平成 28 年度基幹相談支援事業 講演会のご案内 なぜ障がいのある人は闘わねばならなかったか? ~当事者と障害者差別解消法~ ■障がいのある子どもが家族とつないでいた手を振りきって、1 人で駆け出してしまった。子 どもの名前を呼びながら探しまわったが、なかなか見つからない。時間が長引くにつれて、 周囲から「迷惑ですから」と言われてしまった。 ■ツアー旅行でペースト食の相談をしたら、食事代が含まれる旅行代金を払っているのに「必 要なら自分で持って来てください」とホテルから言われた。それならばミキサーを持参し ます、と伝えたところ、「他のお客様もいらっしゃいますので」と断られてしまった。 ■車椅子の自分が通勤バスを待っていると「満員です」と乗車拒否をされてしまう。ようや く停車したバスにも、歩ける人が先に乗車。先に並んでいた車椅子の自分は取り残されて しまう。 1970 年代前半、障害福祉サービスも障害者差別解消法のような法律もなかった時代に、 「家に閉じこもらんと、外に出たら楽しいことがある」「前向きでなかったらあかんわ」 と、街に出て、地域での自立生活をはじめた当事者、当事者を支えた介護者がいました。 この時代から現在にいたる歩みは、差別と闘いつづけた歴史でもあります。 今回の講演会では、著書「カニは横に歩く 自立障害者たちの半世紀」で講談社ノン フィクション賞を受賞した、フリーライターの角岡伸彦さん、著書にも登場する当事者 の福永年久さんをお招きしています。福永さんは 1976 年から地域で自立生活を送り、角 岡さんは大学時代から社会人に至るまで長い間介護者を経験されています。 お二人が生きてきた時代と現在の「差別解消法」は、どのようにつながっているのか? 講演会では実体験に基づいて、お二人にトークセッション方式で語っていただきます。 多くの皆様のご参加をお待ちしております。 日 場 時:平成 28 年 7 月 4 日(月) 10:00~12:00(受付 9:00~) 所:浦安市役所新庁舎 4階 S2~S4 会議室 ■申込み詳細は裏面をご覧ください■ なぜ障がいのある人は闘わねばならなかったか? ~当事者と障害者差別解消法~ 日 時:平成 28 年 7 月 4 日(月) 場 所:浦安市役所新庁舎 講 師:角岡 伸彦(かどおか 10:00~12:00(受付 9:00~) 4階 S2~S4 会議室 のぶひこ) 氏 昭和 38 年、兵庫県加古川市生まれ。関西学院大学社会学部卒業後、神戸新聞記者等を経て、 フリーライター。 「カニは横に歩く 自立障害者たちの半世紀」 (講談社)で第 33 回講談社ノ ンフィクション賞受賞。 最新刊は「ふしぎな部落問題」 (ちくま新書) 福永 年久(ふくなが としひさ) 氏 昭和 51 年より姫路市で自立生活を始める。全国青い芝の会会長。 対 象:障がいのある当事者、家族 行政・福祉・医療・教育領域で対人援助業務に携わっている方 その他講演会のテーマに興味のある方 参加費:無料 定 員:先着 50 名程度 申込方法:下記申込書にご記入の上、FAX・E メールでご連絡ください。 申込締切:平成 28 年 6 月 27 日(月) ※新庁舎はバリアフリーです。多目的トイレもございます。※手話通訳を行います。 <申し込み・連絡先>浦安市基幹相談支援センター(担当:中島) 〒279-0022 TEL:047-304-8822 FAX:047-304-8821 浦安市今川 1-14-52 E-Mail:[email protected] 浦安市基幹相談支援センターは、障害者総合支援法に基づき、浦安市から委託を受けて 相談支援事業を行っております。この事業の一環として、講演会を開催いたします。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・申込書(FAX:047-304-8821) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 所 属 氏 名(フリガナ)※複数名でも構いません。 連絡先 ■車椅子スペース確保、手話通訳、当日資料の拡大版準備等、その他、ご希望がありましたらお申し 出ください 【 】
© Copyright 2024 ExpyDoc