込)
5,000名
C
※ 5,001位以下についても
順位をつけること
2016年
2016年
2016年
7月15日(金)
7月20日(水)
7月27日(水)
(予定)
(予定)
(予定)
(2) 当せん者向けあいさつ状等の制作
ア
次のとおり、あいさつ状、宛名台紙及び封筒のデザイン制作・
印刷を行うこと。デザインに
ついては、主管担当と協議のうえ決定すること。なお、ロゴマーク等を表示する場合には、必要
な素材を主管担当から提供する。
宛名台紙、あいさつ状および封筒の仕様等は以下のとおり。
なお、下記の数量とは別にそれぞれ10部ずつ、主管担当に提出すること。
印刷物
サイズ
材質等
印刷
数量(予定)
10,500枚
宛名台紙
220mm×115mm
連続伝票用上質
片面4色
(うち予備300枚)
紙(127.9g/m2)
(CMYK)
(うち繰上げ当選
用200枚(想定))
3,160枚
(うち予備100枚)
あいさつ状A
(うち繰上げ当選
用60枚(想定))
2,140枚
A4
あいさつ状B
上質紙
片面4色
(うち予備100枚)
(81.4g/m2)
(CMYK)
(うち繰上げ当選
用40枚(想定))
5,200枚
(うち予備100枚)
あいさつ状C
(うち繰上げ当選
用100枚(想定))
235mm×120mm+35mm程度
洋封筒
(横×縦+ベロ)
窓1箇所あり ※
ポリスチレンフィルム
厚さ
上質紙
2
(127.9g/m )
表4
10,500枚
(CMYK)
(うち予備300枚)
裏1色(地
(うち繰上げ当選
紋)
用200枚(想定))
※
透かし窓
0.023mm
イ
項番4(1)にて納品した当選データA、B及びCに対して、主管担当において発送先の氏名・郵便番
号・ 住所、顧客識別番号等の必要情報を付与したCSVデータ(以下「発送データ①、②及び③」
という。)を電子記録媒体(CD-R(予定))にて交付(2016年8月8日(月)予定)するので、上
記アにて用意した宛名台紙に印字すること。印字位置や印字サイズ等詳細は主管担当と調整の上、
決定すること。交付する宛先情報テータの住所・氏名に外字フォントが含まれている場合は、外
字フォントを登録すること。また、登録外外字が含まれている場合は、別途主管担当と協議の上、
対応方法を決定すること。
(3) 当せん者へのあいさつ状発送および当せん者向けキャンペーン事務局の運営
ア
次の内容を1セットとして、洋封筒(項番4(2)で制作したもの)に封入・封緘し、合計10,000
セットの発送物を用意すること。
セット内容は以下のとおり。
品名
発送データ①
発送データ②
発送データ③
イ
備考
数量
宛名台紙
3,000セット
あいさつ状A
宛名台紙
あいさつ状B
セット(予定)
4(2)で制作したもの
宛名台紙
あいさつ状C
1枚
2,000セット
5,000セット
あいさつ状の発送
上記アにて封入・封緘した発送物を、2016年8月26日(金)(予定)までに主管担当が指示する
日本郵便株式会社の支店(東京都内1か所(予定))に普通郵便を利用して差出を行うこと。発送に
あたっては、主管担当から交付する「後納郵便物等差出票」を使用すること。なお、差出後は「後
納郵便物等差出票」および郵便局から提出される「後納郵便物等取扱控(お客様用)」(いずれも
写し可)を主管担当に提出すること。
宛先不明で戻り郵便となった宛先への再送は行わないこと。
主管担当が定める条件により、繰り上げ当せん等が発生した場合は、主管担当の指示により、 当
せんデータAについては3,001位以下、当せんデータBについては2,001位、当せんデータCについては
5,001位以下の当せん者へ順次発送すること。
ウ
コールセンター対応
お客さまからの問い合わせに対応できるよう、2016年8月29日(月)から2016年9月23日(金)
(予定)まで、キャンペーンに関する問い合わせ用コールセンター(携帯電話及びPHS等からも
受電可能なフリーダイヤル)を設置し、お客さまからの問い合わせに対応すること。
対応するにあたり、事前に主管担当と調整のうえ、お客さま対応用想定問答を含んだコールセン
ターマニュアルを作成すること。
コールセンターの稼働時間は平日(土・日、祝日を除く)の10時から17時までとする。コールセ
ンター閉鎖後の2016年9月23日(金)17:01から2016年9月30日(金)(予定)まで、お問い合わせ受
付終了の自動案内の再生を行うこと。自動案内の内容については、事前に主管担当と調整のうえ
確定すること。
また、事務局運営報告書の中にコール入電件数、問い合わせの種類別件数を記載すること。
エ
苦情対応
(ア) 委託業務において把握したお客さまからの苦情、意見・要望について、主管部の指示に基づき、
報告する体制を整えること。
(イ) お客さまから寄せられた問合せ(照会)以外の苦情、意見・要望については、その内容と対応
状況を漏れなく把握し、把握した都度、主管担当に随時報告するとともに、翌日(「翌日」が土
曜、日曜、休日(年末年始を含む)の場合は、その翌日以降最初に主管部が業務を行う日)12時
までに、受付日、お客さま情報(氏名等)、申出内容、対処内容等を盛り込んだ報告書を主管部
に提出すること。
(ウ) 苦情等の報告に関する主管部からの指示内容については、委託業務を行う全てのオペレータ等
に周知・徹底を図ること。
(4) 事務局運営報告書の作成
上記(1)から(3)までの業務終了後、最終事務局運営報告書を作成し、主管担当に提出すること。
内容の詳細については、事前に主管担当と調整を行うこと。
なお、全ての業務の終了後には、契約書別紙「情報保護・管理要領」に基づき、主管担当の指示
に応じて、本業務において使用した全ての事務局保有データ(バックアップ等を含む。)の消去及
びドキュメントの廃棄を実施し、廃棄証明書(様式適宜)を提出すること。廃棄等処分作業は受託
者の自社敷地内又は受託者のグループ会社敷地内で立会者を設けて実施すること。
5
提出物、提出期限等
提出物
1
2
3
4
事務局運営
マニュアル
当せんデータ(A、B、C)
当せん者向け
あいさつ状(A、B、C)
当せん者向け
封筒
規格
種類
数量
A4(様式適宜)
1種類
10部
CD-R
1種類
1枚
A4
1種類
10枚
1種類
10枚
CD-R(イラストレータファイル)
1種類
1枚
A4(様式適宜)
1種類
1部
A4(様式適宜)
1種類
10部
CD-R
1種類
1枚
A4(様式適宜)
1種類
1枚
235mm×120mm+35mm程
度
(横×縦+ベロ)
当 せん者向けあいさつ状
5
(A、B、C)および封筒版
下データ
6
コールセンター
マニュアル
7
事務局運営最終報告書
8
9
6
データ廃棄証明書
提出期限
(予定)
2016年
7月8日(金)
2016年
7月22(金)
2016年
8月5日(金)
2016年
8月5日(金)
2016年
8月5日(金)
2016年
8月15日(月)
2016年
10月7日(金)
2016年
10月7日(金)
その他
(1) 本契約の内容および解釈等について疑義が生じた場合、その他、特に必要がある場合は主管担当あて
連絡すること。また、主管担当と協議した結果については、受託者において協議内容を記録し、主管担
当あて提出すること。
(2) 委託内容が確実に履行されていない可能性があることが判明したときは、本契約期間終了後であって
も、当該申告等における疑義を解消するため、誠実に対応すること。なお、再送等に係る一切の経費は
受託者負担とする。
(3) 受託者は、履行終了後速やかに完了届・報告書等(様式適宜)を主管担当に提出すること。
(4)本契約の履行に従事する貴社労働者に対する作業指示、労務管理、安全衛生管理等に関する指揮命令
は、すべて受託者の責任においておこなうこと。また本契約の履行に従事する貴社労働者に対する作業
指示は、作業責任者を配置し、作業責任者を通じて行うこと。
(5)緊急時において本契約を履行するためのコンティンジェンシープランを策定すること。
(6)契約変更が必要と認められる事情が発生した場合は、委託先に契約変更の申し入れすることができる
こと、それを受けて委託先は誠実に対応すること。
(7)委託情報の安全管理のため、従業者に対する適切な監督を行うこと。
(8)ゆうちょ銀行監査部門が必要と認めるときは、受託者に対し契約書監査条項の定めるところにより、
受業務に関し監査を実施することが出来る。
(9) 受託者は、次に掲げる事項について、あらかじめ主管担当の確認を受けるとともに、主管担当から確
認資料の提出又は閲覧等の要請があった場合にはこれに応じること。
また、主管担当による確認の結果、主管担当が必要であると判断する場合は、受託者に対して見直し、
修正、是正等を求めることができるものとし、この場合、受託者は主管担当と協議の上当該見直し等を
行うこととし、その当否について主管担当の確認を受けること。
ア.社外からのメールを受信できる端末(顧客の個人データを保有するシステムにアクセス可能なメー
ル利用端末を含む)を使用する場合、次に掲げる事項が整備されていること。なお、受託者におい
て新たなシステムを構築(ASPサービス等クラウドサービスを利用し当行向けにカスタマイズす
るものを含む。以下同じ。)する場合は、これらを整備することとし、整備内容について、主管担
当の承認を得ること。
①
通信を監視し、不審なメール等を検知・遮断する機能が整備されていること
②
標的型攻撃メールによる被害発生時の対処フローが整備されていること
イ. インターネットに接続するシステムを使用する場合、次に掲げる事項が整備等されていること。
なお、受託者において新たなシステムを構築する場合は、これらを整備等することとし、整備等内容
(②は診断項目、診断結果も含む)について、主管担当の承認を得ること。
①
通信を監視し、不審な通信を検知・遮断する機器等が整備されていること
②
セキュリティ診断を実施していること(※1)
③
不正アクセス等による被害発生時の対処フローが整備されていること
④
クラウドサービス等他社とリソースを共有する場合、他社システムへのサイバー攻撃が当該シス
テムに与えるリスクを認識していること(※2)
※1
受託者において新たなシステムを構築する場合は、新たなシステムによるサービス開始前にセ
キュリティ診断を実施すること。
※2
受託者において新たなシステムを構築する場合で、クラウドサービス等他社とリソースを共有
する場合、他社システムへのサイバー攻撃が当該システムに与えるリスクを明確化すること。
(10)本仕様書における疑義については、主管担当の指示及び解釈によること。